ボクらの秘密
木暮香瑠:作

■ Hなマンガ8

 家に帰っても美紀は、まだ怒っている。帰る途中でも、「絶対先生に叱ってもらうからね」とボクを睨んでいた。

 家に帰ったボクと美紀は、姉ちゃんの部屋に連れて行かれた。ここは姉ちゃんに任せるしかない。ボクの弱みを握るために、姉ちゃんが何とかしてくれるのを期待するしかない。

「健、私たちを気持ちよくして。今日のこと、秘密なんでしょ?」
 姉ちゃんは、秘密にする交換条件として、またオナニーの手伝いを命じる。でも、美紀は気付いてないみたいだ。ちょこんと座り、ボクと姉ちゃんの会話を聞いている。
「やだよ。姉ちゃんのあそこ、毛が生えてて口の中がもじゃもじゃするんだもん」
 ボクは、いやだと首を横に振った。でも、こちらからも交換条件を出してやった。
「毛、剃ったらしてあげても良いよ」
「いやよ、そんなこと! みんなに笑われちゃうじゃない」
 姉ちゃんは可笑しなことを言う。見せる相手もいないくせに。

「美紀ちゃんならいいの? まだ生えてないわよ」
 えっ? ラッキー!! 姉ちゃんのはイヤだけど、美紀のはちょっと興味がある。これが同級生の魅力ってものか。そういえば姉ちゃん、さっき美紀のパンツの中に手を入れてたから知ってるんだ、生えてないことを。ボクは逸る心を読まれないよう、冷静にコクリと頷いた。
「じゃあ美紀ちゃんからね」
 美紀は、ボクと姉ちゃんの会話を不思議そうに眺めている。何を言っているのか判らないみたいだ。

「美紀ちゃん、健に気持ち良くしてもらいましょ。指より舌の方が断然気持ちいいわよ。これで健の悪戯、秘密にしてあげて」
「えっ? どう言うこと?」
 美紀は未だに姉ちゃんの言うことが理解できていないみたいだ。

「オナニーの続きよ。健のせいで途中になっちゃったもんね」
 姉ちゃんは微笑みながら言う。ボクらの会話の内容がやっと判ったみたいだ。美紀は逃げようと立ち上がる。
「やだっ! 健にしてもらうなんて、絶対やだ!!」
 逃げる美紀の手を姉ちゃんが捕った。
「だめ! 気持ちよくしてもらわないと、美紀ちゃんが健たちのこと秘密にする理由がないでしょ?」
 そういった姉ちゃんの手は長かった。どうやったら届くかと思うぐらい離れていたのに、壁に掛けていた制服のリボンを手にしている。そのリボンで、美紀の手を後ろ手に縛った。
「やだ、やだあーーー、解いて、解いてえ……」
「美紀ちゃん、逃げちゃだめよ! 辛いことからも、楽しいことからも、逃げちゃ負けよ」
 美紀が逃げようとしてることは辛いことなんだろうか、楽しいことなんだろうか? そんなこと考えてるボクに姉ちゃんが命令する。
「健! 押さえて!」
 ボクは美紀の足を押さえて、美紀に尻餅を着かせる。

 姉ちゃんは後ろから美紀を羽交い絞めにする。
「健、パンツ脱がしてあげて」
 姉ちゃんの声に、美紀が脚をバタバタと暴れだした。
「だめえ! 健、脱がしたら殺すからね。だっ、だめえーーー!!」
 美紀は、口の悪さまで姉ちゃんに似てきた。ボクは捲れたスカートの中に手を差し入れ、パンツに手を掛けた。そして一気に脱がした。

 パンツを脱がされた美紀は、急におとなしくなった。さっきまでの暴れようが嘘のようにしゅんとしている。俯かせた顔が真っ赤になっている。美紀は観念したのか、目を硬く閉じて歯を食いしばっていた。でも、肢体がブルブル震えている。眼の前の亀裂の奔った膨らむもプルプルと揺れている。

 プルプルと揺れる肉丘がきらきらと光っている。僕は目を凝らし、注視した。
「あっ……、毛が生えてる……」
 輝きの原因は、これだ!
「うっ、うそ、嘘よ!! は、生えてなんか、ない!」
 美紀は必死で否定する。必死で否定するってことは、美紀も気にしているんだ。気が付いているんだ、産毛じゃないってことに……。美紀のあそこには産毛のような細い毛が輝いている。その輝きは、産毛とは確かに違っていた。産毛より少し長くフワフワとしていた。

 ボクは美紀の言葉を遮るように、目の前の縦筋が一本通っているぷっくりした膨らみにに顔を埋めぶちゅっと口付けした。
「いやっ! ……」
 短い言葉を発し、その後、黙ってしまった美紀。ボクの唇に、美紀の震えが伝わってくる。緊張し、動くことを忘れたみたいだ。

 ボクは、いったん唇を離し、おもむろに舌を伸ばし亀裂をなぞった。
「ヒャン、ウンッ……」
 学校では聞いたことない美紀の可愛い声……。美紀もこんな声出すんだ。
「ヒヤッ、アンッ、アアン……」
 僕は顔を上げて美紀の表情を盗み見た。姉ちゃんは、美紀の服の中に手をいて、幼い膨らみを揉んでいる。

 美紀はすっかり抵抗を諦めたみたいで、だらしなく開いた足には力が入っていない。ボクは柔肉に指を掛け、そーーっと開いた。初めて触れた外気に、美紀の腰がぶるっと震える。始めて見る同級生のあそこ。姉ちゃんのが満開のバラの花なら、美紀のは開きかけた蕾だ。ボクは、開いた処女地に舌を差し入れた。

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