人妻の事情
非現実:作

■ その時は妻であらず6

「おっ、流石は奥さんだねぇ〜でもソレ3sだよ多分」
「さ、3s……」
「全部で8s前後だからね言っとくけど」
「そ、そんなの……重くて動けないのでは……」
「大丈夫大丈夫〜身体に密着しちゃうから多少重みは感じるだろうけど慣れるよ」
(何だか随分と簡単に言ってくれちゃって……着けるの私なのよ?)
「心配無い心配無い、貞操帯ってそういうものだからサ」
「……で、でも……倒れたりしたら…… ……」
「じゃあ〜〜〜〜……止める?」
「…… ……」

暫しの無音の時が流れ……。
私は「お願いします」と口にしたのだった。
そして……田崎さんの手で、ウエスト周りにステンレスのベルトが捲かれる。

「じゃあ……いくよ?」
「ぇ?」

何の事か解らずにいる私を無視して、田崎さんはウエストベルトの穴を一段ずつ引き絞ってゆく。

「うくっぅ、ぁっっぁ痛っ、チョットきついかもです!」
「そう、ここらが一番フィットしてる感じだねぇ〜」

田崎さんは私のウエスト周りを指で突きながらそう言った。
それはフィットどころではなく、ウエストとステンレス製のウエストベルトとの隙間は全く無い。
完全に密着しているという感じだ。

「さすがは専用業者だなぁ〜〜寸法も完璧だよ〜」
「ぅぅ……きつい、です」
「それがいいんだよ理沙ちゃん〜常に身体に感じ取れる位のがね?」
「…… ……」
「じゃぁね、次はコレ!」

テーブルからT字型のステンレスを2つ手にした。
それが何であるか、ネット等で予備知識を得ていた私にはそれが解ってしまう。

「まずね、コレがフロントシールドってやつだよ、まぁ付けてみれば解るよ」
「…… …… ……」

着ける事すら否定出来ない、早速その実物を見ただけで息は荒いでいた。

「ちゃんと着けないと後で大変な事になるからさぁ〜ちょっと手伝ってね?」
「はぁ…ぃ」
「じゃあね、まずは奥さんのオ○ンコのビラビラを広げてごらん?」
「ぅ…くぅぅン」

云われるがまま、私は両手で左右のオ○ンコを掻き分けて広げたのだ。
だが、一向に田崎さんの手は動かない。
ソレドコロカ、舌ヲダシタラ当タリソウナ位ニ近イ。
(なっぁ、何ぃ、何なのぉ〜〜っ!?)
広げたオ○ンコの目の前で数分、田崎さんは固まっていた。

「ぃいやぁぁ〜いやいやいや〜〜ホントに奥さんのココは綺麗だぁねぇ〜?。
思わず作業を忘れて見惚れちゃってたよぉ〜ボク〜。」
「ぃや、意地悪しないでぇぇえ!」
「むふ、むふっふっ、言葉と裏腹に蜜が溢れて来ちゃってるよぉ?」
「た、田崎さぁんんぅっぅ!」
「この綺麗な場所をいつまでも綺麗なままにしないとねぇ〜。
その為の貞操帯だぁねぇ奥さん、じゃぁ……良いね、ホントに?。」
「はぁ、ぃ……はいいいぃぃっ!!」

アブノーマルの行為は止まらない…… …… ……。

フロントシールドと呼ばれる所謂前張り。
私専用のフロントシールドは長期間使用を目的とした物らしく、排尿という生理的な面も工夫が施されていたのだった。
T字には変わりは無いのだが、丁度オ○ンコの部分だけは楕円の形に変わっており、そこにラビアを押し当てる事になっているようだ。

「じゃあ留めるからしっかりオ○ンコ広げててよ?」

田崎さんがまず、ウエストベルトとフロントシールドを南京錠で留めた。
カチリ……
1つ目の背徳の施錠だった。
そのまま空気すら入る事を許さないような押し当て方で、股へとフロントシールドを通した。
左右のラビアも楕円形のステンレスで密着し、オ○ンコの最奥すら丸見えとなってしまう。

「コレこのままで持ってて」
「は……ぃ」

フロントシールドの最先端を持たされて私は待つ。

「次、コレはアナルシールドね、一気に行くよ?」

田崎さんの手は素早かった。
ウエストベルトの尾てい骨の部分に2つ目の背徳の施錠を嵌め、そのままお尻に食い込むまでグイグイと押し当てて股下まで持っていったのだ。

「きついかい、まだ食い込めそう?」
「す、少し……なら」
「アナルの場所までね、もう少しだから頑張って理沙ちゃん」
「ぅ、くぅ〜〜っ!」

更に田崎さんが力を込めてお尻に鋼鉄のステンレスを食い込ませてゆく。
我慢?…… ……正直……怖かったのだ、その痛みと羞恥とが快楽になっている事に。

「よぉしよし、何とか大丈夫だな、じゃあ施錠するからそのままだよ?」
「ぇ、ぁあ、はっぃ!?」

フロントシールドとアナルシールドを股下で施錠される。
3つ目の背徳の施錠は正真正銘普通ではない道へと確定された禁断の道だった。

「ふぅいいいぃぃ〜〜〜何とか出来たねぇ奥さん〜」
「……こ、これが……貞操帯……」
「ちょっと確かめさせてよね?」

田崎さんはウエストベルト、フロントシールドとアナルシールドにと密着した部分を指を突いてゆく。

「ウンウン完璧完璧、何処も隙間無いね」

それは言われなくとも解る。
今、私の下半身は完全にステンレス製の帯でガッチリと密着密封固められているのが、肌で感じ取れている。

「最後の仕上げはコレだ」

テーブルに忘れ去られたかのようにポツンと置き去りだったモノ。
楕円形をした網目のステンレス。
想像は付く。

「これは自慰防止板、これだけ細かい網目だから何も入らないよ?」
「はぃ……」

ドクンドクンと心臓が高鳴りする。
これを嵌められるともう……自身ですら慰める事が出来ない。
田崎さんしか、田崎さんしかもういないのだ。

「じゃぁ〜〜嵌めるね」

変な盛り上がりを感じている私を他所に、田崎さんはフロントシールドに自慰防止版を上下に南京錠で施錠したのだった。

「これでオシッコもウンチも心配無く貞操帯生活が出来るね、理沙ちゃん〜」
「は……ぃ」
「満足?」
「はぃ…… ……」

まともな思考ではなかったと思う。
このシュチュエーションに酔っていた。

「大事な事をいうよ奥さん、ちゃんと聞いておかないと大変な事になる」
「ぇ?」
「まずね衛生面、一応錆びないようコーティングされてるけどお風呂はシャワーが良いね」
「浸かるのは……駄目、ですか?」
「まぁ〜大丈夫だけど念の為、南京錠はちょっとね」
「はい」
「あと排泄は可能だけど、その後で十分にケアする事」
「…… ……はぃ」
「あと、は……そうだね〜〜スカートを着用した方が良いよ極力」
「ぇ?」
「当然南京錠の鍵はボクが預からせてもらうからさ。
でもだ、いくら特注で完全にフィットとは言っても形が浮き出るかもよ?。」
「わ、解りました」

ウンウンと頷いて田崎さんは最後に言った。

「じゃあ…… ……そのまま今日は帰って旦那さんを迎えてあげなよ」
「!」

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