俺だけの肉奴隷
木暮香瑠:作

■ 制服で迎える絶頂4

 その時、教室の一番前で男子達が騒ぎ出した。
「すげー。こいつ、いい身体してるなー」
「こんな太いの、股にぶち込んでるぜ。チXポ、咥える口がいやらしいなぁー」
 数毎の写真を見ながら、話をしている。
「おしいなー、顔が見えないのが……」
「きっとブスだぜ。だから、顔、写さないんだよ。身体は、最高なのにな」

 真由美が、男子達を睨み付けながら、教室の前にいく。
「あなたたち、なにしてんのよ。ちょっと、貸しなさいよ」
「いやだよ。せっかく手に入れたんだから」
「いいから貸しなさいよ。スケベ」
 そう言いながら、写真を取り上げた。
「返してくれよ。おとなしく見るから……、ネ?」
「ダメ、先生に言い付けるわよ」
「それだけは勘弁!」
 真由美は、男子達と言い争いながら写真を取り上げ、席に帰ってきた。
「男子達、ほんと、スケベなんだから……
 でも、すごいよ、この写真。絵理香、見てみなよ」
 真由美が見せた写真には、全裸の女性が、顔の上に跨った男性の怒張を咥えているのが写っていた。大きく開いた股の間には、大きなバイブが突き刺さっている。男性のお尻の陰になって、顔は見えない。しかし、絵理香には、それが自分であることは、はっきりと判った。昨夜の写真なのだ。
「こんなに太いの、あそこに入るんだね。すごい太さだよ」
 写真を見ながら、真由美が無邪気に聞いてくる。顔は写っていないが、四つん這いになった絵理香が、後ろから串刺しにされている写真だ。
「だ、だめ。そんな写真……見ちゃ駄目……」
 絵理香は、真由美から写真を取り上げ、細かく破いた。
「絵理香は純情だね」
 残った写真を破くのを手伝いながら、真由美がクスッと笑う。

 絵理香は、写真を破き終えると、机の中から紙袋を探し、トイレに急いだ。
「どこ行くの?」
 真由美が問い掛けるが、それには答えず、駆け出した。トイレの個室に入ると、慌ててパンティーとブラジャーを脱ぎ、紙袋に入れる。
(学校で写真を配る気だわ……)
 絵理香は、それを持って、耕市の教室に急いだ。脚の間を抜ける風が、不安をかき立てる。薄いパンティー、一枚ないだけなのに、こんなにも不安定になるのかと絵理香は驚いた。空気が直接、媚肉に当たるのに、そこが熱くなる……。
(……おかしいわ……)

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