青と赤
大門:作

■ 23

一度、居間に戻ったしおりは聡子からデジカメを受け取ると、浴室で呆然としている祥子とひとみをデジカメに収めた。
それから2人にタオルを投げつけて、居間に戻った。
しおりはふてくされた表情で戻ったから、涼太は放っておいた。
その間に聡子とソファの上で絡み合っていた。
そのうち祥子とひとみが居間に現れた。
聡子がゆっくりとソファの前の低いテーブルの上に横になると、涼太は3人に聡子の体を嘗め回すように言った。
またしばらくすると、ひとみだけを涼太は呼んで、聡子の股間を嘗め回したり、弄るように指示をした。
聡子は3人の行為に感じていたが、イク事はなかった。
それで涼太はひとみと祥子に対してだけ、股間に媚薬を塗りつけた。
「あと1分で聡子をいかせないと、1分ごとに薬を付けていくよ」と2人にだけ言った。
そこからしおりだけその場だけ外して、涼太は自分のモノを咥えさせていた。
「はい、1分」
一瞬、2人の動きが止まった。
聡子は少し笑みを浮かべていた。
「しおり、2人のどこでも良いから薬を塗ってやれ」という非情な言葉が居間に飛んだ。
しおりは薬を手に取ると、涼太が付けたのと同じ股間にしかも中まで丁寧に薬を塗りつけた。
祥子はすでに耐え切れなくなっていて、体をもじもじと動かしている。
ひとみは汗だくになりながら、耐えていた。
聡子はそんなひとみの頭を両手で抑えるようにして、自分の股間に押し付けた。
「はい、また1分」と涼太がしおりに声を掛けた。
しおりはそそくさと2人に寄って行って、薬を塗りつけた。
特にひとみは大量に塗りつけられていた。これも涼太の指示だった。
祥子はもう聡子の胸に吸い付くような状態から動けないでいた。
ひとみは聡子の股間に顔を押し付けられたまま、体を動かすことしか出来ないでいた。
祥子は自分で慰めていたが、少し四つんばいになって、両手がふさがっているひとみは耐えるしかなかった。
そこでしおりに涼太はバイブを2本持ってこさせた。
それをひとみの股間にある2つの穴に同時に挿した。
涼太はぐりぐりとアナルの方を回すように動かすと、しばらくしてから抜いた。
ひとみのアナルはぱっくりと開いたような状態になり、すかさず涼太がモノを差し込んだ。
容赦なくアナルを刺激する涼太にひとみは聡子の股間で悲鳴に似た声を上げていた。
「ひとみはこっちも名器だなぁ」と涼太が笑いながら言った。
「ちょっとうるさいなぁ」と言って、聡子の股間から顔を離させると、先ほどまでアナルに差し込んでいたバイブをひとみの口に入れた。
バイブはしおりが支えていて、時折抜き差しさせていた。
聡子はいつの間にか起き上がり、その様子をデジカメに収めていた。
祥子は床の上で意識が飛んでいた。

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