青い目覚め
横尾茂明:作

■ 羞恥戯5

「おじさん! スゴク良かった…これからもここに遊びに来ていい?」

「………」

由美の姿は幸夫には刺激的過ぎた。大きなシャツから伸びた美しい脚!
上気して輝くばかりの透明感のある美しい肌…
こちらに向かってくる時に、シャツの前開きから覗いた微かな翳りは幸夫の脳を焼いた。
由美は敏夫が座るソファーの横に、密着するように腰を下ろした…。
ソファーの柔らかさで由美の腰は深々と埋まり、由美の美しい太モモは脚の付け根辺りまで剥きだしになった。

「ゆ…由美ちゃん…綺麗な脚してるね」

幸夫はカラカラの喉からこれだけの言葉を絞り出すのがやっとであった。

「ウフフ! 由美自慢なの…銭湯でみんなが由美の裸をみて溜息つくのよ」

「男の人にはまだ見られたこと無いから分かんないけど…おじさんもそう思う?」
「おじさんになら……少しだけ見せてもいいよ」

小悪魔だ…この少女は小悪魔だと幸夫は思った…
この少女を抱く事が出来るなら全財産をこの少女にくれても惜しくは無いとさえ感じられた…
少女の脚はそれほどまでに美しかったのである。

「でも…恥ずかしいな…男の人に裸見せるの」
「そうだ!お風呂屋さんと思えばいいんだよね!」

由紀は立ち上がり、幸夫の鼻先近くに立ち…シャツのボタンを外し始めた。
そして全部外し終えると、幸夫の顔を見て無邪気に微笑み…躊躇無く肩から一気にシャツを落とした。

「……………」

幸夫は絶句した…美少女のこの裸をどう形容したらいいのか!
美しすぎるとしか言いようのない裸…幸夫の生涯においてこれほどの官能という芸術品は、絶対手に入らないものと感じた…。
これが絵画なら1億円でも落札しただろうと幸夫は思った。

シミ一つ無い真っ白に輝く、きめ細かな肌!つんと上を向いた大ぶりな美乳!
美しい腹部!僅かな翳りから見える、落ち込むように切れた陰裂!素晴らしい脚!
由紀はゆっくりと後ろを向いた…あああ何という双臀…深い陰りの狭間……
幸夫の脳は痺れた…。

由美は振り返り、
「おじさん由美の裸…綺麗でしょ!」

「ウフフ…スゴク恥ずかしかったよ」
と快活に言った。

「なんか由美寒くなっちゃったな…おじさん! 又お風呂に入ってもいい?」
「そうだ! おじさんも一緒に入ろうよー」

由美は幸夫の手を取って立ち上がらせた…幸夫は夢遊病者のように由美に引きずられバスルームに向かった。

「さー早くおじさんも裸になって! 由美先に入ってるネ」

幸夫は呆然となった…このシチュエーションを数時間まえに考える事ができたあろうか。
夢だ…夢だと想いながら服を脱いだ。
幸夫はバスルームの扉を開けた…幸夫のペニスは恥ずかしながらも怒張し、腹をたたく程に反り上がっていた。

由美はおじさんのペニスが目に入った…
(大きい…あぁーおじさんのオチンチンだ)
由美はきょうまでに幸夫のペニスを思い浮かべ何度オナニーに酔いしれたであろう…。
由美の頭の中には次第と幸夫のペニスが憧れの存在になっていたのである。
(あのオチンチンに由美…刺されるのね…)

その時ジャグジーの強烈な泡の奔流が由美の股間を刺激した
(あぁぁー)と由美は心の中で呻いた。

「由美ちゃん…おじさんのオチンチン…由美ちゃんの裸を見て…こんなになっちゃった」

「………」

「由美ちゃん…隣に入るね」

幸夫は掛け湯をしてバスを跨いだ、ペニスが由美の顔の前で揺れた。
幸夫は由美に並んでバスに浸かった。
チョット窮屈に感じ、由美を幸夫の股の間に入るよう促した。
自然と由美を後ろから抱く姿となり…手のやり場に困った幸夫であった。

「お…おじさん…泡…気持いいね…」

由美の首は真っ赤になり…前屈みだった由美の躯はゆっくりと幸夫の胸に寄りかかっていった。
由美はうつむいてとぎれとぎれに話し始めた。

「由美…変な子でしょ…」

「逢って…すぐに裸になって…お風呂に入ってる…」

「おじさん…由美のこと…だらしの無い子と…思わないで!」

「私…まだ…処女なの…男の人…知らないの」

「初めておじさんに会った日…驚いて泣いちゃった」

「おじさん…10万円出しても惜しくないと言ってくれた」

「聞いたときは…イヤだったけど…後から10万円なんて大金…」

「由美…いま10万円…欲しいの」

「おじさんに抱かれたら10万円貰える…と思って…付いてきたの」

「由美…悪い子なの…悪い子なの」

「だ…だけど…お金も欲しいけど…由美…気持いいこと…」

ここまで喋り由美は口を噤んだ…。

「由美ちゃん気持いいこと…の先は?」

「………」

由美は、幸夫に促され…少し躊躇しながらも語り始めた。

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