俺だけの肉奴隷
木暮香瑠:作

■ 縄衣装で従順を誓わせろ2

 縛り上げられた絵理香は、天井から吊るされた縄で吊り上げられた。腰の部分の縄に、天井の縄が結ばれ、踵が浮く程度の吊るされてしまった。腰で吊るされたため、身体が不安定になる。前屈みになってしまう。絵理香は、お尻を天井に向け突き出すような格好になってしまう。お尻の丸みが強調される格好だ。
「ちゃんと、背筋を伸ばすんだ」
 店長が手に持った鞭で、絵理香のえくぼの浮いたヒップめがけて振り落とされた。パシーンと柔肉を打つ音が部屋に響く。
「ギャー……ウウッ……」
 白桃のように白い丸みに、一筋の赤い筋が浮いていく。
「どうだ、初めての鞭の味は……」
「ううっ、いやです。……ムチは……やめてください」
 爪先に力を入れ、絵理香が上体を起こしていく。股間に通された縄が秘孔に食い込んでいく。
「うう、いっ、いや……ううぅ……」
 その感触と戦いながら、不安定な上体をモジモジさせながら、やっとの想いで上体を起こした。

 絵理香の正面にあるビデオを、耕市が操作している。ビデオのセットが完了し、耕市がリモコンのスイッチをいれた。大型のテレビ画面に画像が映る。バイブを差し込まれている秘孔が、アップで写し出される。
【 ……あはぁ、いっ、いやぁ…… 】
 テレビのスピーカーからあえぎ声が流れてくる。だんだんと、ズームアウトしていく。顔が映し出された。それは、先ほど、店内での出来事を撮ったものだった。
「いやぁー、と、止めて。ビデオ……」
 絵理香は、目を堅く閉じ、顔をビデオからそむけた。ビッシ、ビッシと絵理香のお尻に鞭が飛ぶ。
「ちゃんと見るんだ。目をつぶるんじゃない」
 絵理香は、涙に濡れた瞼をそっと開き、テレビ画面に顔を向ける。止めど無い涙で、瞳が潤んで画面がぼやけて見えることが唯一の救いだった。絵理香の耳には、スピーカーから流れてくる自分の声が絶えず入ってくる。
【 あはっ、だめぇ……、掻いて……オマXコ…… 】
【 いいっ、そこ……もっとぉ…… 】
【 ぬっ、抜かないで……いいのぉ……入れて…… 】
 絶えず聞こえる自分のあえぎ声に羞恥心が蘇ってくる。顔は耳まで真っ赤になる。色白な絵理香の身体全体がピンクに染まってきている。心臓の鼓動が早くなり、ドクッ、ドクッと血液が体中を巡っているのが判る。
「絵理香、いい声で鳴いてるじゃないか」
 耕市が耳元でささやく。
「オマXコ、グショグショだぞ。
 白い泡を立てて、バイブを飲み込んでるのが見えるだろ?」
 店長が、ビデオを見ることを強要した。顎を掴まれ、顔をビデオに向けられる。
「はっ、はい。……見え…ます……」
 目が潤んで、しっかりとは見えなかったが、鞭が怖くて答えてしまう。店長の質問は続く。
「昨晩は何回イったんだ?」
「お、憶えてません」
「ちゃんと答えないか」
 パシッと、絵理香のお尻に鞭が飛んだ。
「なっ、何回もイきました……憶えきれないほど…イきました。ウウッ……」
【 いいっ、い、イクゥ……】
 スピーカーから、絵理香の絶頂を告げる声が流れて来た。身体を流れる血が、股間をも刺激する。絵理香自身にも、股間が熱くなるのが判る。熱くなった股間から染み出る愛液が、股間の縄に染み込んで、縄は色を黒に変えていく。結び目が、柔肉をチクチクと刺激しだした。

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