可憐な蕾
横尾茂明:作
■ 捨てられた少女7
少女は髪をたくし上げて後ろを向き…うつむいた。
剛史の指が少女の背に触れる…そしてまさぐるようにチャックのつまみを探す。
指が止まる…ジジッと音がしてチャックが下ろされていく。
赤いワンピースが左右に切り裂かれながら次第に真っ白な肌を露わにしていく…このとき髪をたくし上げる少女の繊細な指が女を象徴するように印象的に流れた。
剛史はワンピの裾を持って一気に上にたくし上げる。
髪を束ねる指が外れ長い少女の髪がフワッと舞い上がり…少女の肩に落ちたときはワンピは剛史の手の中にあった。
フーッと…少女の裸から甘い香りが流れた。
少女の肩がブルッと震える。
剛史はかまわずブラジャーのホックに指をかけて外し、肩ひもを左右にずらす…。
ブラジャーは少女の豊満な乳房に引っかかりながらも腕を伝わって少女の足下に落ちた。
「沙也加、お前はきょうから俺の女…」
「今田から聞いているだろう?」
「……………」
「まっ、いいや…」
「今夜から俺と一緒に寝るんだ、どういう意味か中学生ならもう分かるよな…」
「お前の裸…じっくりと見せてもらうから」
そう言うと剛史は後ろ向きに震える少女の両肩に手をかけた。
少女はビクっと震え、そして観念したかのように静かにうなだれた。
ゆっくりと少女を振り返えさせる。
上をつんと向いた形のいい乳房が正面に見え始める。
剛史の想像以上の形良さであった。
(なんて綺麗な乳首だ…)
桜色の小さな乳首はおののくように震えている。
剛史の手が少女の乳房を下から上に持ち上げるように掴んだ、その柔らかな手応えはマシュマロの感覚のよう。
剛史はたまらず少女の背中に手を回し、引き寄せながらその可憐な乳首に吸いついた。
「あぁぁ……」
少女が呻く…どうしていいか分からず手は何かを掴もうと空を泳いでいた。
新雪に落とした桃の花の様に淡い乳首を交互に吸い…その生の固い感触に痺れ…対比した背中の溶けてしまうほどの肌のやわらかさに震えた。
剛史はそまま顔を上にずらし、胸…喉…そして可憐な唇を少し舐め、少女の顔を見た。
少女は目を瞑り顎をあげる、それはキスを意識しての所作の様に剛史には感じられた。
剛史は少女の顎に手をかけ唇を触れさす…「ウッ」と少女がうめく、そのまま舌先を軽く口中に差し入れ唇を吸う。
少女の歯が開く…自然と舌は少女の口腔に進入する…少女の息づかいが次第に荒くなっていく。
されるがままの少女の今の境遇。
その少女の心を想ったとき剛史の心に淫残の炎が舞い上がった。
さんざん舌で少女の口腔を犯し、ようやく唇を離した。
「さーパンティーを脱がすぞ」
言うと剛史は少女の正面にしゃがみパンティーのゴムに手をかけ少しずつおろしていく。
思った通り少女の恥丘には数えるくらいの陰毛しか生えていなかった。
(クーッ…これだよ、これがいいんんだ)
際だつ丘をすぎ…次第にクレパスの上辺が露わになる。
そして幼女独特の黒ずみのない清潔そうな性器全貌が剥き出しに露呈する。
その織り込まれるような深い魅惑の亀裂…恥丘と両腿の狭間のウブい折り目は新雪に描いたヒダのよう。
ふっくらと盛り上がる幼い性器と、それを際立たせる周辺の造作は剛史の求めてめていた造形そのものであった。
足先からパンティーを抜き取り、正面からじっくりと腰全体を見つめた…そしてそのバランスの良さに感嘆しながら腰を軽く掴んで後ろを向けていく。
少女はなすがままに震え、剛史に身をまかせた。
(あぁ…何て尻だ…)
真っ白な尻タブ、腰から連なる優美なライン、中央のとろけるような深い狭間は例えようもない程の素晴らしい完成美であった。
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