人妻の事情
非現実:作

■ その時は妻であらず11

お店の個室に設置されているベッドに腰掛け、何も穿いていないおろかキュウリという異物を挿入している秘所を晒していた。
勿論ただ腰掛けている訳ではなく、腰深く座り両手を後ろ側に身体を支え、両足を限りなく開いた状態。
目の前には手が届くほどに近い田崎さんが丸椅子に座っている。
「まずは観賞をね」と田崎さんは云い、10分以上私は羞恥に耐えなければならなかった。

「あああ〜堪らんねぇ〜〜奥さんのオ○ンコぎっしぎっしに埋まってて苦しそうだねぇ〜」
「ぁぁっ、いやぁぁ……」
「下の口元がヒクヒクしちゃってるじゃないのぉ〜〜。
あぁ〜〜イヤラシイねぇ〜ホント理沙ちゃんはぁ〜〜。」

相変わらず、田崎さんの言葉は私の身体と精神を乱す。
聞くに堪えないその言葉に、私はいちいち羞恥心に火がつくのだ。
この言葉責めに私は狂うのである。

「理沙ちゃん理沙ちゃん、蜜が溢れてきちゃってるよぉ?。
恥ずかしくってこんなにも濡れちゃってるよぉ〜。」
「も……ゃああぁ……」
「キュウリが蜜に溢れちゃってるんだねぇ〜きっと」
「た、たっ…田崎さんっ、もぅっ」
「んっふっふっふっふふふふ……そうだねぇ〜そろそろ頂いちゃおうかなぁ。
奥さんのお……オ○ンコで漬けたキュウリを、ねぇ?。」
「っぅく、はっぁぁ〜〜」
「じゃあねぇ〜〜手を使わずに抜いて御覧なさい」
「えっ?」
「手を使わずにね、下腹部を力ませて抜いて御覧って言ったの」
「そっ、そんなっ!?」
「大丈夫大丈夫〜理沙ちゃんなら出来るって」

出来るとかそういう問題ではない。
自身の身体から(汚物ではないが)手を使わずにひり出す、その行為が私には理解できなかった。

「そっそそそ、そ…そんな……事、できませんっ!!」

初めてバイブという道具を使った時以上の拒絶反応だった。
だが田崎さんには、私の反応は予測済みだった模様。

「手では絶対に許さない、この関係に終止符打ちたいなら手を使いなさい。
それに……出さない事には終わりは無いよ?。」
「……ぇ?」
「まさか奥さんさぁ〜旦那さんの居る所でもキュウリ……埋めてたいの?。」
「…… …… …… …… や……やりま、す」

即座に答えてた私だった。
露出と羞恥のプレー…… ……私は溺れてしまっていた。
だから、田崎さんとの関係を壊したくはなかった。
同時に愛する夫と別れるなんて考えたくもなかった。

「そう〜じゃあ見ててあげるからサ、頑張ってキュウリをひり出して御覧。
なぁに大丈夫、奥さんの蜜が溢れてるんだからチョット力めば直ぐだよ。」
「ぅくぅっぅ!!」

願わくばその行為を素早く実行して終わらせたい。
私は排泄する行為の要領で、渾身の力を秘所に込めたのだった。

ずぬぅぅぅ……ぬぷぅ…ぅぅぅ…… ……

「ぁぁっぁう、くぅっっふっぅ!?」
「お〜〜お〜お〜〜〜出てきた出てきたぁ〜出てきたよぉ〜〜!?」
「んっかっぁはっぁはぁああっぁっ、はっぁっはぁああぁああっぅ!!」
「うっわぁぁぁあっ〜〜すっごいよぉ奥さぁぁん。
蜜でテカテカになったキュウリがヌプヌプ出てくるよぉ!!。」
「ぃぃっぃぁぁやっぁ!?」

田崎さんの淫猥な言葉でカァッと全身が熱くなり、その行為がこんなにも恥ずかしいものだと自覚すると……。
途端、下腹部に力が入らなくなった。

「ぁああっぁ、んんっぅんぅっくぁぁあっ!!?」
「あ〜ああららら〜〜」

入ってくる感覚。
半分程まで出した筈のキュウリが…… ……なんと再び私のオ○ンコへと徐々に入ってゆくのだ。
(ぇっぇえええ……何故っぇ!?)

「それはね、括約筋が働いている証拠だよ奥さん。
人間は無駄な排泄を抑える機能として止めようとする括約筋があるんだ。」
「……?」
「ウンウン解るよ解る、キュウリをひり出すのが気持ちよかったんだよねぇ」
「そ……そっ、そんな事っ!!」

そんな事……あった。
確かに私はキュウリをひり出すという行為と、その実際の刺激に感じていた。
田崎さんには勝てない……全てお見通しなのだろうか?。

「覚悟を決めて一気にひり出した方がいいよ、奥さん?。
もっとも……ソノ快楽を味わいたいのなら別だけど、ねえ。」
「くっぅ!」

私は今までで一番の渾身の力を下腹部に込めた。

ぬりぃぬぃぬりりりりぅい……むぅりりいいぃぃっ……

勢いよくキュウリがオ○ンコから飛び出してくる。
力を込めれば込めただけ、キュウリはひり出されてゆく。
鼻で空気を欲しながら、口で「はっぁはっぁああっぁはっぁ」と荒げた吐息を出し続け……。

……ぬぅぷっぅっ

遂にキュウリは全ての拘束を解き放たれ、ベッドに転げ落ちたのだった。

「ンはっぁ…はっぁはっぁはぁはぁっははああっ!!」
「おおお〜〜〜〜っ!」

産みたてのキュウリを素早く拾い上げる田崎さん。
そのキュウリを両手で持ちながら頬ずりしながら言うのであった。

「んぅぅ〜〜奥さんの糠床から出たキュウリだぁぁねぇ〜。
んふっ、まぁだ暖かいよぉ〜〜ホカホカだぁねぇ〜。」
「いゃ……そんな事……」
「ヌルヌルしてて……んん、酸味の良い臭いがするよぉ?」
「そんな……言っちゃィヤァあ〜〜」
「これは極上のグルメになりそうだ、さっそく新鮮なうちに頂こうかねぇ〜」

そういうなり田崎さんはキュウリを口に含んだのだった。
(ぇっぇ!?)
拭くとか水洗いとかせずに、そのままで?……呆然と田崎さんの行為に唖然としたまま見送る私だった。

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