従兄妹の夏
はるき:作
■ 5
「聖美・・・起きていたんだね」
彼女の痙攣が収まってから聞くと、首を縦に振りました。
「わかってたよ・・・ありがとう・・・」
「ううん、私のほうこそ・・・おにいちゃん、ありがとう・・・」
「聖美の姿見たら、我慢できなくて・・・」
「うん・・・とっても気持ちよかった・・・」
「うん・・・」
そんな聖美のことが、とてもいとおしく思え、彼女に軽くキスすると、聖美のほうから舌を絡ませてきました。
「うんん・・・」
唇を離した聖美が、告白してきました。
「私ね、おにいちゃんのこと、もうずっと前から好きだったの・・・」
「僕も聖美のこと、好きだったよ・・・」
「ねぇ、以前プールで私がナンパされたときのこと覚えてる?」
「覚えてるよ・・・」
「あのとき、おにいちゃん、私のことかわいいって言ったよね?」
「うん・・・」
「今でもそう思う?」
「もちろんだよ」
「オナニーもしてるし、こんなエッチな私でも?」
「あのとき以上に、聖美はかわいいよ」
「ありがとう・・・でもちょっと太ったかな?」
「そんなことないよ。腰はキュッてなってるし、おっぱい大きいし・・・」
「そうかな?」
「うん・・・誰のこと考えてオナニーしてたの?」
「決まってるでしょ?」
「うん・・・僕も毎晩聖美のことを・・・」
「ほんとに?」
「うん・・・すごく気持ちいいんだよ」
また粘膜を舐め合いながら、ネグリジェの上から、聖美の乳房に触れると、ずっと想像していた以上に張りのある、それでいて柔らかい感触でした。
「聖美・・・柔らかいよ・・・」
その乳房をやさしく揉んでいると、聖美の手が僕の下半身に伸びてきて、トランクスの上から、ペニスをまさぐってきました。
「おにいちゃんのここは堅いよ・・・・・・」
僕がネグリジェを脱がせようとすると、聖美は身体を浮かせていました。
僕も、さっさと着ていたものを脱いで、聖美と向かい合うように寝転ぶと、すでに、堅くなっている乳首を口に含んで、舌先で転がすようにしました。
「ああん・・・」
聖美が、僕の股間のモノを細い指で握ってきます。
「聖美・・・」
握ったペニスを、やさしくこするようにシゴいてくれます。
「大きいのね・・・」
「聖美のこと考えると、いつもこうなるよ」
「男の人は、こうされると気持ちいいんでしょう?」
「そうだよ」
僕も、聖美の股間のヘアをまさぐっていました。
「あん・・・恥ずかしい・・・」
クリトリスを軽く刺激すると、腰を揺らしています。
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