千佳
木漏れ日:作

■ 21

「ここ?」
先生の指が股の付け根を触る。
(見られちゃった…。)
先生の目の前に私のオ〇ンコが…。
恥ずかしかった。
でももっと見てと言う気持ちもあった。

(ばれちゃったかな、濡れちゃってる…。)
私はぼーっとしていた。
先生が何か言ってる。
「え…。」
「筋肉痛だと思う…。」
「そう…ですか?」

先生は部屋から出ていった。
間もなく戻って来た。
手に貼り薬を持っていた。
「看護師さん忙しそうだから…。」
「すみません…。」
「いいよ…。」

先生は服を捲くる。
オ〇ンコを見たような気がする。
付け根の部分に丁寧に貼ってくれた。
「腰も貼って置くから…。」
「ハイ…。」
私は横を向いた。

先生はまた服を捲る。
(お尻の穴見てるかしら…。)
そんな事を考えていた。
その夜。
私は眠れずにいた。
昼間の事を思いだしていた。

(恥ずかしい……。)
自分の顔が赤くなるのが分かった。
エッチな気分だった。
オ〇ンコに触ってみた。
濡れている。
「先生…。」

(冷たい目…先生は何の感情もない目で私を見ている。そんな目で見ないで…。)
私は本物の先生が私の目の前で見ている。
そんな錯覚に陥りそうになった。
(見て! 私の汚いお〇んこ! 何日も洗ってなくてごめんなさい…。)

そう思うだけでゾクゾクしてくる。
私はクリをいじりまわした。
鋭い快感が背中を駆け上る。
(ああっイク! イっちゃう…。)
フっと私の前の先生が消える。
軽蔑の眼差しを残して…。

コッコ……。
廊下に足音がこだました。
一瞬夢かと思った。
だがそうではなかった。
眩しい光が眼を眩ませた。
「眠れない?」

「ちょっと目が覚めちゃって…。」
私はごまかした。
「そう…あら、汗かいてるわね!」
私は自分を額に指で触った。
汗が出ている。
興奮したせいだ。

「そのままだと風邪ひくから着替えないと…。」
「ハイ…。」
「脱がせるけどいい?」
「ハイ…。」
看護師は私を裸にした。
体を拭いてくれる。

最後にオ〇ンコを見た。
「千佳ちゃん…。」
「はい?」
「変な夢見た?」
「え?」
「濡れてる…。」

「あの…濡れてるって?」
私はとぼけて聞いた。
看護師は笑みを漏らした。
「千佳ちゃん隠さなくていいのよ…。」
「え?」
「あなた露出症でしょ?」

「そんな事ありません…。」
私は真意を測りかねていた。
「千佳ちゃん私と同じね…。」
「え?」
「私も露出症なの…。」
私は信じられなかった。

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