人妻と少女の淫獄
木暮香瑠:作

■ 心の隙に忍び寄る魔手5

 篠原は、沙希に十分に喘ぎ声を上げさせた後、身体を貫いたまま体位を変える。沙希の片足を持ち上げ、背後に回り込む。初めてのセックスの沙希には、何が起こっているのか判らない。篠原の行うまま体位を変えられ、抱き上げ背面座位の形に体位に持っていかれた。
(この体位が、お前の弱いところを攻め易いからな。羞恥心も煽れるし……)
「ほら、鏡を見てごらん。ボクと沙希ちゃんが一つになったところが丸見えだよ」
 沙希が薄目を開けると、目の前は大きな鏡がある。そこに映っているのは篠原に抱きかかえられた自分の姿である。篠原の両太腿を跨ぐように大きく脚を開き、股間を太い肉棒で貫かれた姿が映っていた。
「いやっ、こんなとこ、見せないで……」
「どう? 僕のチ○ポ、沙希ちゃんの愛液でベトベトに濡れてるよ」
 目の前の鏡には、愛液に濡れテカテカと濡れ輝く股間に突き刺さった肉棒、怒張だけでなくその下の陰嚢まで愛液を滴らせる様が映し出されている。
「うれしいよ、こんなに濡れるほど沙希ちゃんが感じてくれて……」
 そういって篠原が腰を揺すると、ジュブジュブと愛液が溢れ出し、二人のお尻、太腿まで濡らしていった。

「オッパイも柔らかくて、張りがあって、ほらっ、いやらしく形を変えてる。乳首も勃ってるよ」
 手の中にすっぽりと納まる肉球を揉み、指を柔肉に食い込ませる。指の間から、ピンクの乳首がムクッと飛び出し、汗に湿った肌が篠原の指に絡みついてくる。
(張りがあって……、吸い付くような肌の肌理も最高だぜ)
 篠原は、クイッと軽く腰を突き上げた。
「あんっ、はうっ、あうっ、ああん……」
(いやっ、わたしの胸……、イヤらしい……)
 卑猥に形を変え、飛び出した乳首を見せられる沙希は羞恥に顔を紅くする。篠原に握り潰された胸に、ビリビリと熱を帯びた痺れが広がった。
(熱い、胸が……、あそこが熱いわ……。どうなってるの? わたしの身体……)
 鏡に映る沙希の顔は紅潮し、目は虚ろに泳いでいた。

 篠原は、沙希の身体を抱えたまま腰をグイッと突き上げた。沙希の体重も手助けし、太くて長い怒張が膣中の奥深くに呑み込まれていく。そして奥まで届いた亀頭が子宮口を突き上げる。
「届いてるよ、僕のチ○ポが沙希ちゃんの子宮の入り口まで……。感じるだろ? 僕のチ○ポを子宮で……」
 子宮を突き上げられる沙希は、今まで味わったことのない刺激に感情を揺すられる。
(あんっ、こんな奥……突かれたら、おかしくなっちゃう……)
 決してオナニーでは刺激することのなかった奥深くを、男性器で嬲られていると思うとジュンッと心が締め付けられた。
「ああん、あんっ! あん、変、変なのわたし……、はうっ、あん、ああん……」
 お腹の奥から湧き上がる甘靡な刺激に、沙希の口から喘ぎ声が漏れる。
(薬だけじゃないぞ、この感じ方は……。恥辱に感じてるのか? 面白そうだぜ、ふふふ……)
 篠原は片方の手で胸を嬲り、もう一方の手はクリ○リスを攻めた。沙希の性感帯を、一気に攻め立てる。
「ここっも感じるだろ? ほらっ、コリコリと勃ってるよ」
 クリ○リスを指の腹で押し潰しながら、うなじに舌を這わした。
「ひいっ! ああん!!」
 悲鳴と共に、膣が収縮し肉根を締め上げる。
(こりゃあ、名器だぜ。締め付けも絡みつく襞の感触も極上だ。初めてでこれなら、調教すればどれほどになるか……、楽しみだぜ)
 篠原は、肉根に感じる圧迫を楽しみながら腰を振るわせた。

 腰掛けたベッド反発を利用し、篠原は腰を押し上げる。沙希の軽い身体は、ゴムマリのように篠原の腰の上でバウンドした。そのたび、怒張がドスン、ドスンと沙希の子宮を突き上げる。
「あうっ、あんっ、だっ、だめっ! は、激しすぎる!!」
 お腹の中から突き上げられる刺激に沙希は、声を詰まらせながら喘ぐ。
「あんっ、うっ、や、止めて。こんなに、は、激しくされたら……」
 悲鳴を上げる沙希……。顔は紅潮し、首を振るたび汗が迸った。
 ドスッ、ドスッ、ドスッ……。
 バウンドするたび亀頭が子宮を突き上げ、沙希はビクンッ、ビクンッと肢体を痙攣させ汗を飛び散らせる。
「あうっ! うっ! うぐっ! うっ、あうっ……!!」
 まるでお腹に穴を開けようと打ち込む杭のように怒張に責められ、沙希は呻き声を上げる。
「あうううっ!!」
 亀頭の攻めに耐え切れなくなった子宮は、悲鳴にも似た呻き声を上げ、その口を開き亀頭を呑み込んだ。
「ううあああぁぁぁ……ッ!!」
 沙希は、首を伸ばし悲鳴をあげ、そしてガクンッと首を折った。

(逝ったな。でも、まだまだだぜ)
 篠原は、腰の突き上げを止めることはなかった。腰の突き上げに、カリ首がグリグリと子宮口を抉りながら出入りする。
「あうっ、うううっ、うぐっ、ううっ、ううう……」
 激しすぎる刺激に沙希は意識を取り戻し、喉を仰け反らせ呻き声を上げる。
(はううっ、苦しい……、ううっ、お腹が……。あん、苦しいのに……変、身体が浮いてる、ああん、身体の中で支えられてる……)
 手も足も、胸もビリビリとした痺れに似た甘い刺激に支配されていた。まるで宙に浮いた身体を無数の羽に擽られているようで地に着いた感覚が無い。子宮に突き刺さった肉棒だけに支えられているような錯覚に襲われる。
(また逝くか? ポルチオで逝くことを覚えたら、後は逝き続けるだけだぜ)
 篠原はグリグリと腰を回し、カリで沙希の子宮口を抉る。
「あうっ、あううう、あん、うううっ……」
 沙希は全身をビクビクと震わせ喘ぎ声を上げた。

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