人妻と少女の淫獄
木暮香瑠:作

■ 導かれる性技と身体6

「さあ、自分から跨っておいで……」
 沙希はコクリと頷き、パンツを横にずらし篠原の腰の上に跨っていく。そして、篠原の股間で天を向きそそり立つ肉棒に狙いを定め、ゆっくりと腰を下ろしていく。
 縦裂には滴るほど愛液が溜まっている。沙希は、怒張に手を沿え割れ目に宛がうとゆっくりと腰を沈めていった。

 ジュボッ……。

 沙希の縦裂は、湿った音を立て肉根を飲み込んでいった。しかし沙希は、どうしたらいいか判らない。今までは篠原に犯られていただけで、自分から動いたことなどなかった。
「動いていいんだよ。沙希が感じるように好きなように動いて……」
 篠原は、沙希のブラウスのボタンを外しながら言う。そして、ブラジャーを押し上げ双乳を晒した。
「は、はい……」
 沙希は恥ずかしそうに俯き、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「うっ、ううん……、はうっ、んんん……」
 まだ幼さの残る張りのある乳肉を揺らしながら沙希は、甘いと息を漏らす。
「これが欲しかったんだろ?」
「あうっ、はっ、はい。これが、あんっ、これが……欲しかったの。これが良いの……」
「チ○ポが欲しかったなんて、沙希は淫乱だな」
「ち、違うの……。篠原さんが、篠原さんが焦らすから……」
 沙希は、自分から求めた肉棒を味わおうとゆっくりと腰を動かす。受け入れた怒張を膣全体で味合うように必死で腰を回しなが、己の身体を上下に揺らす。しかし、今まで自分から動いたことなどない沙希の動きはぎこちないものだった。

 沙希はがに股で篠原の上に跨り、腰を上下に揺すっている。しかし自分だけの動きでは、今まで篠原に味合わされた官能には程遠かった。
「あんっ、もっと欲しいの……。もっと……、し、篠原さんも……、動いて……」
 沙希は助けを求め、篠原の懇願する。
(ふふふ、そりゃそうだろう? ポルチオで最初の絶頂を覚えた身体じゃ、そんなぎこちない動きじゃ物足りないだろ?)
「もっと深く咥えてごらん。もっと腰を落として……、そう、抜いたり深く咥え込んだり……」
 篠原のアドバイスに沙希は頷き、ギシギシとベッドの音を立てながら腰を大きく上下に動かす。

 ジュジュジュ、ジュボッ、ジュジュジュ、ジュボッ、ジュジュジュ、ジュボッ……。
 ギシッ、ギシギシッ、ギシッ、ギシギシッ、ギシッ、ギシギシッ……。

 ベッドが音を立て軋み、尖りだした乳首が糸を引くように揺れだす。二人の結合部がリズミカルに水音を奏でる。肉棒が沙希の秘孔を出入りする度、エラが愛液を掻き出し、肉根が膣を埋め尽くし愛液を溢れさす。
「はうっ、うううっ……、いい……」
 沙希は膣壁の粘膜で怒張を味わい甘い呻き声を上げる。
 ジュボッ……。
 深く腰を落とすと亀頭が膣奥まで達し子宮を押し上げる。
「ほら、感じるだろ? お腹の奥で、子宮で俺のチ○ポを……」
「感じます、あはん……。篠原さんのオチ○ポが……あんっ、沙希の子宮にキスしてる……」
 ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ……、ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ……。
 沙希は子宮で感じる官能を求め、さらに大きく腰を篠原の腰に打ち付けた。

(子宮を突かれるだけでも、こんなに感じるだろ。ほら、子宮で咥え込んでみろよ。もっと気持ちいいぞ。ほら、ほら……)
 篠原は、沙希が腰を落とすのと同時に下から突き上げた。
「ひいっ! うぐぐぐぐ……!!」
 脳を掻き毟られるような刺激に沙希が顎を退け反らし、野獣の悲鳴にも似た喘ぎ声を上げる。亀頭が子宮の入り口を抉じ開け、子宮の中の侵入した。
「うぐぐっ……、ううっ!」
 篠原が腰を落とすと、エラが入り口に引っ掛かり子宮を引っ張る。
「あうっ! うっ、す、すごいの!!」
 沙希の知る刺激、子宮が感じる官能の記憶が蘇る。

 篠原が腰を揺する。怒張が沙希の子宮口を擦り沙希に喘ぎ声を上げさせた。
「篠原さんのが、あんっ、沙希の中で、ううっ、まだ大きくなってるうっ、あうううっ、うぐっ、沙希のオマ○コ……篠原さんのチ○ポで、あうっ、広がっちゃうっ!」
 堰を切ったように溢れ出す官能に飲み込まれていく沙希。頭の中は真っ白になり、もう自分が何を言っているのかさえ判らなくなっていた。
「あううっ、うぐっ、うううううっ……。これっ! あうっ、これが欲しかったの! チ○ポ、このチ○ポが感じたかったのおおお!!」
 お腹の中から広がる熱い刺激に沙希は、箍が外れたように腰を激しく振り、ツンッと上を向いた双乳を激しく揺らし汗を迸らせた。

「すごく感じるよ、沙希の子宮……。気持ちよくて逝きそうだ」
 篠原はニヤリと微笑み、目を瞑り腰を揺する沙希に語りかける。
「わ、わたしも……感じる、篠原さんのオチ○ポ……。す、すごい……」
 腰を揺するたび、エラが引っ掛かった子宮がお腹の中で揺さ振られる。
「あうっ、あん、すごいの。ああん、あんっ、うううっ……」
「もう出そうだ。気持ちよすぎて我慢できない」
 篠原は沙希の理性を試すように問いかける。
「射して、沙希の膣中に! お腹の中に篠原さんのザーメン。いっぱい出してえ……」
 篠原の思惑通り、理性を飛ばした沙希は篠原のザーメンを求めた。
(ふふふ、おねだりかい? 俺のザーメン。お望み通り出してやるよ。受け取れ! 膣内射精で逝け!)

 ドピュッ、ドピュッ、ドピュピュピュピュピュッ……。

「うううっ、来てる。篠原さんのザーメン。あうっ、熱いの、熱いザーメン……、子宮に来るウウウ……」
 ドピュッ、ドピュッ、ドピュピュピュッ……。
「まだ出てる、沙希の子宮に……、あっ、あううっ、ザーメン、溢れちゃう……、うううううう……」
(さあ逝け! ザーメンを子宮に浴びて感じろ! ザーメンで逝けええ……)
 ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ、ドピュピュピュピュピュッ……。
 篠原は、ありったけのザーメンを沙希の子宮に注ぎ込んだ。
「逝く! 逝っちゃう、ザーメンで、子宮で・・・、逝く! 逝く! 逝っちゃうううっ、逝くウウウウウウ……」
 沙希は全身を痙攣させ篠原の胸に崩れていった。結合部からは、子宮が受け入れ切れなかった白濁液が、ボコボコッと溢れ出していた。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊