俺だけの肉奴隷
木暮香瑠:作

■ 絵理香は縛られて血を流す4

 耕市は、絵理香の口を自分の分身で味わいながら覆い被さり、69の形をとった。腰をクイッ、クイッと動かし、亀頭が絵理香の舌と擦れる感じを楽しみながら、下腹部にしとやかに鎮座する肉の割れ目に指を掛けた。
「うっ、うぐぐぐ……」
 いやいやと首を振る絵理香だが、それが耕市の怒張を擦り上げることになり、怒張はさらに太さを増す。
「気持ちいいよ。もっとこすって……」
 そう言いながら割れ目を開いた。溜まっていた淫蜜が零れ落ちる。
「絵理香も感じてるんだね。ほら、こんなに……」
 耕市は、それを舌で掬い取りながら、一度も擦り上げられたことも無い、何物も進入したことも無い、美しいピンク色をしたビダ肉を一枚一枚舐めていった。
 耕市は、指を1本、暖かい媚肉の中の忍ばしていき、抜き差しした。
「……ム……ムぐぐぐ……」
 絵理香の身体がビクンビクンと跳ねた。耕市は指を2本にして絵理香の蜜壷をこねまわす。止まることなく溢れ出る愛液で、クチャックチャッと音を上げながら、指の動きを早くした。
「いいだろ? いいんだろ……」
 そう言いながら、そして、クリ○リスの皮を剥き、ザラザラの舌で舐め上げた。
 絵理香は、もう堪えられないというように腰をせり上げ、激しく振った。膣に入れた指が強く締め付けられる。
 絵理香が頬をすぼめて、耕市の怒張を吸い上げた。
「うっ、もう我慢できないよ、絵理香。出るよ……飲んで……」
 ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ……。
 精液が喉の奥にほとばしる中、絵理香は、それを吸い上げ、
「……ウッ、ムッ、ムグググゥゥゥ……」
 耕市が射精すると同時に、絵理香自身もくぐもった絶頂を告げる声を上げた。初めてのオルガスムスを迎えた絵理香が腰を高く突き上げ、四肢を突き伸ばした。

 力が抜けた絵理香に口に
「まだ出るよ。全部飲むんだ」
 耕市は、自分の怒張をしごきながら残った精液を注ぎ込んだ。弾け飛ぶ白濁が、絵理香の瞼、鼻に掛かる。口の中から溢れ出す精液が口の端からタラリとこぼれ、絵理香の頬を伝った。
「ウグッ、ウグッ、ゴクッ……」
 絵理香は口の中のミルクを飲み干しながら、目から止めど無く涙があふれる。
 縛られて感じてしまった自分が信じられず、悔しくもあった。絶頂を迎えた時の自分が、耕市の怒張を無意識のうちに吸い上げてしまったこと、耕市のミルクを飲み干した時に何故か頬が熱くなったことが不思議で、自分の中に潜む女性に恐怖を感じた。こんなことでなぜ感じてしまうのだろう、何がそうさせるのだろう……。
「すごい締め付けだったよ。指が食いちぎられるかと思った……。
 こういうのを名器っていうんだよ。……ちXぽの吸い上げもすごかったよ。」
「結構淫乱なんだなぁ、絵理香は……、指だけでイっちゃうなんて……
ミルクも、残さず全部飲んだね……」
(……むっ、無理矢理……飲まされただけ……)
 絵理香は自分にそう言い聞かせながら、耕市の声は、靄の掛かったような絵理香の頭の中をぐるぐると回った。

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