青と赤
大門:作

■ 16

しおりは涼太の部屋に連れて行かれた。
「友達2人があんな状態だから、今日は2人でここで楽しもうよ」と涼太はしおりに言った。
それを言っている涼太の目に少し憎悪があることを感じたしおりの体は強張っていた。
そんなしおりに抱きついて、手際よく涼太は脱がして言った。
しおりはパンツだけの姿にされてしまった。
涼太はベッドに座ると、しおりを呼び寄せて、涼太のモノを咥えるように言った。
涼太の目を見たら、しおりは逆らえず恐る恐る涼太の足の間に膝間付き、モノをくわえ込んだ。
しばらくしてから、涼太はその場でしおりを立たせると、「パンツを脱いで」と言った。
しおりは脱がされたことはあっても、自分で人前で脱いだことはなく、陵辱感でいっぱいになったが、逆らったら、何されるか分からずゆっくりとパンツを脱いで涼太の足の間に立った。
涼太はまじまじとしおりの体を眺めた。
そして、「自分で濡らしてみろ」としおりに言った。
しおりはどうすれば良いのか分からなかったが、とりあえず自分の股間を触ってみた。
自分が感じるところを探し出し、そこを刺激していると、しおりの意志とは反してしおりの股間は濡れていった。
頃合を見て、時折涼太の指が入ってきた。
涼太が十分に濡れたと判断すると、涼太はベッドに寝転がり、
「自分が上になって、自分で入れてみろ」としおりに言い放った。
躊躇しているしおりに向かって、「昨日、自分でしてたことだろ」と少し怒鳴り口調で言った。
しおりの目はすでに涙がにじんでいた。
しおりは仕方なく、涼太の体の上にまたがり、自分の中に涼太のモノを入れた。
「動け」と涼太に言われて、入れるのにも大変だったのに、しおりは腰を動かし始めた。
たまに涼太が下から突き上げてくるたびに腰の動きを止めてしまったが、
ここで涼太をいかせれば終わると考えて、しおりは一生懸命に涼太を気持ち良くさせようとした。
それが逆効果になってしまい、自分のほうがおかしくなっていってしまったしおりはそのうち自分から涼太の体にもたれかかり、キスを求めたりしていた。
涼太は昨日のこともあり、長い時間しおりの中に入っていた。
最後はしおりの中に出したが、終わった後、しおりの方がぐったりとしてベッドに寝転がってしまった。
しおりの股間からは白濁液が垂れていた。
涼太も思いのほか良かったので、しばらくしおりの横で寝てから、居間に様子を見に行った。
居間では祥子の方のバイブは電池が切れており、祥子は床の上で寝ていた。
ひとみは時折体をびくつかせていたが、意識は朦朧としていた。
祥子のロープを解き、部屋に連れて行って、しおりの隣に寝かせた。

涼太は居間に戻るとひとみの両足を開き、バイブを抜き取った。
バイブを抜き取る動作にもひとみは体を敏感に反応させていた。
涼太はひとみの中に指を入れて、愛撫をしてやりながら、バイブをひとみのアナルに宛がっていた。
ひとみは涼太の指に過敏な反応を見せながら、アナルのバイブを飲み込んでいった。
すでに電池が切れているとはいえ、涼太が動かすバイブにも涼太の指にも反応を見せるひとみに気を良くした涼太だったが、昨日からの行為の関係もあったのか、モノは立たなかった。
ひとみはすでに精神的にも崩壊しつつあり、悲鳴と言うよりも奇声を上げ始めていた。
顔は涙でくしゃくしゃであった。
それでも涼太のモノは反応を見せずに、終わることなくひとみは涼太の手で陵辱されていた。
涼太が満足した頃にはひとみはボロボロになっていた。
しばらく間を置いた後に、涼太のモノが口に入ってきたが、ひとみはただ口を開けていただけだった。
そして、涼太が自分の中に入ってきたときには、何かにしがみつこうとして、涼太の体に自分から強い力で抱きついていた。
夕方になり、やっと開放されたひとみはしおりと祥子と一緒に涼太の車に乗せられて、
帰宅したが、しおりと祥子は涼太の部屋で寝ていたため、少し元気だったが、ひとみは帰る直前まで涼太の相手をしていたためにぐったりしていた。
ひとみは家に入ると、母親の顔を見ずに部屋のベッドに潜った。
あんなに恥ずかしいことをされて、なんで自分はあんな相手を喜ばす反応しか出来なかったのか……と考えているうちに寝てしまった。

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