淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 謂れなきお仕置き8

 前からは清がバイブの矛先で、有紗の秘孔に狙いを着けていた。
「ひぃっ、いっ、入れないでっ……、ひっ……」
 クネクネと胴身をくねらせながら振動する先端が、淫裂を押し広げようとする。アナルバイブの振動に刺激された有紗の蜜壷は、異物を受け入れに十分な淫蜜を湛えている。
「お前がお仕置きしてくださいって用意したものだろ? それっ、呑み込みな!」
 清は、バイブを持つ手に力を入れた。秘唇を押し開き、先端が柔肉に埋もれていく。グチュッと音を立て、カリ部分が肉の割れ目に隠れた。

 アヌスに入れられたバイブと共に新しく入れられた極太のバイブが、少女の股間の狭い間で柔肉を押し広げる。
「うっ、だ、だめえ……。うううっ、お、大き過ぎます。いっ、入れないで……」
 押し込まれる異物のあまりの大きさに、有紗は悲鳴を上げた。

 清は、バイブをさらに押し込んでいく。有紗には、股間がメリメリと音を立てているように感じる。股を引き裂かれるような恐怖に眩暈がする。
「うううっ、お、大きい……。こ、壊れちゃう、わたし……」
 秘裂の奥では、二つのバイブの振動が直腸と膣を隔てる柔肉を掻きまわす。
「あうっ、うううっ……、あん、ああっ、あああ……」
 有紗は、首を激しく左右に振り刺激の大きさと戦った。

 ついにバイブレーターが、清の手で奥まで押し込まれる。
「この娘……、こんなに太いの呑み込みやがった……」
 有紗のお尻を舐め回していた隆志も、極太バイブが秘唇に呑み込まれていく様を驚愕の眼差しで眺めていた。バイブは清が手を放しても抜け落ちることなく、有紗の股間でクネクネとブリップ部をくねらせている。清は、有紗の股間でクネクネとうねるグリップ部に付いたスイッチを操作した。振動レベルを『最強』にされたバイブは、淫汁を撒き散らしながら有紗の股間で暴れだした。

 有紗の呻き声が一段と甲高くなる。
「ひいっ……、あっ、あっ、ああっ……、あうっ、うううっ……」
 離れた場所から有紗の様子を見ている雄一が、アナルバイブのリモコンのスイッチと『弱』から『中』に変えたのだ。二つのバイブが、少女の下腹部で薄い柔肉を隔て暴れ狂っている。有紗は、顎を突き出し半開きの唇から呻き声を上げ続けた。

 清が秘孔に埋め込まれtバイブを出し入れする。後ろでは、隆志が相変わらずお尻をの感触を掌で、舌で味わっている。凶暴な振動を緩和しようと溢れ出した粘液が、有紗に与える刺激を別のものに変えようとしていた。
「……う、ううっ、いや……動かさないで、……さ、触らないで……」
 太腿を滴る愛液は、バイブを伝い清の手を濡らすだけに止まらず、地面に垂れて大きな染みを作っていた。
「あ、あハンっ、うっ、うっ……ああ、あううん……、いやっ……」
 開いたままの口から漏れる呻き声が、憂いを含んだものに変わっていく。

 有紗に戦慄を与えた刺激は、淫蜜を触媒にし淫媚なものとなり背筋を駆け上がる。そして感情を支配する。訳の判らない涙が、瞳から溢れ出た。清は、有紗の頬を伝う涙を見つけた。
「気持ち良すぎて泣いてるのか? そんなに気持ちいいのか?」
 清の言葉に、有紗は首を横に振った。
「ち、違う……。いやっ、嫌なの……、こんな所で……、こ、こんなもので……」
 わずかに残る理性で、有紗は否定する。否定する有紗を遠くから雄一は、あざ笑うかのように見つめている。

 雄一は、リモコンのスイッチを『中』から『最強』に移動させた。
「あ、ああっ……駄目ェ、うあっ、ううあっ、あっ、あ、ああああああ……」
 有紗は、太腿をブルブルと震わせながら背筋を仰け反らせた。二人の浮浪者は、有紗の変化に辱しめの視線を投げかけている。
「いっ、いやっ……。助けて、いきたくない、こんな所で……。オモチャなんかで……」
「すけべな娘だぜ。俺たちに見られながら感じてるぜ! それもバイブ二本ざしで……」
「本当だ! 自分からお仕置きを求める訳だ。こんなに感じやすい身体してんだからな」
 有紗は虚ろな意識の中、浮浪者たちの視線を感じていた。そして、遠くから見つめる雄一の視線を痛いほど感じていた。
「見ないで……。は、恥かしい……有紗を……、ああ、み、見ないで……、ああん……」
 今までにない恥辱の中、有紗は喉を仰け反らせ身体を震わせている。

「ふふふっ、もうじき逝くぞ。ははは・・・」
 雄一は、遠くに見える有紗の悶える様子に口元を嫌らしく歪ませる。美由紀は有紗の羞恥を見るのが辛くて、下を向いたまま唇を噛んでいた。有紗を助けることも出来ない自分を悔やんでいた。

(いっ、いい……。いきたくない……。た、助けて、雄一様。止めて……、せめてお尻のだけでも……)
 有紗は、薄れゆく意識の中で雄一に助けを求めていた。雄一様と呟きながら、肢体を激しく震わせた。有紗は電燈の支柱を背中に抱いたまま、ゆっくりと膝から崩れていった。

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