青春の陽炎
横尾茂明:作

■ 恐喝6

 敏夫は、今までわざと先生と呼んだがもうやめた。年下の青い少年に先生と呼ばれ、その少年に性器を弄られ泣き叫び、許しを請う……。被虐性を煽るに格好な言葉と思ったからだ。
しかし、……もうその言葉はいらない…。由紀は完全に堕ちたと思えたからだ。

 由紀は敏夫の前に進み、ベットに腰を掛けうつむいた。

 敏夫は由紀の両肩をかかえそのまま仰向きに倒し、敏夫の股ぐらに寝かした。

 由紀の足は床に付き、上半身はベットの上にあるため大きく反った形となり由紀の性器の膨らみが強調され、陰毛が際立った。

 由紀は首の後ろに敏夫のペニスが当たり、少し震えた。

 敏夫は手を伸ばし、由紀の淡い陰毛を指ですくい感触を楽しんだ。

「由紀! ここを剃ろうか」

 由紀は一瞬凍り付いた。この少年は何を考えているのか。女の陰毛を剃って何が面白いのか。しかし由紀は少年の命令に逆らう気は毛頭無かった。イヤイヤする仕草をしたがそれは意味の無い抵抗の反射に過ぎなかった。

 敏夫は女性の陰毛が嫌いだった。陰毛に何の意味が有ろうかとさえ考える。……人は陰毛を見ると欲情すると言うが敏夫は逆に綺麗な体に何で醜悪な毛を生やすのだと思う。

 女には髪だけが必要と感じていた。

 マサルはベットから降り、剃刀とシェービングクリームを取り出した。

「由紀ここに寝ろ」
とベットを顎で示した。

 由紀は素直にベットに仰向けに寝て、目を閉じた。
敏夫は全く抵抗を示さず従順に振る舞う由紀に、少し物足りなさを感じたが……。

「少し脚を開け」
敏夫はシェービングクリームを手に取り、由紀の陰毛に塗り付けて行った。

 由紀はその冷たさに震えた、そして剃刀が当たったとき失禁しそうな怯えが走った。

 由紀の陰毛は会陰の上部に僅かにあるだけで、いとも簡単に剃り上げられた。
元々繊細な毛であったため、剃り跡は青く浮き出ず、少女の様に内モモと同様に滑らかな白い光沢を呈していた。

 敏夫は長いあいだ見とれていた、無毛の少女とは異なり、発育した性器周辺の膨らみ…、艶めかしさに目を奪われる思いである、由紀は上付きなのか陰裂の大部分は真正面から見ることが出来た。
光り輝く性器に敏夫は我慢出来ず、その鼠頚部に頬ずりした。そして性器周辺を丹念に舐めた。
大陰唇を指で開き、露わになった可愛いクリトリスを舐め、…そして軽く甘噛みした。

 由紀は性器に異常に固執する男の心を思った。女が醜悪なペニスに夢中になるのと同じ感情なのかと。

 長い時間をかけて敏夫は由紀の性器を舐め、陰唇を開き指を挿入して遊んだ。

 由紀の脚を思い切り広げさせ、膣の内部を弄った…。次第に濡れてくる由紀の膣の内部に指を挿入した。……膣口から愛液が溢れた……。
(あーーなんて柔らかな性器なんだろう)

 由紀も、執拗に責められる性器周辺への刺激に抗しきれず、陵辱と分かりながらも甘い吐息を漏らし、じわじわ沸き上がる快感に身をゆだね始めた。

「由紀! チンボ入れるぞ」

 敏夫は由紀の尻の下に枕を挿入した。由紀の性器はせり上がり陰毛の無いなめらかな恥丘は匂い立った。

 敏夫は膝立ちで由紀の脚を抱え、ペニスを由紀の陰裂の狭間に軽く装填し前後に亀頭を擦り付けた。

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