新・電車での淫夢
林檎飴:作

■ 1

「はやく帰らなくっちゃ!」
新石美奈(あらいし みな)は帰り道を走っていた。
(今日は、新しいドラマがあるんだもん!)
美奈はそう思いながら、走っていた。

美奈は中学2年生。
大きな眼に、色白い肌。
髪をセミロングにした、とびきり可愛い子だった。
小柄な美奈だったが、そのバストは体型とはまったく逆に成長していた。
Dカップ。中2としては驚きの大きさだ。
そんな美奈に魔の手が襲いかかる……。

その日、美奈は満員電車に揺られていた。
月曜日。学校は創立記念日で休みだったから、買い物に行こうと駅に向かった。っが。
一緒に行くはずだった友達が急な病気で来れなくなってしまった。
(どうせ来てしまったし………)そう思って美奈は一人で行くことにした。
混雑を避けたいため、美奈は早めにデパートにいく予定だった。
しかし、思わぬ満員電車に出くわしてしまったのだ。

ガタンゴトン………
電車は揺れるが、ぎゅうぎゅうずめで、美奈は身動きも出来ない。
(息苦しい………)
美奈は早く終わってくれることを祈っていた。

ふと、お尻に変な感触を感じた。
(え………これってまさか……)
痴漢だった。
美奈にとっては初めての。
(やだぁ……気持ちわるい……)
痴漢は美奈の尻に手を這わせた後、ミニスカートの裾から手を忍ばせてきた。
「っ………!」
美奈は両手でスカートの裾を押さえた。
痴漢は諦めて手出しをやめた……訳ではなかった。
ムニュッ
「っぁ……!」
美奈は声を出してしまった。
痴漢がDカップの胸を揉んできたのだ。
ムニュムニュ……
「ぁっ……やだ……」
美奈は抵抗しようとしたが、自分が感じていることは事実だった。
痴漢はさらにエスカレートする。
Tシャツの裾から手を忍ばせ、ブラジャーの上から揉んできた。
「大きいね」
耳元でささやかれて、美奈は真っ赤になった。
カチッ
(あっ…………!)
痴漢はブラジャーのホックを取った。

ムニュッ
「ぁん……あ……。直にもんじゃ……だめぇ……」
美奈は小さな声で反抗した。
乳首が立ってくる。
痴漢もそれに気づいたのか、乳首を執拗に攻めてきた。
コリコリ……
「んぁぁ……!」
美奈はビクンと体を震わせた。
(あ……やだ……! これ以上は……。駄目っ……)
痴漢はさらに美奈の胸を弄んだ。
ツーー……
(あっ……)
美奈の太股に愛液が垂れていた。
痴漢もそれに気づいたらしい。
スッと美奈のパンツに手を這わせた。
グッとクリトニスを押す。
「んぁ……! クリちゃんっ……」
普段の美奈からは想像できない言葉を言う。
キュッとクリトニスをつまんだ。
「やぁん……。離して……!」
美奈はそういって離してもらおうと、狭い中で懸命に腰を振った。
しかし、それは痴漢をさらに欲情させただけだった。
(ぁ……! 駄目だ……オッパイもオ○ンコも熱い………。)
美奈は自分の限界を感じていた。

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