ボクとアイツと俺
木暮香瑠:作

■ 疑惑の日焼け跡6

「下も味合わせてもらおうかな……、あれえっ? 志穂ちゃん、お毛ケ食み出てるぜ」
「!?」
 志穂は視線を下げ股間に目をやる。水着を着るときに食み出ていないか確認したはずだった。なんとかぎりぎり隠すことができていると思っていた。両手を吊り上げられ身体を捩った時に水着がずれ食み出たのだ。
「イヤッ!」
「他の海水浴客に見つからなくてよかったね、俺が最初に気づいて……。楠木、あれ出せ」
「あいよっ」
 棚田の掛け声で楠木が袋を渡す。棚田が袋から取り出したのは、髭剃り用のカミソリとシェービングクリームのボトルだった。
「えへへ、この水着、際どいからこんなこともあるかと思ってね、用意してたんだ。剃っちゃおうね」
「いやあ、……」
 近づくカミソリに、大下に羽交い絞めにされた志穂は足を閉じ身体をくねらす。
「じっとしてろよ。動くと危ないぜ。」
 刃物の恐怖に志穂の身体が強張る。
「さあ、綺麗にしましょうね。ほら、脚開けよ」
 棚田はカミソリを小刻みに振りながら志穂の股間に近づけていく。カミソリの恐怖に徐々に脚が開かれていく。
「剃る気になったみたいだね。じゃあ、水着をずらしてっと……」
 棚田は志穂の股間を覆う布を横にずらした。
 がに股になり、恥部を棚田たちに晒している自分が悔しくて涙があふれる。その姿を楠木が手にしたカメラが収めている。

 棚田は晒された恥丘に手際よくシェービングクリームを塗り、カミソリを這わせていく。

 ジョリジョリジョリ……。
「んっ、ううんっ、……」
 股間を刃物が這う恐怖に喉を震わせる志穂の噛み殺した呻き声が漏れる。それと共に股間に塗られたシェービングクリームが剥ぎ取られていく。

 もともと薄い陰毛は、あっという間に恥丘から消えていった。
「志穂ちゃん、きれいになったね」
「つるつるマ○コ、まるで赤ちゃんみたいなオマ○コになったな。使い込んだ割にはきれいじゃね? ……」
 楠木はレンズ越しに剃り上がった股間を覗き込み感想を言った。

「もっと脚、開けよ。お尻の穴の周辺に毛が残ってたらみっともないだろ?」
 棚田は、水着を大きくずらし覗き込む。
「お尻の穴の周りはきれいだな」
 剃り終わっても志穂は、がに股のまま、ううっ、ううっと涙交じりも呻き声を上げる。棚田が脚を閉じることを許さず、志穂はつるつるになった股間を三人に晒し続けた。

「それじゃ、楽しませてもらいますか。パイパンマ○コ、へへへ……」
 棚田は、大下に吊り上げられ脚をがに股に開いた志穂のツルツルの股間に怒張の狙いを定めた。
「ううっ……」
 棚田が腰を突き上げると同時に志穂の口から呻き声が漏れた。
「大下、手、放していいぞ。杭打ち完了、もう逃げれねえだろう……」
 棚田は志穂の腰を両手で抱え怒張を突き上げる。
「あうっ、あっ、あっ、あうううっ……」
 棚田に抱えられ下から突き上げられるたび、志穂の唇から呻き声が断続的に発せられる。
「本当に反応のいい女だな。入れただけでもう締め付けて来るぜ。すぐに感じる淫乱女だぜ、お前は……」
「ち、違う、ううっ! い、淫乱女なんかじゃ……ないっ! ううっつ!」
 否定する言葉も、喘ぎ声が混じり説得力がない。
「佐々木に犯られて、十分暖機運転できてますってか? それじゃ最初から全開運転で大丈夫だな、ほらよっと……」
 棚田は抱えた志穂の身体が跳ねるほど突き上げた。

 腰を抱かれてはいるが、下からの突き上げに身体が揺すられ振り落とされそうになる。志穂は足を棚田の腰に絡め、両手で棚田の首にぶら下がっている。
「この格好、子宮にズンズンとくるだろ? 駅弁スタイルっていうんだぜ」
「あうっ、ううっ、うっ、うううっ……。だ、だめえっ、落ちる、落ちちゃう」
 棚田の声は志穂には届いていないようだった。ただ下からの突き上げにバストを揺らし喘ぎ声を漏らす。突き上げと自分の体重が一点に集中し子宮を責め立てる。遠のく意識と甘美な霞がかかった官能に、ぶら下がっているのに必死だった
「堕ちるのか? 逝くときは逝くと言えよ。そりゃ、そりゃ、そりゃ……」
「いやあ、あんっ、い、言えない。ううっ、そ、そんな、ああんっ、そんな恥ずかしいこと……」
 志穂は棚田の腰に絡めた脚を強く締め、首をイヤイヤと横に振る。

 棚田の腰に乗った志穂の身体が揺さぶり続けられた。棚田の首に両手でぶら下がり、首をガクンガクンッと折りながら喘ぎ声を漏らしている。
「あうっ、あん、ああん……、うっ、あん、ああん……」
「もう逝きたいんだろ? 素直に逝ってしまえ!」
 棚田は一層激しく腰を振り、一気に追い込んでいく。
「そら、逝け! 逝け! 逝くんだ!!」
「ううっ、いっ……」
 志穂の身体がビクンッと引き攣る。そして膣の締め付けが強くなり、怒張を引き込むように脈動する。
「逝きそうなんだろ? 子宮がザーメン欲しいッて言ってるぜ! 逝け! 逝くって言え!!」
 膣の締め付けが増すのを感じた棚田は大きく腰を突き上げた。
「だ、ダメ、ダメえ……。これ以上されたらもう……いっ、逝っちゃう、い、いい……」
 志穂は首をガクンッ、ガクンッと折りながら声を詰まらせる。
「あん、あはあん……、逝っちゃう、逝く、逝くうう……」

 手と脚でしがみ付いていた志穂の身体は、白濁した意識の中、力が抜ける。首に回していた手がするりと抜け、スローモーションのように後ろに倒れていく。それを大下が慌てて支えた。
「危ねえ、危ねえ……。逝くとすぐ意識飛んじゃうんだから……。今度は俺だぜ。立ちバックで行かせてもらうぜ」

 その後、何回も二人に繰り返し逝かされる志穂。その姿を楠木のビデオカメラが記憶していった。

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