可憐な蕾
横尾茂明:作

■ 捨てられた少女8

剛史は引き寄せられるように指が出てしまう…。
指は両の尻タブにかけられた、そして白桃が開かれていく。

真っ白な双丘の間のうっすらと桃色に染まった谷間がその幅を少しずつ広げていく。

「あぁぁ…おじさま…恥ずかしいです…」

谷底には小さく可憐な蕾がおびえたように震えていた。
蕾は清潔なピンク色に染まり、生々しく収縮していた。

剛史は少女の肛門は単なる排泄器官ではなく自分を誘う第二の性器のようにも映った。

剛史はもう唸るしかなかった、これほどの女体を有する少女を俺に? …正直、今田にさんざんだまされてきたが…今度だけは過去を相殺する本物、それも最上級の貢ぎ物と感じ…唸った。

尻の狭間に舌を這わせる…少女はビクっと腰を引きかけたが、思いとどまるように力を抜いた。

その舌触りはとろけそうな感覚、手のひらで尻タブの感触を思い切り堪能してから再び正面を向かせる。

再び少女のウブい性器が目の前に現れる、これを見て中の造作を見ないわけにはいかない。

剛史は指を大陰唇の両のふくらみに添える。
そして確認するように少女の顔を見上げた。

少女は怯え顔で指を口に当て目を瞑っていた。

ゆっくりと開いていく…少女の震えが一段と激しくなる…。
かすかに「あぁぁぁ……」と吐息が漏れる。

内臓を開いたような鮮やかなサーモンピンク…。
しかしまだまだ発達途上の薄いピンク色である。

そしてさらに露骨に開いていく。
天使のようなこんな可憐な少女にも…と思えるほどそこは複雑で内臓を開いた様な貌を持っていた。

上辺には陰核が屹立し、真珠を隠すようにしっかりと皮をかぶっており。
可愛い小陰唇に守られるように膣は閉ざされていた。
剛史は手を伸ばし…クリをつまみあげて指先で転がすように嬲ってみる。

「あっ、あぁぁん…」
吐息のような可愛げな声が漏れた。

さらにくつろげる、綺麗な花びらが咲いた様に広がった。

クリトリスの下方に小さな尿道が口をのぞかせている。
指を伸ばしてその小さな穴を揉み込む…少女の声音はあえぎ色に染まる。

そしてさらに下、柔らかな肉の花びらをかきわける。
そこが少女の源泉、鮮やかな果肉色に染まった膣口である。
しかし…これほど開いているのに膣口はかたくなに口を閉ざしていた。

剛史は少し大胆になる…。
指を舐り、その膣口にゆっくりと指を差し入れてみる。

(あぁ…暖かい…)
少女のそこは少し濡れていた。
剛史のいたぶりに感じ始めていたのだろうか。

しかし処女膜の存在は指先には感じられなかった。

「お前…処女じゃないのか…」
剛史はすこし落胆声で少女を見上げた。

「……………」
「ごめんなさい…」

「まあいいや、これほどの体…今田が手を出さないわけねーもんな」

剛史は正直落胆は隠せなかったが、痛みで泣き叫ぶ処女は正直面倒とも思っていた…。

(今田のヤロウ…ちゃっかり頂いていやがったか、まっしゃーないな、手間が省けたというところか)
(しかし今田がこの少女を父親としてどう犯していったか…)
(こりゃー寝物語に口を割らせるのも一興てもんだ…クククッ)

「さー風呂に入るか」
剛史は浴槽の扉を押して少女を中に促した。
そして自分もいそいそと脱ぎ始める。

ペニスは腹を叩くほど反り上がり、亀頭先からはもう透明な液が期待に誘われて糸を引いていた。

(さてと…どうしてやるか…クーッ気持ちいいだろうな…)

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