俺だけの肉奴隷
木暮香瑠:作

■ 級友の前での調教4

 もう、40枚近く撮られただろう。みんながフイルムの交換を一度は、し終えた。
「じゃぁ、次は牝豹のポーズ、いってみよう」
 誰かがいう。
「えっ、牝豹のポーズって?」
 絵理香は、言われたポーズがどんなものか分からない。
「手を床に着いて、そう、四つん這いになってこちらを向いて……」
四つん這いという言葉に、絵理香はドキッとする。昨日も、四つん這いで犯された。耕市と店長が、絵理香を睨み付ける。絵理香は、恐る恐る、手と膝を床につけた。
「いいね、目線はこちら……、キツク睨むように……
 獲物を狙うような目……」
 次々と注文が飛ぶ。膝上のスカートは、まだ、絵理香のお尻を包み隠してくれている。
「じゃぁ、次は、膝を伸ばして……獲物に襲い掛かるようなポーズ……」
「だっ、だめ……」
 絵理香は、小さな声で言った。耕市が鋭く睨み、言った。
「さぁ、膝を伸ばすんだ」
 絵理香は、うつむいたまま、ゆっくりと膝を伸ばしていく。
「目線はこっち」
 注文が飛ぶ。
(これ以上、膝を伸ばしたら見えてしまう。もう、ここまでで……)
 そう思っている時に、
「もう少しヒップ、上げてみよう」
 恐れていた注文が飛ぶ。絵理香は、ゆっくりとヒップを上げていく。
フラッシュが、前から飛ぶ。その時だ、後ろから撮影してた男が声を上げた。
「うおぉぉ、きみ、パンティー、履いてないの……」
「えっ、どれどれ……」
 前から、表情を撮影していたみんなが後ろに回る。
(見ないで……お願い……見ないで)
 心の中で叫ぶが、声にならない。
「おお、ほんとだ。スケベなオマXコだね」
「パンティー脱ぐの、まだ、早いよ。パンティー姿、撮るのが好きなのに……
 かわいい顔して、好き者なんだね」
「ああ、見ないでください。恥ずかしい……、だめぇ……」
 絵理香は、そう言いながらもお尻をクネクネとさせながら掲げていく。そして、脚を開いていく。
(見られてるわ。脚を開いちゃだめ……、閉じなきゃだめ……)
 心では、必死でそう叫んでいるのに、下半身が意志を持ってるかのように言う事をきかない。
「あっ、」
 絵理香の声と共に、愛液が太腿を伝った。
「すげぇー。オマXコ、濡れ濡れだ。太腿を伝って、どんどん流れてるよ」
 後ろから見ていた田崎が驚き叫ぶ。
「絵理香ちゃんがこんなに淫乱だったなんて……」
「違う……、違うの、田崎くん……、ああぁ……」
 絵理香が首を横に振り否定する。しかし、絵理香自身が、愛液が溢れ出ているのを一番感じていた。
(ああ、女って、見られるだけで感じる事ができるの?
 わたしだけが特別なの? 卑猥な身体になってしまったの?)
 絵理香の頭の中で、不安と快感が混ざり合う。
「学校ではかわいくて、外では淫乱な女に変心するなんて……、
 最高な彼女だね、耕市くんがうらやましいよ」
「いっ、いや、絵理香、淫乱じゃない……」
 そう言いながら、絵理香はお尻をピクピクと痙攣させる。

 タレントプロダクションのスカウトマンが耕市に尋ねた。
「すごい娘だね。裏のトップアイドルになれるよ。いくら出せばやらしてくれるんだい」
「一晩、10万、出そう。ぜひ、やらせてくれないか?」
 商事会社の常務という男が即座に言う。
(いやっ、そんな……。今夜は、みんなに嬲られ続けるの……)
 絵理香は、ここにいるみんなに犯される場面を想像した。想像する事は容易い事だった。一昨日の夜のこと、昨日、一日中嬲られ続けたことを思い出し、それを、ここにいるみんなに置き換えればいいだけだった。それでも余るほど、いろんな嬲られ方を二日間で経験していた。
 そんな絵理香の不安を耕市が断ち切った。
「絵理香にはそんなことさせないよ。絵理香は僕だけの奴隷なんだ」
 不安を除かれた安堵感が、絵理香の感性を一層高めた。
(ああ、わたしは耕市の奴隷。耕市の牝奴隷でいれば他の人からは逃れられるのね)
「いいっ、ああ、見ないで……。イきそうなの……」
「絵理香、イっていいんだよ。誰にも渡さないから……」
 耕市の声が絵理香の脳裏を刺激した。そして、みんなの目が、絵里香の股間に注がれる。媚肉を掻き分け、その中に遠慮無く潜り込んでくるような気がして、中から熱くなってくる。
「いやぁ、ああ、ああぁ、………い、いくぅ……」
 絵理香は、見られるだけで絶頂を迎え、床に崩れていった。

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