青と赤
大門:作

■ 12

涼太のものを口に含んでいたとはいえ、自分で慰めて果ててしまったのは初めての体験だった。
涼太に「これ以上、ここにいたら友達に怪しまれるよ」と促されて、やっと部屋に戻った。
部屋に戻った祥子は友達二人がまだ画面に釘付けであることにびっくりした。
そのうち大人しい方の友達がトイレに立った。
トイレに向かおうとしたが、場所が分からないので、居間にいた涼太に声を掛けた。
涼太はトイレの場所を教えたものの、その子の腕を掴んで引き寄せると、
「祥子に聞いたけど、ビデオ見てるんだって?」と少しにやけながら言うと、その子は間を置いて頷いた。
「実物見せてあげようか?」とさらに聞くと、その子は戸惑っている。
「みんなには言わないから、大丈夫だよ」と言うと、その子は少しの間の後に頷いた。
先ほどまで祥子が咥えていたから、涼太のものは立っていた。
目の前に差し出されたモノに戸惑いながら、涼太が「触ってもいいよ」と言うと、指で突く様に触った。
「ビデオみたいにしてよ」と言うと、手で握り扱き出した。
涼太は急にその子の前にしゃがみ、スカートに手を入れて、一気にパンツを脱がした。
そして、パンツにシミがあることを確認すると、「パンツにシミが出来てるよ」と言葉に出した。
その子はもう下を見つめたままだった。
「みんなに言っちゃおうか?」と笑いながら涼太は言った。
黙ったまま首を横に振るその子に対して、涼太は「じゃあ、俺も少しだけ触っていい?」と言った。
戸惑っている間にも涼太の手はその子の股間に到達し、「嫌なら、みんなに言うからいいよ」と言い放った。
その子の両手は胸の前で互いを握り締めるようにしていた。
涼太は股間を触りながら、名前を聞いた。『しおり』と言う名前だ。
「しおり、ここを触られて、どんな感じがするの?」と涼太はいやらしく聞くと、
「くすぐったいけど、変な感覚」と答えた。
そのうちしおりの腰が少し動き始めていた。
「しおり、そこに寝て」と床を指差した。
しおりは黙って仰向けに寝た。
スカートを捲り、しおりの足を強引に開くと、しおりの股間に涼太は顔を埋めた。
しおりは足を閉じようと踏ん張っているが、力が思うように入らず、涼太に良い様に恥ずかしい部分を舐められていた。
しおりも舐められているうちに抵抗を止めて、涼太に身を任せてしまった。
しおりに完全に媚薬が効いていた。
蛙のように床に寝そべっているしおりに涼太は移動して、口に自分のモノを突っ込んだ。
「うーーーっ」とうめくような声を上げたが、しおりはすでに正気ではなかった。
しおりの頭を抑えて、涼太は腰を振った。
そのとき廊下で人が近づいてくる音がした。
慌ててしおりをソファの後ろに隠し、下半身を隠してソファに寝そべった。
廊下を通ったのはボーイッシュな子だった。
目がやっぱりうつろで、完全に出来上がっている。
涼太はパンツだけ履いて、ボーイッシュな子の後をつけた。
トイレに入って、ドアが閉まろうとしたときに涼太は手を伸ばして、ドアが閉まるのをさえぎり、
ストレートに「見せてあげようか?」と聞いた。
きょとんとしていたボーイッシュな子は涼太の股間に視線を一度落とすと、頷いた。
「じゃあ、そこに座って」と涼太は声を掛けた。

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