僕の彼女
kyousuke:作

■ 第5話 ○学生ア○ル調教1

 夏休み前には梅雨があって2人は休日なのに自宅にいた。
「ねえ、ア○ルSEXってなに?」
 歩は将一に尋ねてきた。思わず飲んでいたホットココアを噴出す将一。
「肛門にペ○スを入れる事だな、まあ男同士ならそれしか出来ないけどね」
 彼は持っていた所謂18禁ギャルゲーのノベルズを出して説明した。ほんの一部だが少年との絡みがある作品もあるのだ。
「やってみたいのか?」
「ウン…」
「でも道具とか必要だし」
 すると大きなスポーツバックを持ってきて彼女はチャックを開ける。
「朱海さんが餞別にって…」
 中身は浣腸器が数種類で家畜用から医療用まであるし、クリームやアナルストッパー…しかもバイブまであった。これでカメラでもあったら撮影できそうな感じだ。
「涼様が調達して…どうしてもア○ルバージンをあげたいの! 生理で出来ない日とかきつそうだし」
 歩の目は潤んでいた。

 歩はちょうど便秘気味だったのでまずは浣腸と洗滌をする事にした。橘家の風呂場はトイレと仕切られているが壁が可動式であっという間にユニットバス化になる品物だった。これは万が一親が介護が必要なった時にしやすいと言うわけで将一の叔父さんが設計した商品の試作型である。
「歩、お尻を上げて」
 可愛いお尻が将一の目の前に見え、股からは少々黒ずんだク○ペ○スが膨張していた。秘所の愛液を潤滑油代わりにア○ル周辺にまぶし可愛らしい菊門を攻める。そして専用クリームを塗りこんで指を突っ込む将一。
「ああっんっ!」
「さて浣腸をするよ」
 彼はバルーンア○ルストッパーを入れて空気を入れた。ア○ル拡張も兼ねていて、そして浣腸器のシリンダーを押した。
「お腹が膨れる!」
「暫く我慢してね…」
 そう呟くと彼女は将一のペ○スを舐め始め、将一はク○ペ○スに男性が使うオナニー器具をつけ、秘所にバイブを挿入した。
「どうだい虐められる感じは?」
「将兄ちゃんもっと激しくしてぇ〜〜」
 考えてみれば彼女は肉親に好きにかまってもらえない事が多いから、M奴隷の様に体を求める。将一は流されやすい自分の性格も困ったなと思った。歩が苦しみ出す、お腹が鳴り出し汗が出す。
「早く抜いてください!」
 ク○ペ○スもじらされているから歩はイキたくてもいけないのだ。冷たい浣腸液は間違いなく腸を刺激する。そして程よく緩んだ肛門の筋肉である括約筋はスルりっと萎んだバルーンを出した。
「この盥(たらい)にしてね」
 茶色い固形物を含んだ水が盥に出される。そして同時にク○ペ○スを締め付けていたベルトを外し派手に射精した。将一は続けざまに温水を入れて出すように言うと彼女は盥にだした。それが数度続き、透明に近い排出液が出すようになると歩は腰が立てないようになっていた。
「入れるよ」
 将一は背後から抱いてペ○スをア○ルに当てた。ペ○スの括れが歩の括約筋の抵抗に逢うが歩は完全に未知の感じに酔いしれていた。
「細かく何段も締め付けてコリコリと当たっているよ」
「あ…将兄ちゃん、もっと突いて!」
 だが彼は始めてのア○ルに感触に男色に走る奴の気が分かった気がする。そして白い液を吐き出した。

 後始末する将一、排泄物はトイレに流して盥は外で洗った。
「ねえ、お兄ちゃん?」
「ん?」
「パパが知ったらどう反応するんだろうね」
「少なくとも将来は嫁に貰う事は確実だね」
「私でいいの?」
 歩は寝そべって将一の作業を見ていた。
「歩が高校卒業したら俺は既に就職しているか大学に行っているから結婚は出来るよ」
 将一は歩を抱きしめた。かつて結婚を考えていた彼女の分まで愛せると考えていたのだ。

 雄太が住む部屋の一室には雄太の母親が縛られていた。雄太も下半身露出して腕を荒縄で拘束されて、その様子を男数人が見ていた。
「団地妻なんていまどき古いと思うが、案外需要があるんですよ。奥さん。これからここで息子さんとシテ貰いますよ」
 人目でヤクザと分かる男が母親の悦子の顔に睨む。
「息子には手を出さないで!!」
「しかし利息分は払ってもらわないとこっちとしては困るんですよ、パチンコで大当たりしても利息分には足りなかったし」
 サラリーマン風の男はそう呟くと、雄太の方に眼を向けた。
「紳士淑女の向けの裏のショーがあります。彼のア○ルバージンの卸値なら半分は返せるし貴方がよければ返せる。後は自由に稼いでもいいし普通の生活になってもいい。もし条件をのむなら利息分を最低限に戻します」
「イヤよ! 私だけにして!」
「しかしこのマンションを抑えても後々面倒でしてね、この世界も不景気なんですよ」
 彼女は項垂れて条件を受け入れた。
「兄貴? いいんですかい? 男の子で?」
「聞けば妹のほうはまだ小3のガキだし長男はサツだ、別居中の夫に脅迫文を出すなよ。柊の甥っ子が飛んできて危ないからな」
 ヤクザの間には柊 俊一 警部補だけは敵に回すなという暗黙の了解がある。一見大人しそうに見えるが荒さは警視庁の中でもとんでもなく”鬼の柊”と比べても遜色はなかった。
「よしこいつに靴下を履かせろ、レインコートを着せてやれ」
 雄太は男らに靴下を履かされると縄を解かれ透明のレインコートを着た。当然下半身は露出したままだ。男は荒縄を雄太の下半身に巻きペ○スを隠す用な縛りを見せた。
「兄キって男色だったんですか?」
「若い頃はシノギでよく素人娘をフロに沈めてな、AVも撮影していたが他の所とダブるからロリコンとショタもしたのさ」
「へぇ〜〜どんな感じです?」
「病み付きになるな…特に中性的な奴が好みだ」
 悦子はそのまま体をベーシックな亀甲縛りのままでレインコートを着せた。
「変態親子のできあがりっと、おい車を回してこい!」
 男が小走りに部屋から出た、その間は彼はビデオを回していた。
 暫くすると男は逃げられないように雄太と悦子の股のロープを繋いだ。雄太は完全に抵抗する意思を無くしていた。靴を履くとそのまま外へ出た。いつ他の人が来るか分からない、2人は男数人に見られながらもエレベータに乗り込む。そしてマンション入り口の道路に横付けされたライトバンに乗り込んだ。

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