青い蹉跌
横尾茂明:作

■ 鬼畜な構図8

その時オニイサンが帰ってきた…。
「テツよー、テメーがするんじゃねーよ」

「ヘイ…すんません…ちょっと我慢が出来なくて…」

「バカヤロウ…ったく、しょーがねー野郎だな」
「まっ、いいや…さー始めるぞ、テツ! 空きのシーンは埋めたのか」

「はい、後はアナルSEXだけです…」

「よし…じゃー始めるか…」

「由加!、もう最後だ」
「ちょっと痛いが…おめーのケツの穴借りるぜ…」

「いや…いやです…お尻なんて絶対出来ません…いやー」

「何行ってやがる、さっきお前の尻に湯を注入した理由が分かってねーのか」
「浣腸で俺のマラより太てークソひり出しやがって…出来ませんだとー」
「おう! もう一度言ってみろ! 殴るぜ」

「あぁぁぁ……でも…でも…怖いの…」

「ハイハイ…誰でも最初は怖いの!、何でもいいからそこに寝て脚を抱えろ」

往復ビンタされ泣かされて言うこときいたの…
そして仰向けに寝かされ、モモの内側持たされて脚を開く…。

またローションをかけられる…テツさんがカメラをこちらに向けてる
指がお尻に入ってくる…柔らかくほぐされる感じの揉み方…。

「おっ、もう柔らかいじゃねーか、じゃぁ二本入るかな?」
「入るじゃねーか…こりゃーいいぜ」

あぁぁぁ…キツイ…キツイです…こんなに痛いの…
「力を抜けや! そうしたら痛くねーんだから」

「テツ、ローター出せや」

あぁぁぁ…お尻に何か入れられる…振動してるヨー
ぅぅぅ…何これ…変な感じ…あっ、全部入っちゃったよー
ふぅぅ…オニイサン出し入れしてる…お尻の穴って気持ちいいの?。

「だいぶ柔らかくなってきたぜ…もういいだろう」

振動するのヌルって抜かれ…オニイサン、亀頭にローションかけてしごいてる

あっ、もう入れるの…イッ…いったーぃぃ…うぅぅぅぅ……痛いヨー。

太いの…こんなに太いなんて…テツさんのほうがいいよー
あぁぁー破れちゃう…破れちゃうよー。

「テツ、ちゃんと撮れてるか?」

「はい…ばっちりです」

「くーっ締まるぜ…中坊のケツはよー、しかし叩いて泣かせて撮り放題」
「クククッ元手入らずの商売だぜ…それもこんなに気持ちよくてな…ムヒヒィ」

「しかし可愛い顔してよく泣くガキだぜ…」
「でもよー…見てみろこの肌のきめ細かさを…」
「まるで赤ん坊のようだろー…もう手放せんぞこいつは」

「テツ…覚えておけ! このガキは俺のもんだからな、手出したらただじゃ済まんぜ」

お尻を持ち上げられ…今度は四つん這いで、後ろから無慈悲に串刺しにされる
胃まで届きそうな感じに怯える…この形…正常位よりきつい…あぁぁぁ痛いヨー

「こんなちいさなケツ…クーッたまらん…まんま鬼畜だぜー」
「見ろよこの穴…あっ、粘膜が引きずり出てくるぜ」
「ヤバ…壊れちまうかなー、血もだいぶ出てきたし…」
「まいいや…若いからすぐ治るだろう、しかし中坊で痔かー…クククッ可哀想」

「あぁぁぁ…いく…いっちまう…こりゃ気持ええー」
「くぅぅぅ…うっ…うっ…ぅぅぅぅぅ……」


体の中心に杭を打ち込まれた感じで…わたし…すぐに起きあがれなかった…。

お尻の穴が焼け付くように痛いの…息が苦しいくらい
フッフッって息してないと飛び上がるほど痛いの…。

オニイサン…もう帰れって蹴飛ばす…なんて無慈悲な行為…。
さんざん私の体をオモチャにして…用が済んだら足蹴にするなんて。

こんな痛いこと私の体にしておいて…ひどいよ…酷すぎるヨー
私…声を上げて泣いちゃった…。
こんなむごい仕打ち…こんなことって有るの…。

テツさんが見かねて…
お尻と性器をウエットティッシュで優しく拭いてくれた。

わたし…お尻の穴を押さえて…テツさんにすがって何とか起きあがった
オニイサン…知らん顔してモニター見てる。

シャワー浴びる気力も無くて…下着をふらつきながら着けたの
洋服をようやく着てテツさんにお辞儀した…テツさんゴメンネって顔してくれた。

ドアを開けてくれて…私の手にお金を握らすの…。
「由加ちゃん…ビデオ高く売れたら…もう少し上げるからね」
そう言ってドアが閉められた……あぁぁ終わったのね……。

ビリヤードから少しでも遠くに逃げたかった…。

でも駅まで歩くのが大変だった…お尻が焼け付くように痛くて
息するのも苦しいくらい…切れてるんだろうな…。
オニイサンのセイエキが洩れてきて…お尻が冷たくて気持ち悪い…。

電車の席が空いてても座れなかった…。
つり革にもたれ、ただ痛みが早く消えることだけを願ったの。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊