青春の陽炎
横尾茂明:作

■ 片思いの少女3

 それは敏夫が以前から目を付けていた隣町の女子高校の1年生で、若いころの宮沢リエにそっくりの地域の全少年の憧れの的と言うべき美少女を事もあろうに敏夫が言葉巧みにだまして、家に連れ込み、高校生とは思えぬ残虐さで犯したことが有った。

 敏夫は後難を恐れ、少女との痴態の限りを写真に撮り、口を封じた。
次の日、敏夫はその少女を再度脅して家に呼び寄せまたもや犯し、それに満足するとマサルを電話で呼び寄せたのである。

 何も知らないマサルが、今日のように敏夫に呼ばれて家に着いた時、精液を股間から流し泣きじゃくる少女に、敏夫が無理矢理ペニスを口にくわえることを強要している最中であった。

 驚くマサルに
「お前にも相伴させてやるから待ってろ」
と言い放ち、泣きじゃくり思うようにペニスを口にしない少女に敏夫は癇癪を起こし、平手打ちを始めた。

 「このアマー何度言ったら分かるんだ!」
と怒声を浴びせながら、少女の髪を掴んで己が股間に引き寄せ、
「歯を立てたら殺すぞ」
と脅して、口を無理矢理開かせた。

 敏夫の部屋はすえた悪臭が漂っていた。ベットの横のカップラーメンの空きカップからは、明らかに少女の尿と分かる黄色い液体が溢れ、カーペットに黒いシミを滲ましていた。

 また床に広げた新聞の上には鋏と剃刀が放置してあり、少女の陰毛が散乱していた。
敏夫が少女に対し行った性的陰惨な暴力を、一目で語り尽くすに足る光景である。

 マサルはこの宮沢リエに似た美しい少女に以前から密かに憧れており、街で出会うと顔が赤らむのを感じ、初恋に震え、ストーカーのように一日中少女の後をつけたことも有った。

 その片思いの苦しさから、告白の機会をうかがっていた……。がしかし、その少女に想いを寄せる同級生の多さに後込みし、自信喪失がマサルの初恋を惨めに終わらせた。

 いままさにその少女が……、憧れの美しい少女が全裸をわななかせ、淫らにも股間から敏夫の精液を流して
「もー堪忍して下さい」
と敏夫の足にしがみついて許しを乞うている……。

 マサルは立っておれないほどの目眩を感じた、敏夫の黒光りしたペニスが美しい少女の口で淫らに出入りしている。
マサルに対し後ろ向きの少女の無防備な肉の割れ目から一筋の淫蜜が流れ落ちた。

 少女の綺麗な肛門に続く蟻の戸渡り…軽く塞がった大陰唇からサーモンピンクのヒダが少しはみ出し、その艶めかしい白い尻の陰裂はマサルの心を痴呆状態にさせるに充分足る造形を呈していた。

 敏夫は
「ううっ」
とうめき
「アーッ、気持ちがエエー」
と言って果てた。
少女はなおも敏夫の股間から開放されず、尿道の中の精液まで吸い取らされていた。

しばらくして敏夫は
「いつまで吸い付いてるんだ」
と言いながら、まるで子供が遊びに飽きた縫いぐるみでも捨てるように、少女の髪を掴み乱暴に押しやった。

 そして少女の股間を、Tシャツで乱暴に拭きながら、
「マサル、お前…、女の裸…、見たことあるか? 実物を見るのは初めてだろう」
とニヤニヤ笑いながら
「そう言えば、お前の片思いの女は確かこいつだったよなー」
といった。

 「お前トロイから、俺が先に戴いたぜ、もう飽きたからお前のすきなようにせーや」
と言いながら、敏夫はいつまでも泣きじゃくる少女を蹴り飛ばし、俯せにしてその背中に座った。

 少女が
「グウェー」
と唸るのもかまわず少女の尻を手で強引に割裂き、肛門と膣口をマサルに見せ、
「マサル、どうだこのオマ○コ綺麗だろう触ってみろ!」
と言った。

 これほどの美しい少女をいとも簡単に騙し…、裸に剥き上げ、あらぬ限りの陵辱を加え…、もう飽きたと言える敏夫にマサルは感嘆する想いであった。
もし自分がこの憧れの少女を誘拐したなら…、家人がもし誰もいない環境で有ったなら…、多分10年は飽きることはない…、それほどに美しい少女の裸像であった。

 マサルは躊躇したが、その陰門の艶めかしさに抗しきれず、オズオズと指を伸ばし、生まれて初めて女の小陰唇のヒダに震える指で触れた。

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