青と赤
大門:作

■ 10

祥子は聡子に抱きついてきて、子供が親に普通に甘えるようにしていた。
ただ、それは涼太が仕掛けたことだった。
祥子の手には媚薬が盛り付けられており、聡子の隙を見て、祥子は聡子の下半身に塗りこんだ。
股間までは及ばなかったが、塗られたところが熱くなっていくのを聡子は感じていた。
またシャワーを浴びると涼太の親は怪しむので、聡子はそのまま祥子を連れて、夕飯の場へと向かった。
体はもう耐えられそうになかった。聡子の様子を涼太どころか祥子まで覗き込んでくる始末だった。

母子一緒に寝かせて、それを立ったまま眺めていた涼太は時折、二人にちょっかい出しながらも、「この二人も壊れたし、ほかを探したいな……」と考えた。
母子が悶え苦しんで、母子ともに涙を流していた。
二人にバイブを突っ込むと、すぐに潮を吹いていってしまった。
すでに二人とも布団は汚れており、シーツは意味を成していなかった。
そのうち祥子のほうが失神してしまい、顔に水を掛けて元に戻した。
聡子はもう体力的に無理だったのか、いつの間にか声だけを上げている状態になった。
そんな二人を放置して、涼太は部屋を出た。
しばらく部屋で考え事をしていたが、二人が気になり、また二人の部屋に戻ると痙攣している二人の裸体を見て、物足りなさを感じてしまった。
何かむしゃくしゃする気持ちをぶつけるように聡子の中に入ってみた。
聡子はもうSEXマシンと化してしまい、途中で泡を吹いてしまった。
次に祥子に入れてみるとやはり涼太の予想を上回る反応を見せていた。
涼太は祥子の中に出して、祥子の顔に汚れたモノを擦り付けていた。
聡子はその頃、完全に眠っていた。
祥子もその後、すぐに寝てしまった。
涼太はシャワーを浴びて、部屋に戻り、これからの事を考えていた。
とりあえずは祥子の友達を家に連れ込もう……。
聡子も言うことを聞くだろうから、何かしらの手段で聡子の友達の人妻連中を相手にするのも良い……。
などと考えているうちに、涼太は眠っていた。

翌朝、涼太が起きた頃には両親も聡子も出勤していた。
家には祥子と二人っきりだが、祥子も疲れているのか、元気がない。
それでも涼太が起きてくると、涼太の傍に来ていた。
祥子は涼太の遅い朝食を用意して、涼太の隣に座った。
涼太がおもむろに祥子に「脱いで、ついでに俺のをなめて」と言うと、祥子は素直に「はい」と返事して、その場で服を脱ぎ捨てて、涼太のモノを涼太のパンツから取り出して涼太が朝食を摂っているにも関わらず、その足の間に入って、咥えだした。
涼太も何もないかのように朝食を摂り、タバコを吸い始めた。
「祥子、灰皿持ってきて」と言うと、全裸のまま一度キッチンに行き、涼太に灰皿を手渡すと、また涼太の足の間に入った。
涼太が「昨日さぁ、夜、お前の中に出したから」と言うと、祥子は一度動きを止めたが、そのままむしゃぶりつくように再開した。
「今日は俺、出かけるかもしれないから、一人で寂しいだろうから、友達呼びなよ」と涼太は今度は優しく声を掛けた。
普段から涼太の母親も祥子が気を利かせて、家に友達を呼ばないことに危惧していた。
祥子は嬉しかった。
なんだかんだと涼太は自分の事を思ってくれている。
涼太はまだ祥子の行動が途中だったが、止めさせて、友達に連絡をさせた。
電話口で友達に繋がった時に涼太の手が祥子に伸びてきた。
小ぶりの胸は鷲づかみされて、電話で話している最中に涼太が祥子の中に入ってきた。
祥子はなんとか友達に悟られないようにしながらも、吐息を漏らしていた。
どうやらその友達は来ることになったらしい、
「2、3人呼んでいいよ」と涼太が言うので、祥子は一度電話を切り、また電話を掛けた。
涼太は動きを止めていた。
同じようにまた友達を誘えた。
お昼過ぎに2人とも来る事になった。

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