人妻と少女の淫獄
木暮香瑠:作

■ 導かれる性技と身体5

 篠原は、目の前にあるお尻を隠すスカートを捲り上げた。篠原指定のパンティは、翳りはおろか縦裂さえも透けて見えている。
「すっかり濡れてるね。沙希のマ○コ……」
 沙希のパンティが愛液を湛えて濡れていることを目の前にして篠原は、ニヤッと唇の端を上げた。
「そ、そんな……?」
(濡れてる…… 私のあそこ……。オチ○ポ、お口に咥えただけなのに……)
「ほら、チ○ポに奉仕して。やり方はもう判っただろ?」
「は、はい……」
 沙希は目の前にそそり立つ怒張に手を沿え、唇を被せていった。

 篠原の怒張を咥え顔を揺する沙希の背中を電流が走った。
「はうッ……、だめえっ!」
 篠原の舌が、パンツ越しに沙希の陰核を撫ぜたのだ。沙希が背中を退け反らし震わせると、ジュワッとパンツの染みが広がる。薄い布は、大量の愛液を湛え切れず、篠原の舌との間でキラキラと光る糸を引いた。
「何がダメなんだ? 沙希を気持ちよくさせるって言っただろ?」
 篠原の舌が、亀裂をなぞる様に動き、再び陰核を捕らえる。
「あうっ、うううっ、アンッ……」
 沙希は背筋に走る震えに喘ぎ声を迸らせた。。

「口がお留守になってるぞ!」
「は、はい……」
 沙希は再び亀頭に舌を這わせていくが、篠原は舌で淫核を突く。
「H汁がどんどん溢れてくるぞ。沙希はスケベだなあ……」
「うっ、嘘です……」
 舌で怒張への奉仕をしながら、沙希が途切れ途切れに返事を返す。
「ほら、こんなに……。淫乱だと認めたらどうなんだ?」

 ジュルジュル……、

 篠原がパンツの上から媚肉を吸うと、そこは淫らな水音を立てた。
「スケベ汁をこんなに溢れさせる沙希が、淫乱じゃないって言っても誰も信じないぞ」
「そ、それは……篠原さんだから……。篠原さんが、私をHにした……」
「Hだって認めるんだ」
 沙希は、それには何も答えず、目の前の自分の唾液に濡れテカテカと輝く怒張に唇を被せていった。

 ジュル、ジュルジュル……。

 沙希の唇がささやかな水音を立てる。
「ほらっ、もっと強く吸って。俺のチ○ポの中のものを全部吸いだすつもりで吸ってごらん」
「ふぁい……、ジュポッ、ジュポッ、ジュルジュルズズ……」
 沙希は、目の前の怒張にむしゃぶりつくように吸う。そして、ついさっき教え込まれたとおり顔を前後に振りながら、棹に舌を絡めながら篠原の怒張を吸った。

 ジュポッ、ジュルジュル……、ジュポッ、ジュポッ、ジュルジュルッ、ズズッ、ジュルジュルズズズズ……

 篠原が沙希の股間を吸う音と、沙希が篠原の怒張にむしゃぶりつく音が部屋に響く。

 篠原は、パンツの布ごと舌を亀裂の中に押し込んだ。
(オマ○コで絶頂を何度も味わったお前の身体……、フェラだけじゃ満足できないだろ? もっと感じたいだろ? 気持ち良くなりたいだろ?)
 グリグリと布越しに膣壁を擦り上げながら、愛液を吸う。そして今度は、クリ○リスを舐め上げ舌で押し潰す。
「あんっ、だめっ、そんなにされたら……」
 篠原の舌攻めに沙希は、怒張を口から放し背中を仰け反らせた。
「どうした? 口がお留守だぞ!」
「だって……ううっ、だってそんなにされたら、はあっ、我慢……はうっ、我慢できない……、はううっ……」
 沙希は、首を退け反らし切なそうに息を吐いた。

 篠原は一旦、沙希の股間に這わせていた舌の動きを止めた。
「どうした? 口がお留守になってるぞ。腰をもぞもぞ動かして……、どうしたんだい?」
 自分がしている淫らな行為、篠原に投げ掛けられる卑猥な言葉、篠原の舌で行われる焦がすような布地越しの愛撫、それらが沙希の中でじりじりと炎を燃やしていた。沙希の身体の中で沸々と燃え出した炎は、篠原への奉仕だけでは消せそうにない。そして沙希は、遂に禁断の言葉を口にした。
「して……、して……ほしい……」
 消え入りそうな弱々しい声だったが、それは心の奥から絞り出された言葉だった。
「何を? どうして欲しいんだ?」
 それでも篠原は、沙希を焦らした。沙希の次の言葉を待ち、何もしない。
「入れて……、篠崎さんの……」
「俺の何をどこに入れて欲しいんだ? はっきり言ってごらん」
 振り向いて篠原を見詰める沙希の瞳は、うるうると潤んでいる。
(そんな……、判ってるでしょ? 恥ずかしいのに……)
「セックス……、オマ○コに……篠原さんのオチ○ポ。沙希のオマ○コにオチ○ポが欲しい……」
 沙希は目を瞑り、恥ずかしさに耐え言葉を口にした。

 沙希の恥辱の言葉を耳にしても、篠原は余裕の態度で沙希に問いかける。
「いいの? 俺のチ○ポ、まだまだ出せるよ、ザーメン。……言っただろ? 今日は膣内出ししたい気分なんだ」
 沙希の最後の砦である膣中出しを、自らの口から言わせようとする。
(どうせ危険日なんて嘘なんだろ? おま○こ、ドロドロなんだろ? 膣中出しされる感触を憶えさせてやるぜ、ふふふ……)
 篠原は、大笑いしたい気持ちを隠し沙希を見詰める。
「いい……。それでもして……欲しい……」
 沙希は遂に禁断の言葉を口にした。消え入るような細い声だが、篠原の肉棒を求めた。

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