青春の陽炎
横尾茂明:作

■ 恐喝8

「由紀! さー今度は俺を気持ちよくしてくれ!」

 奴隷の由紀には余韻を楽しむ時間も与えられなかった。

 敏夫は由紀に四つん這いになるよう命じた。

 由紀はのろのろと起き、敏夫の命じるまま尻を突き出し四つになった。

 背後に回った敏夫が由紀の尻に手を掛け左右に開き、肛門を露わにした。

 空気が剥いた肛門に触れ、由紀は呻いた…。誰にも見られる事のない恥ずかしい肛門…。

 親にさえ見られた事のない肛門…秘めたる排泄の羞恥を赤の他人に傍若に見られ嬲られるほどの羞恥心……人間の尊厳を無視し無惨と言う以外…形容を知らない肛門の羞恥。

「尻の穴を頂くのはまだ後だ! 安心せー」

 敏夫は由紀の尻タブに手を掛け亀頭を膣口にすりこんだ。そしてズブズブとペニスを由紀の膣に差し込んでいった。

「由紀! お前のオマ○コ…、良く締まって気持いいぞ」

 敏夫のペニスは由紀の柔らかい膣の粘膜を楽しむように、緩やかに注挿を開始した。
手は由紀の尻の柔らかさに遊び、また真っ白な乳房の柔らかな暖かさに遊んだ。

 由紀の真っ白に光る背から尻に流れる優美なフォルムを楽しみながら、美しい女教師を奴隷の如く四つに這わせ尻から交尾する傍若無人な喜び。由紀の心の弱さに見事につけ込み、これほどの美しい女を、路傍の石を蹴るように簡単に手に入れた喜び。教養高い女性教師がゴミ屑のような俺に堕され、今…お尻を差し出し肛門を収縮させている……。これだけ揃っていて心が痺れない訳がない。
敏夫は肉の快感だけなく…心理的快感も助長して、今夜は痛烈な性感の訪れを予感した。

 敏夫は、ペニスを由紀の膣からゆっくり引き抜いた。愛液の糸がぽっかり開いた由紀の膣口と敏夫のペニスをいやらしく結んだ。……敏夫はペニスを持って由紀の尻で愛液を拭いた。

 次に由紀を横向きに寝かせ、敏夫は相対して横に添い寝する形で寝て、ペニスを由紀の脚を軽く開かせ再度挿入して行った。

 敏夫は由紀に脚を閉じさせペニスを脚で挟む格好にし、敏夫も脚を揃え右手で由紀の尻に手を添え前後に押し引きし注挿を開始した。

 由紀は右手を上げて腕を枕にし、敏夫を潤んだ目で上目使いに見つめた…。敏夫も体を揺すりながら由紀を見返した…。どちらからともなく顔を接近させ口を付けた。敏夫は由紀の舌を求め、由紀はそれに応じた……。由紀は唾液を流した、敏夫はその甘い汁を愛おしく啜った。

 由紀にオーガズムの兆しが見えた。敏夫は由紀に今度は一緒に行こうと言った。

 由紀は可愛くかぶりを振って頬を敏夫の胸に押し付けた。
「アナタ…、由紀また気持よくなってきたの」

「あーー、由紀! いきそうだ!」

「あなた……、由紀もいきそうよ」
「由紀…、気持いい」
「どうして、どうしてこんなに気持いいの?」
由紀の目から随喜の大粒の涙が零れた……。

「由紀! オマ○コが気持いいって言ってみろ」

「由紀…、オマ○コがとっても気持いいの」
「オマ○コが気持よすぎて…、涙が止まらないの。…エーン」
「もっと擦って…、もっと由紀に恥ずかしいこと一杯して」
「エーン…、エーン」
由紀は感極まったように、子供の様に泣いた…。25才の成熟した女が恥ずかしげも無く教え子に裸にむかれ…横炊きに子供のように抱かれて随喜の涙を流し、さらに稚戯な泣き声を上げる恥の演出で強烈な快美感を引き出した。その貪欲な頂点において二人とも同時に弾けた……。

「グググーヒィーーッ、…気持いいいい…、アアン気持いいいい…、イグーー」

 二人ともお互いの尻を手で引き寄せ深く深く繋がろうとした。由紀は子宮の奥で敏夫の吐出する強烈な勢いの精液の刺激で、先ほどの数倍の快美感を得、背筋をケイレンさせてウンウンうめきながら、のたうち回った。

 敏夫もかって経験の無い、尿も一緒に放出していると思えるほど長い射精快感に震えた。

 二人は弾けた超快美感の後の長い余韻に放心し、……いつしかそのまま眠っていった。

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