ボクとアイツと俺
木暮香瑠:作

■ 週末の憂鬱6

「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ……」
 喉の奥深くを塞いでいた男根を吐き出し、噎せ返る志穂。
「鬼畜だね、棚田は……」
 噎せ返る志穂をよそに棚田をからかう男たち。
「ゲホッ、ゲホッ……」
 両手を床に着き蹲る志穂に着せられているミニスカートとTバックのパンティは惜しげもなく染みひとつ双尻の柔肉を曝け出している。後ろに回った棚田は、ミニスカートから覗くパンティに指を掛け横にずらし、すでに蜜を湛えた秘孔に怒張を宛がった。
「ゲホッ、ゲホッ、いやっ! うぐっ!! ……」
 すでに濡れて秘孔に、怒張が一気に押し込まれる。噎せ返る声が男の侵入に頭を仰け反らせ声を詰まらせる。床に跪く志穂のパンツだけを横にずらしただけの後ろから棚田の怒張が媚肉を割り奥へ奥へと侵入してくる。

「せっかちだね、お前は……。今日も服着せたままか?」
「へへへ、この方が犯してるって実感がして良いんだよね」
 棚田はせせら笑いながら腰を推し進める。
「うぐぐっ、うぐぐぐ……」
 男根の侵入に、歯を食いしばって耐える志穂。張ったカリが膣壁を抉りながら侵入してくる。それを見ながら笑顔で棚田は腰を志穂の尻肉にドスンッと打ち付けた。

「どうだい、志穂ちゃん。俺のチ○ポもなかなかのもんだろ? 長さとカリの張り具合には自信があるから志穂ちゃんの好きなとこ抉ってあげられるぜ」
 そう言うと一度、亀頭だけが残るところまで腰を引き、再びゆっくりと侵入を試みる。
「志穂ちゃんの感じるとこはどこかなあ?」
 志穂の反応を見ながら怒張をゆっくりと抜き差しする。
「あっ、うんんん……」
 志穂の背中がビクンッと仰け反り、潤んだ声が漏れる。
「ここ、ここが感じるんだね。ほら、ほらっ……、どう?」
 棚田は、志穂が反応を示した場所を重点的に攻め始めた。
「うんんん……、はあん、んんん……」
 志穂の口からは、苦しげな押し殺した喘ぎ声が漏れ始めた。感じてることを悟られまいと必死で声を押し殺しているが、それでもなお隙を突いて甘い吐息が漏れる。
「我慢しなくていいよ。感じるんだろ? ここ……、ひひひ……」
 棚田は自分の判断が正しかったとばかりに、執拗に志穂のGスポットと思われるところを抉り続けた。

「あんっ、だ、ダメえ、そこ……、ああん、うっ、そんなにされたら……あんっ……」
 徐々に志穂の唇から漏れる声が甘く切ないものに変わっていく。
「もう我慢できなくなっちゃった? 本当に淫乱な娘だね、志穂ちゃんは……」
「あんっ! ち、違う、ううっ、あん、ああん……」
 顔を横に振る志穂の言葉に力はない。
「違わないね。あんたのマ○コは、だれのチ○ポでも咥えれば感じる淫乱マ○コだって……」
 腰を小刻みに振り同じところを責め続ける棚田。志穂の真っ赤に染まった顔にはウィッグのロングヘアが汗に貼り付き、だらしなく開いた唇から漏れる声が裏返る。
「いっ、淫乱なんかじゃない! わ、わたし……。あんっ、ううん……」
 どんなに否定しても、蜜壺から溢れる愛蜜が怒張を伝い棚田の睾丸を濡らしている。
「淫乱な娘、大好きだぜ。俺たち、へへへ」
 志穂の切羽詰った声を楽しみながら、棚田は腰を振り続けた。

「こっちはどうかな? それっ!」
 棚田は腰を強く志穂のお尻に打ち付けた。亀頭が志穂の子宮口を強く打ち付ける。
「あぐっ! うぐぐぐぐ……」
 電流が流れたかのように志穂はビクンッと仰け反り呻き声をあげる。
「こっちこ感じるみたいだね。へへへ……」
 棚田はグリグリと腰をゆすり子宮口を亀頭で抉る。
「あうっ、あうううう……、あんっ、ううう……」
「ひょーー、オマ○コの肉がうねりだした。チ○ポ締め付けてくるぜ」
 棚田は歓喜に腰を強く志穂の尻肉に打ち付ける。
「すげえー、うねうねと締め付けてくるぜ。これえってミミズ千匹ってヤツ?」
 今まで抱いたどんな女よりも極上の締め付けに、腰が自然と動く。
「すげえ気持ちいい。コイツ、最高のマ○コ持ってるぜ。おっぱいでかいだけじゃないんだ」
 棚田は周りの男たちにそう告げると、歓喜に腰の動きを激しくする。四つん這いの志穂の双乳が、尻肉に打ち付けられる棚田の腰に合わせキャミソールの中でブルンブルンと揺れる。
「いやあ、だめっ、だめえ! おかしくなっちゃう!! いやあああ……!!」
 志穂の頭の中が白い靄に包まれていく。薄れゆく意識に恐怖を感じ、志穂は喉を伸ばし悲鳴を上げる。
「ひいっ、ううう……、ああううう……。あうっ、んんん、あんううう……」
 湿った喘ぎ声が志穂の唇から洩れ続けた。

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