淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 謂れなきお仕置き7

 切れかけた街路灯の下では、清が有紗のスカートに手を掛けていた。
「いやっ! やめて……」
 清には、有紗の言うことなど聞く気はない。ゆっくりとスカートが捲られていく。有紗のスラリと伸びた太腿が、二人の浮浪者の目前で露になっていく。

 有紗の成り行きを少し離れたベンチから眺めていた雄一は、有紗に埋め込まれているアナルバイブのスイッチを入れた。淫媚な振動が、有紗の直腸を直撃する。
「ううっ、だめえ……。うっ、うう……」
 二人の浮浪者の前で、有紗の呻き声が洩れた。

「清さん。こいつ、様子がおかしいぜ?」
 清は持ち上げたスカートの裾をベルト部に押し込んだ。露になった下腹部に鋭い視線を投げかける。有紗は、秘裂を隠そうと少し腰を引き太股を締め付けた。引き締められた下腹部で、太腿の合わせ部を飾る淡い翳りが揺れている。
「みっ、見ないで……、いっ、いやっ……」
 有紗は、二人の浮浪者の視線に真っ赤に恥辱に染まった顔を背けた。股間の三角地帯を隠す小刻みに震える繊毛を眺めながら清は、ダンボールハウス仲間の隆志に言った。
「ケツもスカートを捲ってみな」
 隆志は、有紗の後ろに回りスカートを捲り、前面と同じように裾をベルト部に差し込んだ。

 捲られたスカートの下で、双臀が突き出されている。キュンと吊り上がった若々しい肉球の下で、アヌスに押し込まれたバイブが太股に振動を伝えていた。隆志はしゃがみ込み、柔肉に深く刻まれた縦裂の奥を覗き込んだ。
「この女、ケツにこんなもん忍ばせてやがる」
 有紗のアヌスからアナルプラグが顔を出している。隆志は、ブルブルと振動するプラグの頭をグイッと指で押す。
「あああっ……、だめえ、触らないで……」
 有紗は、太股を撚り合わせ淫媚な刺激に耐えようとした。手錠で街灯の支柱に拘束された身では逃げることもできない。前も後ろもスカートを捲くられ、浮浪者者たちから恥かしいところを隠すことも出来ない。有紗は太腿を閉め、恥辱に腰を揺らすことしかできない。

 上半身は清楚で可憐な聖愛学園の制服を身に纏っている。スカートだけを捲くられ下半身を露わにした少女が腰を揺する姿は、二人の見知らぬ男たちのスケベ心を掻き立てる。清も隆志も薄汚れたズボンの中で、男自身を反り返らせていた。
「どうしたんだ? そんなにバイブが好きなのか? いやらしく腰を揺すって……」
 アナルバイブの振動に腰を揺すって苦闘する姿が、男には淫媚に映る。
「ち、違います……。恥ずかしいんです、つ、辛いんです……」
「辛いのかい? そんなに辛いのなら、早く気持ちよくしてやろう」
 清は、手の持った極太バイブを有紗の股間に近づけていった。

「いやっ、だめっ。い、入れないで……」
 有紗がバイブから逃れようと太股に力を入れると、秘孔の中に溜まっていた愛液が漏れ出した。
「口では嫌だ、嫌だっていっても、ここは早くお仕置きをしてって言ってるぜ。涎を垂らしながら……」
 ツー−ッと太股を伝う淫汁を見つけ、卑猥に口元を歪めバイブの先で淫裂を突付く。
「さあ、股を開きな! お望み通り、お仕置きをしてやるぜ。悪いことをした淫乱な娘さん!」
 清がバイブのスイッチを入れ、秘密の三角地帯に押し込んだ。淫媚な振動が、柔肉と太股を擽る。卑猥な戦慄が背中を走る。
「ううっ、だめぇ……。し、しないで……、いっ、入れないで……」
 有紗は、首を伸ばし顎を上げた。

「ツルツルだぜ、このお尻。たまんねえ触り心地だよ」
 有紗の後ろでは、隆志が虫歯だらけのすきっ歯を覗かせ有紗のお尻を撫ぜている。
「隆ちゃん、この娘の股を開いてやりな」
「よし来た! 任しときな」
 隆志が後ろから、有紗の膝を割り開こうとする。有紗は、必死に太股に力を入れて抵抗する。
「ひゃっ!」
 有紗は、短い悲鳴を上げた。隆志が、有紗の剥き出しのお尻をペロリと舐めたのだ。ナメクジが這うような気持ち悪さに思わず太股の力が抜ける。
「うめえや! さすがに女子高生のお尻だ。それも聖愛学園の……」
 その拍子に膝が少し割れた。一度開いた膝は、なかなか閉まらない。それも男の力に逆らうのは難しかった。

 隆志が、有紗のお尻に頬を寄せ舐め回す。舌がツルツルの肌の上を這い、まるでナメクジが這った後のように唾液を塗っていく。頬をスリスリすると無精髭がチクチクと柔肌を刺激した。
「やっ、やめて……。き、気持ち悪い……」
 有紗は、思わず悲鳴を上げてしまう。不快な感覚に力の抜けた有紗の太股が、徐々に開いていった。
「隆ちゃん、気持ち悪いとよ。浮浪者のオレたちじゃ……」
 清が、隆志を冷やかすように笑顔で話し掛ける。
「ひでえな。気持ちよくしてやろうと思ってるのに……。こんなお仕置きなら、いくらでもしてやるぜ、ヘヘへ……」
 隆志は、背後から有紗の膝を割り開きながらお尻の割れ目に舌を這わしていった。

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