青い目覚め
横尾茂明:作
■ 甘い疼き3
幸夫は由美が快感の余韻が長引くよう優しく口づけし髪を撫でながら抱きしめた。
10分ほどして由美が桃源郷から我に返った。
幸夫は体を起こしティッシュを取り、そして由美の膣からペニスをゆっくり引き抜き、由美の膣にティッシュをあてがい、僅かに血の滲んだ精液を拭った。
「由美ちゃん力んでごらん」
由美の膣からはさらなる精液が溢れた。
幸夫は嬉しくなる想いで由美の膣を拭い、ティッシュ幾枚も変え丹念に由美の性器を拭いた。次に性器に頬を当て、慈しむように頬ずりした。
「おじさんの髭…チクチクして気持いいよ」
「あっ、ゴメン…痛かった?」
「ううん…ゾクゾクして男を感じちゃうヨー…」
「由美…こんなに気持がいいこと…この世に有ったなんて…知らなかったヨー…」
「おじさん…由美…毎日したい…せっくす…毎日したいナ」
「おじさんも…由美ちゃんとなら毎日したいな」
「おじさん…由美嬉しい…エーン」
由美は強烈な快感を得た喜びに、感極まって泣き出した。
幸夫は宝物を得た喜びで心が浮き立ち、由美を強く抱きしめた。
その夜、二人は貪るように何回も挿入する・される喜びに打ち震え、いつしか眠りについていった。
「おはよ!、由美ちゃん朝だよ」
「んんんー、あっ…おじさん…おはよう」
由美は昨夜の恥ずかしい行為を思い出し…顔を赤らめシーツを引っぱりあげて隠した。
「由美ちゃん、もう学校に行く時間だヨ」
「さー起きて起きて!」
幸夫は由美の上に乗り、優しくシーツを降ろした。
由美は恥ずかしげに微笑み「おじさんのイジワル!」と拗ねてみせた。
幸夫はたまらず由美の唇を吸った、由美は舌を幸夫の口腔に入れ幸夫の舌を見つけ絡ませ、そして強く吸った。
「さー、由美ちゃん起きて」
「おじさん会社に行く時間まで余り無いんだ」
「朝ご飯作ったから一緒に食べよ」
幸夫は由美を優しく起こし、手を取って由美をベットから引き出した。
由美の裸が、窓辺から射す朝日を浴び目映く光り輝いた…
(美しい……なんて美しいんだ…)
幸夫は改めて明るい陽光の下で由美の全裸を見…感嘆した。
(手放したくない…俺の宝だ!…俺だけのものだ)
「おじさん…そんなに見つめられたら…由美恥ずかしい…」
「ゴメンゴメン…由美ちゃんがあまりに美しいから…おじさん見惚れちゃって…」
「エヘヘ…由美…そんなに綺麗? …だったら朝ご飯食べ終わるまで裸でいるヨ」
幸夫は由美の手を引いてキッチンに誘った。
テーブルの上にはサラダ・ベーコンエッグ・ソーセージ・ポテトフライ・オレンジ・トースト・暖かいミルクが並べられていた。
「わーっ、これ全部おじさんが作ったの……スゴイスゴイ」
由美は朝のこのぬくもりのひとときをずーと忘れてた…明るいキッチンと優しく微笑むおじさんの眼差し…由美は幸福を久々に感じた。
幸夫は由美の喜ぶ顔を見て…薄倖な少女のこれからを思った…。
(多分…この子の母親は…この子を捨てたと思う…)
(客相手の酌婦…この子の母親なら相当の美人のはず…男が放って置くわけがない)
(俺はこの子が欲しい…親が捨てるならおれが貰う…絶対に貰う…)
由美は微笑みながら黙々と食べた。幸夫は由美の白く輝く乳房に見惚れていた。
清潔に色づいた乳首…弛みのない大ぶりな乳房…うなじから首に至る繊細な美しさ…ふっくらと艶っぽい唇…澄んだ大きな瞳…口を動かす度に出来る愛らしいえくぼ。
…下半身はテーブルに隠れて見えない…今はその方がいいのかもしれない。
もし見えていれば…また疼いて…会社どころでは無くなる幸夫ではあった。
「由美ちゃん、おじさんきょうは朝から会議だから早く行かなくちゃいけないんだ」
「家の合い鍵…由美ちゃんに上げるから…あと、お願い出来るかナー」
「ええーっ、おじさん…もー行っちゃうの?」
「由美どうしたらいいの……」
由美は口をもぐもぐさせながら途方に暮れた顔をした。
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