人妻と少女の淫獄
木暮香瑠:作

■ 嵌っていく女5

 佐々木は、美香を貫いたままリモコンを操作した。微かなモーター音と共に、外からの視界を遮っていたカーテンが開いていく。
「えっ!!」
 美香の瞳が大きく見開かれ、視界に外の風景が飛び込んでくる。マンションの最上階からの風景は、通常ならいい景色だが、そうとばかりは言っていられない。正面にはこのマンションより数階低いだけのビジネスビルがあり、事務所で働く会社員の姿が小さくではあるが見て取れる。
「誰か物好きが見てるかも知れないですね。それとも偶然見つけて、目を離せなくなったヤツがいるかも……」
 佐々木は外から見られるような状況でも、あくまで口調は冷静だ。
「ほら、あそこ。じっと外を見てますね」
 佐々木の指差す方向には、ビジネスビルの屋上で仕事をサボり、タバコを燻らせながらマンションの方を見上げてるサラリーマンの姿があった。美香たちを見ているのかどうかは判らないが、じーっと何かを眺めていることは確かなようだった。
 ビクッと美香の身体が強張る。膣も佐々木の肉棒を締め付けた。

 ゆっくり怒張を抜き差ししながら、佐々木は呟く。
「旦那さんが見てたりしてね。ぐ、う、ぜ、ん、にね」

 ビクンッ!

 美香の肢体が電流に打たれたように跳ねる。
(うっ、嘘!! あの人に知らせてる? だからわざと窓際に?)
 もったいぶった言い方に、美香に一抹の不安が過ぎる。篠原ならやりかねない。義弟とのことも、篠原はこの男に喋っている。今日のことを主人に知らせているかも……、篠原なら……。美香は、真意を確かめたくて、恐る恐る振り返り佐々木の顔を伺う。

 ズボッ!

 しかし佐々木は、ただにやけた顔のまま、美香の膣深くに怒張を打ち込んだ。
「いやあああ……!!」
 美香は悲鳴を上げながら肢体を硬直させた。
「おお、すごい締め付けだ。オマ○コが、カリ首も棹も畝る様に締め付けてきますよ。見られてると思うとそんなに感じるんですね。やっぱりあなたは本物のマゾだ」
(う、うそ! あ、あなた……、ごめんなさい。あなたを、家族を、家庭を守る為なの……)
「あうっ、うううっ、あうう……」
 美香の思いとは裏腹に、呻き声には甘い響きが漂っていたる。身体は佐々木の責めに反応し、官能の快感が迫って来る。

「外から見えるように顔を上げましょう」
 佐々木は美香の髪を掴み、顔を上げさせた。
「ウッ!!」
 髪を引っ張られ、痛みに美香が歪む。美香は、俯いていた顔を佐々木の望みどおり窓に向けるしかなかった。
「もっと窓際に行って、見せ付けてやりましょう? あなたの素晴らしい肢体を……」
 美香は髪を引っ張られ、顔を上げたまま窓ガラスに押し付けられた。
「いやあっ! だめっ、見られちゃう……、こんな……」

 美香は窓に双方の乳肉を押し当て、佐々木に突かれている。バストが窓ガラスに押し潰され卑猥に歪む。顔を俯くことさえ出来ない。

 グチョッ、ズボッ、グチョッ、ズボッ、グチョッ、ズボッ……。
「ウウウッ、アウッ、ウウウッ、アウッ、ウウウッ、アウッ……」

 佐々木の腰に押し出される肢体。ガラス窓に押し当てられたバストが、身体の揺れに合わせ卑猥に形を変え歪む。
「何人が気付いてますかね。あなたの恥ずかしい格好に……。この体勢なら、あなたの顔もオッパイも、チ○ポを咥え込んだオマ○コも見えてるはずですよ。フフフ……」
 この部屋のガラスは、プライバシーガラスになっていて、外から中を窺い知る事は出来ないようになっているが、美香がそんなことを知る由もない。
「許して、もう……。見られる……、あんっ、見られてる、ウウッ、あうっ、ああん……」
 美香の肢体は、ピクピクと痙攣しながら膣圧を高めていく。
「チ○ポを出し入れするのもキツイほどの締め付けですよ、美香さんのオマ○コは……」
 佐々木は、締め付けに負けないよう腰の動きに力を込めた。

 グチョッ、ズボッ、グチョッ、ズボッ、グチョッ、ズボッ……。
「あんッ、あうッ、ああんッ、あんッ、あううッ、あうッ、ああん……」

 引き抜く音と押し込む音、そして美香の呻き声が部屋に木霊する。亀頭だけを残したところまで引き抜き、そして一気に膣の奥深くまで怒張を打ち込む。カリに掻き出された愛液が太腿を伝い、打ち込まれた怒張によって居場所を失った愛液が床に迸る。
「見られてると思うと男のチ○ポを締め付ける厭らしいオマ○コの女なんだ、お前は……。旦那に悪いと思わないのか! こんなにスケベな女で!!」
 佐々木は、美香の腰を両手で固定し腰を撃ち続けた。

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