ボクとアイツと俺
木暮香瑠:作

■ 夏休みの恥辱6

 店の外に出て、繁華街の通りを歩く。人通りの多い繁華街を歩く志穂に、そのスタイルの良さと愛らしくて清楚なロングヘアの風貌、それと相反する胸の大きな盛り上がり、ミニスカートから覗くすらりと伸びた生足、露出の多い服装に道行く者のすべての視線が集まる。
「イクちゃん、人気者だね。みんな、イクちゃんを見てるよ」
「もっと楽しそうな顔しなきゃ、デートなんだから……」
 パンティとお揃いだったレースのブラはパッドなど入っておらず、胸の形はおろか尖った乳首の形までそのシルエットを晒している。男性からは熱いねっとりとした視線が、女性からは肌を晒し胸を尖らせている志穂に軽蔑の視線が……。

 膣中に隠し持ったローターが落ちないよう太腿をすり合わすように歩く志穂。衆人環視の中、気を抜けば濡れた蜜穴から滑り落ちそうで不安になる。すれ違う男たちは、その美貌と生足をミニスカートから覗かせる志穂に吸い寄せられるように視線を向けている。
(いやっ、見ないで……)
 些細な風が生肌の恥丘をさわさわと撫ぜる。そのことが志穂をより不安にさせる。ミニスカートの中には何も身に着けていないと知らない男たちは、無遠慮にその太腿の奥のパンティを想像しながら、風でも吹けば美少女のパンティを拝めるのではないかと期待して視線を這わす。もし膣に忍ばせている物を落とせば、プラスチックのローターは路面に打ち付けられ大きな音をたて道に転がるだろう。大人ならそれが何かに気付き、それを落とした志穂に向けられる視線は一気に好奇のものにと変わるだろう。
「はあ、はあ、はあ……」
 佐々木たちの楽しそうな声に対し、蕩けた顔の志穂はただ荒く息を吐くだけだ。ずっと弱い振動がお腹の奥で続いている。休むことなく続く振動は、志穂の理性を少しづつ蝕んでいく。

「イク子、あのベンチに座ろうぜ。みんながしっかり拝めるようによ。ちゃんと胸張って座るんだぞ」
 ベンチを囲み楽しそうに会話をする佐々木たちの中、座っている志穂だけが眉を歪め悲痛な表情をしている。
「ううっ、ううう……」
 ローターの微振動にじっと耐える志穂。膣から伝わる刺激に背が丸くなる。その時、突然ローターの振動が強くなった。ビクンッと仰け反るように志穂の背が伸びる。佐々木の手の中にはコントローラーが握られている。スイッチを操作し、振動を強めたのだ。
「ああっ、あううう……、あうっ、あああうううっ……」
 志穂は肢体を震わせ、抑えることのできない声が漏れる。異常な光景を目にした観客たちも、少女の仲間であろう佐々木たちが取り囲み声を掛けているため静観している。

「さあ、次行くぞ」
 佐々木たちに連れられ、志穂はベンチを後にする。志穂が立ち去ったベンチの座面には、大きな染みができていた。

「もう我慢できなくなってんじゃねえの? オマ○コがチ○ポを欲しがってんじゃねえか?」
 志穂はイヤイヤと顔を横に振る。しかし、与え続けられた刺激で志穂の身体は、お腹の奥で悶々と燻り続けていた。
「ベンチにも大きな染み、作ってたもんな。アイエキの……」
「どうなんだい?」
 そう言って佐々木は尖った胸の先端をピンッと指で弾いた。
「ううっ、ううんっ!!」
 それだけで志穂は声を押し殺しビクビクンッと肢体を震わせる。
「ほらっ、身体は我慢できないって言ってるぜ」
 返す言葉もないほど志穂の身体は火照っていた。
「行くぞ!」
 佐々木は威圧的に声を上げ、志穂の手を引いた。棚田たちも周りの観客たちを威嚇するみたいに睨みつけ後に続く。着いて来るなと言わんばかりに……。

 志穂たちは公園の茂みの奥、大きな木の下に来た。佐々木たちの目を掻い潜り、数人の男たちが茂みに隠れ、これから起ころうとしていることに目を光らせていた。
「その木に手をついて尻、こっち向けろ。お望みのチ○ポでオマ○コズボズボと気持ち良くしてやるぜ。逝きたいんだろ?」
 どんっと背中を押され、倒れそうになるのを防ぐため目も前の大きな木に手を着く志穂、思わずお尻を突き出すような体制になってしまう。ミニのスカートは、捲らなくても志穂の陰部を曝け出す。太腿の間から覗くぷっくりとした媚肉に刻まれた縦裂からはローターの紐がタラリと垂れている。
「すっかりふやけてるな」
 佐々木が縦裂から覗く紐を引っ張ると、ズポッと音を立て愛密に濡れそぼった卵型のローター本体がブーンと振動音を立てながら抜け落ちた。
「こんなになってるぜ」
 蜜を滴らせるローターを仲間に渡し、佐々木は志穂の腰を両手で固定した。そして怒張を縦裂に宛がい、十分に濡れた蜜壺に一気に押し込んだ。
「ひいっ、……」
 いきなり突き入れられた肉棒に、志穂の口から悲鳴が漏れる。
「あんまり大きな声出すと、観客が集まってくるぞ!」
「うっ! ……、ムッ! ……」
 志穂は慌てて手で口を押えた。
(聞かれちゃう……、ボ、ボクの恥かしい声……)
 ドンッ、ドンッ、ドンッと佐々木の腰が志穂の尻肉に打ち付けられる。
「あうっ、うううっ、あん……」
 激しく突かれ、声が漏れないよう抑えた手が外れる。そして、甘い声が漏れてしまう。
(イヤッ、き、聞かないで……)
 今までの恥辱プレイで火照った身体は、打ち付けられる怒張を締め付けた。

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