俺だけの肉奴隷
木暮香瑠：作
■ 絵理香は縛られて血を流す3
耕市は、絵理香の口をひととおり味わうと、舌を首筋から胸へと滑らしていった。白磁のような白い肌の上を唾液の筋が光っていく。舌は遂に絵理香の乳頭を捕らえた。
「だ、だめっ……そっ、そこは………」
絵理香の声が艶っぽくなる。
「感じるんだろ？ 絵理香も好きものなんだな……オナニーばかりしてんじゃないか？」
「……そっ、そんなこと、しっ、しない……」
耕市は、絵理香の双乳をムンズと鷲掴みにし、乳輪をなぞるように舌を這わせて、唾液でヌルヌルになった乳首を乳飲み児のように吸う。量感といい、その柔らかさといい文句の付けようのない白い膨らみが、耕市の手でさまざまに形を変え、桜色の可憐な乳頭は次第に色を濃くしていき、ツンと尖りだしていく。
ついに耕市の手が下腹部の茂みを捕らえた。
「さらさらして気持ちいいよ」
絵理香はしくしくと涙を流しながら、次に狙われるだろう標的を守ろうと太股を合わせる。
耕市は、いったん手を止め、夏物の掛け布団を丸め、絵理香の背中の下に押し込んだ。絵理香の身体がブリッジをしたように反り返る。喉はピーンと伸びてのけぞり、下腹部を前に突き出したような形だ。
「……ウッ、……ウウウッ……」
そう声をあげる絵理香の髪をやさしく整え、耕市は絵理香の頭の上に立ち、膝を頭の両側に落としていった。絵理香の顔の前には耕市の怒張が黒く不気味に反り返っていた。
「絵理香、こうすると咥えやすいだろ？」
（……えっ、咥える……？）
絵理香には何のことだかわからない。瞼を強く閉じてる絵理香の顔の上をヌルヌルとしたものが、瞼から鼻へかけて動く。
「なっ、なに……」
「目を開けろヨ、絵理香」
ゆっくりと目を開けると、そこには先走り汁を唇に塗っている肉棒があった。
瞼から鼻、唇が先走り汁でテカテカと光っている。いやいやっと首を振るたび、先走り汁がリップクリームのように唇に塗られていった。
耕市は、絵理香の頬を両手で押え込み、先端を唇の割れ目に押し込んでいく。
「ムグ、ムグググ……」
怒張の進入を防ごうと、訴えかけるように目をぱちくりさせ、唇を固く閉じている絵理香に、耕市は、手を伸ばし、上に突き出した下腹部の茂みを鷲掴みにし、力をいて引っ張る。耕市自信、自分がこれほどサディスティックになれることに驚いた。
「口を開けろよ。開けないと全部毟り取るぞ」
「うっ、いっ、痛っ」
その痛みに口を開いたところに先端が忍び込んでくる。耕市は、絵理香の顎を掴み、こじ開けながら怒張を差し込んだ。
「いいよ、絵理香の口……最高だよ。暖かくて……気持ちいいよ」
耕市の巨根を押し込まれた絵理香にはしゃべることも許されなかった。ただただ、うめき声をあげることしかできない。
「ング、ンムム……ンムフンッ……」
喉の奥に黒光りする遺物を押し込まれ、吐き気と戦う絵理香の耕市のカメラが狙った。
「いい顔だよ。ほら、……」
フラッシュが光った。絵理香の唾液で、テカテカとさらに黒光りする砲身が出入りする絵理香の顔をアップで捕らえた。
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