淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 待ち伏せ、そして恥辱6

 有紗の愛液に濡れた股間を見せられたサラリーマンは、それ以上刃向かうことはなかった。バツが悪そうに三人に背を向け、時折、チラッ、チラッと嬲られる有紗を盗み見ている。乗客全員が、見て見ぬ振りで有紗に視線を投げかけている。
(ああ、見ないで……。恥かしい……、見ないで……、誰も助けてくれないのね……)
 パンティーを履いていない有紗は、ただの恥かしがり屋の女の子だった。もう、雄一が力を入れなくても、有紗は抵抗する気力を失っていた。

 康次の言葉で、乗客の視線が変わった。不釣合いな3人を不思議そうに見ていた視線が、軽蔑や好奇心を含んだものになっていた。年輩の男性や買い物帰りの主婦たちが冷ややかな視線を三人に向けながら、陰口を言っている。
「最近の女子高生は羞恥心ってものがないの? 汚らわしい……」
「幼い顔して、何を考えてるんだ。電車の中で感じてるなんて……」
 若い男性たちは、好奇の目で有紗を見ている。
「あの娘、感じてるぞ。あの男の言うことは本当だったんだな。かわいい顔してるのに……」
「ああ、顔を上気させてる……。オマ○コ、濡れ濡れだぞ、さっき……。本物の変態女だぞ、露出狂の……」
 有紗の耳にも、乗客たちのヒソヒソ話が聞こえてくる。『違うの』と否定したくても、パンティーを履かずに電車に乗る女を信じるものはいないだろう。有紗は、胸を締め付けるような恥辱に必死で耐えることしか出来なかった。

 先ほどのサラリーマンが、チラッ、チラッと視線を有紗の股間に向ける。それに気が付いた康次が振り返り言う。
「見たいんだろ? ほら、見せてやる。触ってもいいぞ」
 そして、有紗のスカートを捲った。
「いや、私はそんな趣味はない」
 さっきのサラリーマンは、顔を横に向ける。しかし、やはり気になるのかチラッ、チラッと横目で有紗のほうに視線を向けてくる。
「いやっ、み、見ないで……。見ないでください」
 有紗は、真っ赤になった顔を弱々しく横に振る。
「こんなに若くて上等のオマ○コは滅多に触れねえぞ、ほら、どうだ?」
 雄一は有紗の腰を背中から押しだして見せながら、他の乗客にも聞こえるよう大きな声で言った。

 真っ白な肌に淡い翳りがはっきりと見えている。愛液に濡れ、撚り合わされた陰毛が淫らに立っているのがサラリーマンの眼にもはっきりと映った。
「度胸のない男だな。女がオマ○コ濡らして、股突き出してるのに触ってやることも出来ねえのかよ」
「ううっ、や、やめて……」
 有紗は、屈辱に眉を歪める。恥辱で真っ赤に染まった顔を横に向けた。
「本心じゃあ、触りたくてしょうがねえだろうにな。眼がそう言ってるぜ」
「ううっ……、違う……」
 サラリーマンは、本心を見抜かされたのが悔しく口元を歪めて、その場を立ち去った。

 乗客の好奇を含んだ視線の中、雄一と康次の愛撫は的確に有紗の性感帯を探り当ててくる。
「いやっ、そこはダメ……。だめえ、やめて……」
「見られながらこんなに感じるなんて、相当の淫乱だな。ここはどうかな?」
「ううっ、ううう……」
 女性を嬲ることに慣れている二人にとって、有紗はあまりにも無力だった。抵抗することを奪われての、初めての痴漢経験に、ただ戸惑うばかりだった。

 康次の指は、有紗の秘孔の中を掻き乱す。雄一も、有紗の抵抗がないことを察し、腕を掴んでいた手を離し、胸に廻している。両手で有紗の双乳を揉んでいる。二人は、目配せをし同時に有紗の弱点を攻めた。いままで何人もの女を手にかけてきた二人にとっては、有紗の弱点を見つけ出すことは容易なことだった。雄一の指が両方の乳首を押しつぶすと同時に、康次の指が有紗の淫芽を転がした。
「ああっ、あっ、あっ、あああ、ああああああ……」
 有紗は、小さく開いた口をパクパクさせ喘ぎ声をあげる。
「クリ○リスもこんなに尖りだしてるぜ。すけべな娘だな」
 康次は、スカートの中、上手に二本の指を使いクリ〇リス包皮を捲った。誰にも触られたことにない敏感な淫豆に直接に指を這わせた。
「だっ、だめえ……、あっ、あっ、ああああああ…………」
 有紗は、人目を気にする余裕もなく喘ぎ声をあげ、乗客の見つめる中、雄一の腕の中に崩れ落ちた。

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