僕の彼女
kyousuke:作

■ 第17話 青い果実 1

 歩と将一はSEXの回数は減っていたが週末になると一日を家の中で過すようになっていた。

「お兄ちゃん……どうするの?」

「専門学校行ってそれから四年制大学の三年編入でもいいかなって思うけど……」

下着姿の歩は将一の体によりかかり尋ねる。

「別に六大学行っても心が寒ければ駄目だと思うし……」

確かに将一の学力なら東大だって行ける筈だが彼はそれ程野心を抱いてない。

「歩はPCに興味あるのか?」

「うん……」

二人にとっては語らいが一番落ち着いた。



 西田母子の失踪から一年が経ち隆もやや落ち着かない様子であったが妹の病気が根治して学校に通い始めていた。彼女も母親と雄太の失踪した事で一時期気落ちしていたが隆と父親は励まていた。

 この日非番だったが所轄所に赴いた隆はある真実を知らされた。

「母が……見つかった」

「この前東京郊外のある都市で売春クラブで保護された……ただ……重度の薬物中毒で危ないそうだ…」

キャリアの刑事が言う。

「直ぐに会いに行きなさい……勤務は交代してもらうようにしている」

彼は直ぐに携帯で父に連絡し収用された警察病院へと急いだ。



 悦子が言うにはあの日は雄太と共にサラ金業者に呼び出され違法AVでどうにか借金の返済の目処が立ったと安心していたら薬を仕込まれ屋敷内で性的暴行され、その後は雄太の姿を見てない。そして摘発されるまで売春婦として働かされ脱走防止に新型の覚醒剤まで投与されていた。

「あんまり持たないかもしれません」

医師は残念そうに言う。衰弱が激しくその上に新型なので治療方法がわからないのだ。

「……隆、ごめんな」

父親は項垂れていた。





 雄太はあの日から女性ホルモンの投与で体形が変わり胸もDカップになっていた。しかし竿のみになった逸物を女性下着に押し込み夜には変態嗜好を持つ男性や女性に抱かれていた。彼の様な子供は偽の戸籍を与え養子縁組にさせており義理の親にも河合が割れて雄太も例外なくベッドで喘ぎ声を出していた。背後からごつい手で逸物と胸を弄られ排泄孔は性器とされ義理の父親のペ○スは根元まで挿入されていた。

「ふぁ!いいぉああ!」

義理の父親はニヤリとした。引取った際に生理の代わりに精液が溢れ出る様に改造してもらいペ○スも胴体部分を切り落とし根元と亀頭をつなげてもらった。

「お前は……可愛い…どんな女よりも…」

そう呟くと雄太のア○ルに精液を吐き出した。

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