新・電車での淫夢
林檎飴:作

■ 6

建は会社に電話しているようだった。
「美奈ちゃん出た? 今、会社に休むって……」
建の言葉は途中でとぎれた。
美奈の姿があまりに妖艶だったからだ。
頬は紅潮し、髪は首筋について美奈を色っぽく見せた。
ワイシャツの襟元からは谷間が露出して、うっすらと乳首が映っていた。
太股付け根まで見えている脚は、あまりに細く、しかし女らしさを感じさせた。
「ちょっと小さかったかな?」
そういって照れる美奈はこの上なく可愛く、綺麗だった。
「うっ……うん……」
建はしどろもどろになりながら言った。
(どうしたんだ俺は……。中学生の子に欲情してしまいそうになる……。)
建は横を向いて、
「何する? 人生ゲームとかあるけど、やる?」
「はいっ!」
美奈は元気に返事をした。

「あ! やった! 9が出た!」
美奈は屈み込んで嬉しそうに駒を進める。
屈み込むと谷間が強調されて、建は目のやり場に困った。
「ちょっとすいませ〜ん。」
美奈はそう言って、建の隣に座った。
マップが、建の方になったのだ。
美奈は建にぴったりとくっついて、駒を進める。
そっと美奈の方を見ると、襟元から乳首が見え、その先までもが見えてしまった。
(どうしたんだ…俺は…まだ14だぞ。14の少女に俺は……)
建はグッとこらえた。

(建さん……困ってるのかな? あたしのこと女として見てくれてる?)
美奈は度胸試しのような気分になって、もっとスリルを味わいたくなった。
「あっ……!」
わざと駒を建の方に転がす。
「ごめんなさい…」
美奈は建の腕に胸を押しつけるようにして、駒を取った。

(なっ……)
胸が押しつけられたとき建の心は飛び上がった。
女性とsexしたこともあるし、胸を見たこともたくさんある。
(それなのに…こんな少女の胸に俺は欲情してしまう…)
美奈が離れた後も、感触はなかなか消えなかった。

(建さん真っ赤だ……ふふ…。)
美奈はなんとなく勝ったような気になって嬉しかった。
再びマップは建の向かい側になる。
(あ〜あ…もっと隣で遊びたかったのに…。そうだ!)
美奈はイイコトを思いついてニンマリと笑った。
美奈は建の向かい側に来て、なんと体育座りをしたのだ。
ワイシャツ一枚しか来てないのだからもちろん…

(なっ…美奈ちゃん?!)
建はいよいよ真っ赤になってしまった。
ぴったりと脚を閉じてるもののやはり、ワイシャツ一枚では美奈のオ○ンコまで見えてしまう。
今はまだワレメだけだが……
「なんだか暑くなってきちゃった。」
そういって美奈は少しだけ脚を広げる。
ピンクのヒダが少しだけ見える。
ドクンッ
建は自分のモノに血が通うのを感じた。
(やば……勃ってきた…)
美奈に悟られまいと必死に冷静になる。
そんな建の思いとは裏腹に、美奈はまた少し脚を開いた。

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