淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 地下室の淫辱3

 有紗の全身をビデオカメラが収めていく。縄に縛られ、左右に割られた制服のブラウスが少女らしさを醸し出す。その間に、滑らかな肌の張りのある肉球が縄に絞り出されている。その下には、白い肌を飾る淡い翳りと恥丘を割る亀裂が陳列されている。それらを、アップで引きで映していく。カメラが上に移動していくと、そこには、愛らしい大きな瞳に涙を浮かべ、唇を震わせている有紗の顔がある。恥かしい姿を、後ろ手で縛られ隠すことも出来ない悔しさで涙が止まらない。

「ううっ、ううっ……、ううっ……」
 泣き声とも喘ぎ声ともつかない声が、有紗の口から漏れる。雄一が、有紗の乳頭を責め始めた。大きな掌に似合わず、繊細な責めを繰り返す。乳輪に沿って指を這わしたと思えば、強くやさしく、乳首を転がしていく。
「いやっ、ダ、ダメだってば……。やめて……」
「口ではイヤだといっても、乳首は正直だな。ほら、立ってきたぞ」
「そんなこと……、ない!……」
 有紗が首を横に振り、雄一の言葉を否定する。

 ビデオカメラを構えた康次が、アップで有紗の胸を狙う。ナレーションを入れながら、レンズを操作する。
「本当だ! 立ってきてますね。有紗ちゃんの乳首……」
「うっ、うそ……。そ、そんなこと、な、ない……」
 恥辱と自分の身体の変化に狼狽し、有紗の声が震える。

「下の方はどうかな?」
 カメラは、胸から股間へと有紗の身体を舐めるように移動する。必死で太股を捩り合わせ、少しでも亀裂を隠そうとする。その仕草が、悲壮感を漂わせた。雄一は、恥辱に震える有紗の表情を楽しみながら嬲っていく。康次がその痴態をビデオに収めていく。
「少し濡れてきてますね」
「いやっ、映さないで、そんなところ……」
 有紗が太股をぎゅっと強く合わせた。そのとき、肉の割れ目から一筋の淫蜜が流れ落ちた。
「淫乱な女だな。中はグショグショじゃないのか?」
 雄一の指が、有紗の亀裂を割り開く。秘孔に溜まっていた愛蜜が、一筋二筋と太股を伝って零れ落ちた。
「ううっ。有紗、淫乱なんかじゃない……。ううう……」
 頬を伝った涙が、有紗の胸を濡らした。

「これなら、もう、大丈夫だな!」
 ビデオが太股を伝う愛液を収め終わると、雄一は有紗の腰に繋がれた鎖をさらに巻き上げていく。ガラガラという音と共に、有紗の腰縄に繋がれた鎖が巻き上げられていく。
「兄貴のは大きいから、十分濡れてないとオマ○コが使い物にならなくなるからな」
「いやあーー、やめて! だめ! だめえーー」
 康次の言葉に、これから起こる恥辱を察した有紗は、腰を振ってもがいた。しかし、縄が緩むわけもなく、ましてや鎖が降ろされるはずもなかった。爪先が床から離れ、有紗の身体がぐらりと大きく揺れた。
「いやあああ……、ああ……」
 吊り上げられ不安定になった身体が、有紗の心まで揺らした。恥辱と不安が押し寄せてくる。

 雄一は、鎖をさらに巻き上げる。身長197cmの自分の股間に、有紗のお尻が同じ高さになるまで引き上げた。有紗の爪先は、完全に宙に浮いた。有紗は、自分の上体を支えきれなくなり前屈みに腰を折った。染み一つない双尻が、雄一の怒張に向かって突き出すような格好になる。白桃のようなお尻を目の前にし、雄一の目がにやける。

 有紗が、バタバタと脚を振って抵抗する。吊るされた状態では、それも、細腰をクネクネと揺らすだけだった。揺れるお尻が雄一の欲情を刺激する。
「じたばたしても無駄だ! 諦めな!」
 雄一は、有紗の腰に手を当て、揺れを止めた。そして、透明な先走り汁を噴出している亀頭を、目の前の亀裂にあてがった。
「だめぇ、こんなこと……。う、うそ……、うそよ、こんなことが許されるはずない……」
 雄一は、亀頭を有紗の亀裂に沿って這わしていく。先走り汁と有紗の愛蜜を混ぜるように這わす。亀裂の両側の柔肉の膨らみが、見る見る愛液に濡れていく。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊