人妻の事情
非現実:作

■ その時は妻であらず10

まるで別人のようなお化粧と服装である私は人妻で、誰にも告白できない性癖を持つ。
明らかに不審な歩みをする私を、通り過ぎる赤の他人達は羨望の眼差しの視線で私を追う。
中にあるキュウリが歩く度に下腹部を刺激し続けるのだ。
その為、只でさえ歩きにくいピンヒールでの腰が悩ましげにプリプリと動く。
ピラピラと、超ミニの白いフレアスカートの裾が踊っていた。
ここはデパート内、空調も効いている筈なのに私は大汗をかいている、その理由簡単明確。
油断したらキュウリを落してしまいそうなのだ。
フラフラする足取りで下腹部をギュッと締めての散歩であった。

「んとね、ちょっと遅いよ理沙ちゃ〜ん」
「はぁはぁはぁ……はっぁあっ〜〜ス、スイマセンッ!」

カッカッカッカッカッッカッカッカッッッ……

ピンヒールを高々と鳴らして急ぎ、田崎さんへと追いつく。
(ぅぅっくぅぅはぁぁはぁぁ、んんくぅぅっぅ、あああっぅ、だぁめぇぇっ!?)
オ○ンコがジワジワァと疼き、遂に愛液がツゥーッと太股を伝った。

「あっ、やだっぁ!?」
「あらあらあら、おやおやおやぁぁ〜〜〜やるねぇ〜奥さぁん」
「んくっぅ……はぁっはぁはぁはぁ……やぁ〜〜」

一度溢れ出たモノはもう止める事が出来ない。
フレアスカートの裾を両手抑えて隠そうとする私の手を引いて、強引かつ足早に田崎さんはデパートから逃がしてくれたのだった。

「ハァハァハァハァァ……ハァハァハァ…… ……」
「いやいやぁたまげた奥さん、まさか初めての異物挿入調教でこんなにもねぇ」
「はっぁ、はぁ恥ずかしい……ですぅぅ…ぅ」
「んふっふっふ、僕が見込んだだけあるよぉ〜ウンウンっ!。
露出も羞恥プレーもネ、ホントに飲み込みが早いよウンウン。」
「そっ、そん…な、田崎さんンンンゥ!」

ロータリーへと出てから、下腹部を手で押さえ蹲る私のオ○ンコはシトシトと濡れ垂らし続けていた。
相変わらず田崎さんの言葉責めは、私の心と性癖を刺激する。

「これじゃあ電車も無理だねぇ〜〜タクシーでも拾ってお店いこっか」
「す、すいませぇぇんンン!?」
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
「運転手さん、○○駅前にね〜」

田崎さんのお店の最寄り駅を指定してから、そろそろ見覚えのある町並みが見えてきた静かな車内。
暫くのち夕方となり込み合う手前のタクシー中で、私は新たな羞恥露出プレーに耐えながら行く先の田崎さんのお店へと向かっていた。
明らかに私と田崎さんの関係を妖しい関係だと核心しているのだろう。
無言のままバックミラー越しに、上から下へと好色染みた視線を浴びせてくるのだ。
田崎さんも気付いている筈なのに、素知らぬ振りで外の景色を眺めている。
(ぁぁぁ……恥ずかしいぃぃ……)
このスカートで座るとなると太股は完全に露出されて、裾を手で包むようにしないと穿いていない秘所さえ見えてしまうのだった。
加えて座る事により埋め込んだキュウリが更に深々と埋まり、走る振動でさえイキそうになってしまう。
この際、胸元はもう諦めるしかなかった。

「ええっと、○○駅でいいんでしたよねぇ〜?」
「ん〜〜〜そうだけど、あぁ歩くの面倒だよネェ奥さぁん?」
「ぇええっ!?」
「ウンウン面倒臭いよねぇ〜〜運転手さん運転手さん、行き先○○○○○店に変更ね」
「あ、はい〜はいはい〜〜」

あぁ〜やっぱりね、という表情で運転手さんはバックミラーで私を凝視しながら言ったのだった。
(ひぃっ酷いわっぁ、酷い……田崎さんんぅっぅ!?)
真昼間からこんな派手な格好女と不釣合いな年齢層の男が駅前でタクシーを拾い、向かう先が名前を聞くだけでどんな店か解る所を再指定したのだ。
…… ……お店の看板が建てられている真正面にタクシーは止められ、田崎さんがお会計を払う最中だった。

「あ、あの、あのサぁ……男性の方、店長さんかなぁ?」
「ぇえと、そうだけど?」
「この子、この子サァ……何時から何時までで幾らなの、ですか?」

完全に獣と化した表情の運転手さんの問いだった。

「あぁ〜〜〜……ゴメンねぇ〜この子はまだまだお店には出ないよぉ。
まだまだ教える事があるんでねぇ〜〜でもでも、ウチの店はいい子が多いから是非。」
「そーなんですかーー、残念だなぁぁ〜〜何れ遊びに行きますよぉ。〜
その時は、お・く・さ・ん、指名しちゃおうかなぁ。」
「そっぉ、そんなぁあっ事……言っちゃいゃっぁぁあ」
「んふっふっふっふ、人妻は忙しいんですよぉ〜機会があるといいですねぇ〜」

私の肩に手を添えて田崎さんはタクシーからおりたのだった。


…… …… …… …… ……そして、店内。


私は絶句していた。
そして、田崎さんはお店の空き一室に腰を降ろして、ただ待っていた。
その命令された内容は想像を絶するものだった。

数分前、私達は田崎さんが責任者として運営しているヘルスの空き一室にいた。
そこで発した田崎さんの一言は……主婦であり新妻である私を凍りつかせるものだった。

「僕ねぇ、漬物が好きなんだ」
「あ、はぁ……」
「ぬかどこにタップリ浸かった漬物で御飯を食べるのが最高なんだよぉ」

それは理解出来た。
特に箱入り娘として育てられた私にしてみたら、日本食というのは基本だった。
だが、田崎さんの日本食は…… ……度を越えていた。

「じゃあサ、理沙ちゃんのオ○ンコで育った漬物キュウリ……食べさせてくれるよ、ね」
「ぇっぇ?」
「んっふっふ〜〜さぞかし美味しい漬物になったんじゃないのぉかなぁ〜。
科学調味料とか要らないくらいにねぇ、奥さんの穴の塩加減とか酸味とか、ねぇ〜〜?。」
「やぁああぁ・ぁぁ……ぁ」

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