俺だけの肉奴隷
木暮香瑠:作

■ 級友の前での調教2

 昼間の電車は、空いていたが、三人はドアの所の手摺りに、真ん中に絵理香を挟んでもたれるように並んで立った。数人のサラリーマンと、後は暇な主婦ばかりだ。
「耕市君と絵理香ちゃんって、ただの幼なじみかと思ってた」
 田崎がそう言うと、耕市は、絵理香の肩を抱いた。
「こういう仲だよ」
 そういって絵理香の唇を奪おうとする。
「だ、だめ。やめて……みんなが見てる」
 絵理香は拒むが、耕市は無理矢理、唇を重ねる。耕市の舌が、絵理香のぷくっとした唇を割って、口の中に入っていく。絵理香も、自然と舌を絡めて行った。
(なにしてるの、わたし……。みんなが見てる中で……)
 頭の中では拒んでいるのだが、唇を吸われると自然と舌が動いてしまった。
「ウ、フンンン……ウ、フンンンン」
 二人は、熱い吐息を漏らしながら、電車の中でくちづけを交わす。
「最近の若い者は、節操を知らないわね」
「なに考えてんだか。恥じってもんがないんじゃない」
 おばさんたちのひそひそ声が聞こえてくる。
(そうじゃないの、好きでしてるんじゃないの)
 絵理香は、心の中で、そう叫びながらも耕市の舌を吸った。
「そんな仲なんだ。知らなかった」
 田崎も驚いている。
「驚いたかい。でも、こういう仲なんだ」
 耕市は、そういってさらに唇を吸いながら、絵理香の胸を揉む。
「これだけじゃないんだぜ」
 絵理香の唇を開放した耕市は、手を絵理香のお尻に廻し、揉みだした。
「やっ、やめて……こんな所で……」
 唇を開放された絵理香は、下を向き、顔を真っ赤にしながら首を横に振る。
「君、止めたまえ」
 たった今、乗って来たサラリーマンが、お尻を触る耕市の手首を掴み言った。
「何をしてんだ。痴漢だな」
「なに言ってんだよ。俺達、恋人同士だよ」
 耕市が、サラリーマンを睨み付け反論する。
「本当なのか、君」
「は、はい……恋人です……」
 絵理香が、サラリーマンの質問に答えた。
「ほら見ろ。じゃますんなよ。人の恋路を……」
 耕市の罵声にサラリーマンは、バツが悪そうに、
「紛らわしいことすんなよ。こんな昼間によくできるもんだな」
 そう言いながら、隣の車両に移って行った。

 耕市は、再び絵理香の柔尻を揉みはじめる。そして、スカートの中に、直に手を入れって揉みだした。
「田崎、誰にも秘密だぞ。お前も、手をいてれみろよ」
「だっ、だめ……そんな……」
 絵理香は下を向いたまま言う。
「無茶言うなよ。こんなところで……」
 真面目な田崎は、拒むが、耕市が手を取りスカートの中に手を導いた。田崎の手に、絵理香の繊毛がふれた。
「え、絵理香ちゃん……ノーパンなの?」
 田崎は驚いて、手を引っ込めた。
「……う、うん……」
 耳まで真っ赤になった絵理香がうなずく。
「それだけじゃないぜ。上も着けてないぜ。誰にも秘密だぞ、絶対」
 耕市は、田崎に念押しして言った。よく見ると、薄い夏服は絵理香のピンクの乳首を、薄っすらと透けてみる事ができた。

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