青春の陽炎
横尾茂明:作
■ 恐喝2
由紀は完全に子供と化していた…。教養高い女は崩れると脆いものである…。
ただ泣き叫ぶだけである。
敏夫はこれには閉口した。…まっ、焦ることもないか……。これからじっくり時間をかけてこの美しい女を俺好みのSEX専用奴隷に仕立て上げるのも楽しみなことだよな。
敏夫は一人頷き……由紀を背後から優しく抱き…そしてペニスを由紀の尻に擦り…その滑らかさと柔らかさを楽しみながら、少しずつ時間を掛けて黒い炎を消して行った。
由紀はアナルSEXを回避出来たのを知り、泣き声を少女の嗚咽に変えていった。
敏夫は
「先生もう泣くな! 今日はもう帰れ!」
と嘯いた。
由紀は嗚咽しながら耳を疑った……。由紀はこの部屋に永遠に監禁されるものとばかり思い、死さえ覚悟し始めていたのだ。
だが由紀は思った。…このまま返すわけがない…。それは敏夫の将来を消すに等しい行為。
きょう敏夫が行った行為は婦女暴行という許されざる犯罪…。私が警察に駆け込めば…退学どころか少年院送りは必至。…返すわけがない……。
何を考えているのか…、由紀の理解の限度を超えた……。敏夫の矛盾と恐怖を秘めた行動に由紀は震えた。
「先生! 本当に帰っていいんだぜ。だけどよー、今日の記念に写真を二三枚撮らしてくれや」
由紀は(やはり)と思った。少年を超越した狡猾なる敏夫……。ただでは返すわけがない……。
写真という……恐喝という名の免罪符はちゃんと用意していたのだ……。
由紀は思った。このまま生きてこの場を去ることさえ出来たら……恐怖で精神が破壊しそうな今はこの場さえ切り抜けられれば……後の恐喝などは…もうどうでもいいと感じた。
とにかくこの場を一刻でも早く抜け出したかった。
「敏夫君…、先生を帰してくれるの? …本当に返してくれるの」
「本当さ! 但し先生がおれの言いなりに写真を撮らせてくれればの話しだぜ」
「写真さえ撮れば本当に返してくれるのね! ………分かったわ…」
敏夫はいつものバカ女のパターンに、この気品高い教師も見事にはまった。敏夫は罠に掛かった獲物を、愛おしく抱きほくそ笑んだ。
「じゃー、先生の気が変わらん内にやっつけるか」
敏夫はベットから降り、引き出しを開けデジカメを取り出した。
「さー先生! こちらを見て!」
由紀がベットからのろのろ起き、カメラを見たときフラッシュがたかれた。
「先生、ちょっと脚を開いて」
由紀は一瞬躊躇したが、あきらめの顔でもじもじと脚を広げて行った。
それ以降、敏夫の要求は徐々ににエスカレートし、
陰唇を指で開いて微笑め!
尻をこちらに向けて四つに這いになり顔をこちらに向けろ。
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