青と赤
大門:作

■ 21

祥子は涼太の体を拭きながらも、浴室の2人が気になっていた。
涼太が「あいつらの体も拭いてやれよ」と言うと、
祥子はしおりとひとみに駆け寄り、抱き起こしながら、体を拭き始めた。
しかし、しおりとひとみの祥子に対する目は憎悪に満ちていた。
その目は「お前に会わなければ、こんな事にはならなかったのに……」と語るようだった。
それからひとみだけ呼ばれて、居間のソファの上で公開オナニーをさせられた。
途中から聡子の絡みが入り、レズショーとなった。
涼太はそれをテレビを付けて、横目で見ていた。
祥子としおりは昼食の準備をさせられていたが、しおりは祥子とは一切口を聞かず、淡々と昼食の準備をしていた。
昼食の出来上がるとレズショーも終わったが、ひとみは完全に聡子にやられていた。
ひとみが初めてエクスタシーを感じ、しかも、一度ではなく際限なく感じさせられてしまったのだ。
ソファには大きなシミが出来ていた。
みんながテーブルに付いたが、ひとみはしばらくソファの上でぼぉーっとしていた。
「結構、うまいじゃん」と涼太がしおりを見て言うと、しおりは少しツンとした。
それを見た涼太は「あとでご褒美あげるから、食べ終わったら、片付けは祥子に任せて部屋に一人でおいで」と言った。
そして、涼太は先に食べ終わると部屋に戻った。
しおり以外の3人にはちょっとした安堵感があったが、しおりはなるべく時間を掛けて昼食を摂った。
4人には暗黙の了解で涼太の言うことにはしばらく逆らえないという雰囲気があり、しおりもそれに従っていた。
涼太の部屋に入ると、涼太はベッドに横になっていた。
「お〜 しおり来たか〜 こっちに一緒に横になろうよ」と自分の横を平手でポンポンと叩きながら、呼ばれた。
しおりはそれに従い、涼太の隣に横になった。
すると、涼太はしおりの顔を撫でながら、キスをした。
また横になった涼太はしおりの顔の前に薬を差し出した。
しおりはまだそれが何の薬品かは知らない。ひとみに塗られたときはしおりの意識は飛んでいて、その薬によって、何が起きていたのかさえ知らなかった。
それを涼太はふたを開けて、しおりの前に差し出したのだ。
「これを全身に付ければ、肌が綺麗になるよ」と言ったのだ。
しおりは指先につけて腹の辺りに少しだけ付けてみた。
少し熱くなった。
「あったかくなってきたでしょ?それが良いみたいだよ。全身に付けてみ」と言った。
しおりは騙されていると分かっていながらも、自分で手に取り、全身に塗り始めた。
塗った所が、熱くなり最後のほうは自分では塗れずにいると、涼太が塗り始めた。
最後に股間にも塗られたしおりは気が狂いそうになっていた。
耐えようとする意識はあっても、体は痙攣が止まらなかった。涼太に股間に塗られたときにはもう歯止めが利かない状態だった。
涼太の手はしおりの股間から離れず、しおりの膣の中まで薬を塗られてしまった。
涼太がしおりの股間から手を離すと、しおりが涼太の腕を掴んだ。
「触って欲しいのか?」と涼太がしおりに聞くと、しおりは頷いてしまった。
しおりは意志とは違う事を涼太にせがんでしまった。
涼太は腕を掴まれていたしおりの手を自分の股間に持っていった。
しおりはまた自分の意志とは無関係に涼太の股間を愛撫し始めた。
自分から口にも含み始めた。
その間、涼太はしおりの股間を触っていた。
その様子はしおりが持ってきたデジカメに全て撮られた。
最後はしおりが上になり、自分から涼太のモノを自分の中に入れた。
その様子もデジカメに収められた。
涼太は寝たまま全く動かず、しおりは自分から腰を振っていた。
清楚なしおりが髪を振り乱し、自分から愛欲を満たしていく姿が自分のデジカメに収められた。
最後はしおりの中に出された。
涼太が終わっても、しおりはまだ涼太の上で腰を振り続けていた。
涼太はしおりの中からしぼんだものを抜かないままでいたら、また大きくなってしまった。
そして、2回目もしおりの中で果てると、涼太も疲れてしまった。
しおりも疲れてしまい、涼太にうつ伏してきた。
それを抱きとめてから、自分の横に寝かせると、ひとみとしおりの写真を全て自分のHPにアップした。
と言っても、あまりアクセスのないただの個人用の趣味で作っただけのHPなので、寂しいことにあまり他人に見られることはない。

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