ボクとアイツと俺
木暮香瑠:作

■ 求める肢体4

「感じるだろ? 俺のチ○ポを子宮で……」
 宗佑の掛けた言葉に志穂は、もじもじと顔を何か言おうかと唇と動かす。そして口を開く。
「もっと、もっと激しく突いて……。は、激しいのがいいのお!」
 志穂は恥ずかしそうに顔を背けるが、大胆な言葉を発する。
(あいつ等との激しいセックスに慣れちゃったのか? 激しいセックスでしか逝けなくなっちゃったのか?)
 宗佑は突く腰に体重を乗せた。

 ドスッ、ドスッ、ドスッ……

 宗佑が腰を激しく打ち付けると志穂は、ううっと苦しそうに喉を伸ばす。
「いっ、いいっ! ううっ!! は、激しいのが……好きっ!」
 志穂は苦し気に言い放つと、腰を嬉しそうに震わせた。宗佑の突きに合わせ志穂の乳肉がブルンブルンと誘うように大きく揺れる。
「来て! もっと奥までっ!! もっと深くうううっ……」
 志穂は宗佑の首に手を回し、唇を宗佑の唇に重ねてくる。
(!? 志穂からオレにキスをしてきた)
 好きなのは圭一だけと言う志穂から唇を重ねてきたことが宗佑に気分を高揚させた。
(もっと感じさせてやる。もっと……。もっと苛めてやる……)
 好きな娘を苛めたくなる宗佑の悪い癖が頭を擡げる。

 宗佑は志穂の被っているウィッグを外した。美少女の顔から、いつものハツラツとしたボーイッシュな女の子の顔に変わる。
「イヤッ! ダメッ!! ダメエッ!!」
 唯一自分を隠していたウィッグを取られ、素の自分を曝け出す恥ずかしさに志穂は動揺し狼狽した。
「いやっ、いやあっ、いやいやっ……」
 両手で隠した顔を激しく横に振る。
「見ないで! いやっ、ボクを見ないで……、いやっ、いやあっ……」
 口では嫌がりながらも下半身は違っていた。ギューッと締め付けをさらに強め肉根を貪ろうとする。
「この顔で圭一とセックスしたんだろ? 圭一では逝けなかったのか? そうなんだろ」
「ううっ、酷い。うううっ……」
 志穂の頬が紅潮し涙目になる。
「そんなお前が俺のチ○ポで気持ち良くなってんだぜ。オマ○コグチョグチョに濡らして……。圭一に申し訳なく思わないのか? 俺のチ○ポで感じるお前を圭一はどう思うかな?」
 宗佑の言葉に志穂の膣がピクピクと痙攣を始める。羞恥の高まりが志穂の性感を刺激し感覚を敏感にする。
「ううっ、うううっ、ゴメン、ごめんなさいいっ! 許して、圭一……」
 志穂の膣は、今まで以上、宗佑の怒張を締め上げた。そして腰をビクビクと痙攣させた。
(すげえ、志穂が感じてる。俺のチ○ポで感じてる……)
「逝きそうなのか? 俺のチ○ポで逝くのか? さあ言え! 誰のチ○ポで逝くんだ!」
 宗佑は口で嬲りながら腰を激しく打ち続けた。
「うっ、あんっ、逝くっ、宗佑のチ○ポで、ボク、逝っちゃう、いっ、逝く、逝くう……」
 志穂は背を反らせベッドの上で身体を跳ねた。
(すげえ、志穂が逝ってる。俺のチ○ポで逝ってる……)

「謝れ! 圭一に謝れ!! セフレのチ○ポで逝く淫乱な女だと……」
 志穂の身体は圭一の名前に反応し、羞恥を煽れば煽るほど膣はうねり怒張を締め付けた。
「ごめんなさい! 宗佑のおチ○ポでボク、逝ってる……。圭一の親友の宗佑のおチ○ポで……」
「そんなに俺にチ○ポがいいのか? 俺のチ○ポで逝くのか!?」
「あっ、あんっ、志穂のマ○コ、淫乱になっちゃったの……。あんっ、ああん、イクのお、宗佑のおチ○ポで、いっ、逝くの……。ごめんなさいいいい……」
 志穂は大きく盛り上がった量感たっぷりのバストを激しく揺さぶり、恥丘を宗佑の腰に押し当ててくる。
「ううっ、出る! だ、出すぞ!!」
 宗佑の肉根はぐぐぐっと力を漲る。
「来てっ、ボクに中に……。中に出して!」
 志穂は目の前の厚い胸板に抱き付き、脚を宗佑の腰に絡めて引き寄せた。

 ドピュッ、ドピュッドピュッドピュッ……。

「あっ、ああん……、き、来てる。ボクの中に宗佑のミルク……。あああっ、ああん……」
 志穂の腰がビクッと震える。
「あうっ、あんっ、あうううっ、いっ、逝く、逝くうう……、逝くうううううう…………」
 志穂はその大きな胸を天に突き上げるように背を逸らし、ビクビクと痙攣した。そして一瞬、時が止まったように身体を硬直させ、そのあと気を失いドスンとベッドに身体を沈めた。

 眠るように安らかな表情でベッドに身を沈めている志穂。まるで乳飲み子が与えられたミルクに満足し眠っているようなあどけない表情で寝息を立てている。
(そんなに感じたのか? 良かったのか?)
 宗佑は志穂の顔を見つめながら煙草に火をつけた。
(恥ずかしながら感じる志穂の顔……、可愛かったぞ。もっと、もっと気持ち良くさせてやる)
 燻る紫煙を見上げながら、宗佑は心の奥で誓った。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊