ボヘミアの深い森
横尾茂明:作

■ 孤独と殺意4

クリトリスが疼いていた、こんな経験は初めて…。
少女はクリの頂上に触れてみた…ジュンと痺れるような快感が腰奥に沸き上がる。

そのまま数度擦れば確実にアクメに飛ぶことは少女にも分かった。

少女は躊躇するも昨夜の突き抜けるほどの快感の誘惑には勝てなかった。

そして…指ですぐに行くのは何故か勿体ないと感じた、これも経験に無い想い…。

少女は近くのピローを取り、股間に挟む…そして股に力を込めてみた。

ジワーっとした柔らかな快感が腰奥に広がる。
少女はたまらず「あぁぁ…」と吐息を漏らしピローの端を抱いた。
脳裏にあの淫らすぎるオジサンの開いた亀頭が蘇る…。

昨夜は髪を掴まれて…太いペニスが膣に差し込まれる様子を何度も見させられた。
男は一旦刺したペニスを引きずり出し、その愛液に濡れ光り輝く亀頭をこれ見よがしに振り、再び挿入していく。
これを何度も繰り返し、震えながら少女のソケイ部に精液を垂らした。

尿口から垂れる精液は少量で…もう勢いも無かった。
6度の射精…膣は麻痺しクリトリスも擦られすぎてイキっぱなしの状態に少女は跳んでいた。


ピローを引き上げてみる…クリが引きずられ鋭い性感に体がわななく。

「わ…あわぁぁ…」
声が漏れてしまう。
ピローを抱きかかえ何度も同じことを繰り返す。
徐々に腰奥が暖かくなるが…逆に肌には粟が立ってくる。

ゾーっとするほどの快感に身悶え…少女は目を瞑った。

(あぁ…私…何て恥ずかしいことをしてるんだろう…)

少女の腰奥に沸々とした絶頂のきざはしが見え隠れしだす。
このとき少女は絶頂の到来を少しでも引き延ばしたいと想った、この切ないまでの快感のピロローグは幼い少女にはたまらない幸福感に映ったのだ。

乳房を揉む…乳首をつまむ、あぁぁ…と声を出してみた。
泣いて男に許しを請うせりふを吐いたらもっと気持ちがよくなることは分かっていたが…それだけは恥ずかしくて思いとどまる。

ピローを今度は揺すってみた…うぅぅと声が出てしまうほどの快感が吹き上がる。

まるで蒸し上がったパンの様に今にも弾けそうな想い…。
(気持ちいいよー…アァンーこんなに気持ちいいなんて)
(でも、私の体…一体どうしちゃったの?)
(この間まで…いくら触ってもこんな感じにはならなかったのに)

(あっ…わぁあっ…来る、もう来るよー…早いよー……)

少女は一度目の波はやり過ごそうと堪えたが…体の震えは治まらなかった。

少女はあきらめた…そして快感の波に身をゆだねた。

「きゃぁあぁぁぁーー」つんざくような快感が吹き上げる。

「くぅぅ…ぅぅぅぅ………」
ピローを抱きしめ身を撓める…体は上下に踊りながら次々に湧いて出る快感を享受して打ち震えた。

(あぁ…気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい……)
(ぁぁぁぁ…もう…だめーー気持ちいいよー…)

少女は悲鳴を上げながら横に崩れ、無様に震えて唸った。

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