可憐な蕾
横尾茂明:作
■ 夏の初め10
バイブの先が小陰唇に触れる、少女は目をきつく瞑り指を握りしめる。
スイッチが入れられた…幾重にも巻いたイボイボのリングが回転を始めると同時に先がクネクネと揺れ動く。
「さー突っ込むぞ、力を抜け」
少女は握った指を緩やかに開き…ハーッと息を吐いた。
いかにもその陵辱を義務と受け取る少女の無垢な仕草は痛いほどいじらしい。
バイブの先は膣を求めて性器に踊る…そして徐々に深穴に落ち込むように埋没していった。
少女の眉は…神経を性器一点に絞り込むように撓められ、指は何かを掴むように空を泳ぐ。
「クゥゥゥ……」奇妙な濁音を喉にこもらせ腹部をへこます少女のおののき、長大なバイブは淫らなドリル音を響かせ幼い性器にめり込んでいく。
「沙也加…全部入ったぜ」
「しかし…こんな小さいオ○ンコの何処に入っちまうかな」
剛史は言いながら、再び抜いていく…。
「ほぉぉ…オメーの内臓に入るんだ…クーッ、いやらしい構図だぜ」
小陰唇が大きく開き、淫らに玩具を包み込む風情がいい。
膣が拡張されたせいでクリトリスは引き延ばされて白く屹立し、膣粘膜は限界に開かれて…刃をあてればプツンと弾けそうなほど白く緊張していた。
一旦先まで抜き出してから、再び押し込んでいく。
今度は根本近くまで突っ込み、振動尖端をクリトリスの下隅に潜らせた。
「ぃぃぃぃ…」
「お…お父さん…そこは…」
「…………」
「強すぎるよー」
「そうか、ちょっとガキには敏感すぎるか…ここは」
剛史は位置を変え、皮の被ったクリトリス上辺部に軽く当てることにした。
「あっ、あぁぁ……そこ…いいぃぃ」
剛史はバイブを注挿しながら芽と尿口への振動を繰り返し行う…その都度いやらしくバイブ音はくぐもった音に変わった。
少女の手は掴む物を求め空を泳ぎ…陰茎触れる。
気付いてすぐに両の手で握り、口に導いて再びクチュクチュと音を立てて無心に吸い始める。
利発で清楚な…そんな少女の陵辱構図は剛史の脳はただれ、目の前を次第に淫ら色に濁らせていく。
亀頭をくわえ、腰奥にくすぶる快感を探すように眉を寄せて悶える少女…。
男の眼前で繰り広げる、演出のない少女の性実写は迫真に際だち、白くくねった。
「あぁぁぁ……もう…もう…」
「もう…いきそうなの…」
少女は陰茎を口から抜き出し…亀頭部を頬にあずけて小刻みに可愛く震えた。
そして涙に膨らんだ瞳で剛史を見つめ…。
「お…お父さん…もう…沙也加いってもいいの…」
まるで父親に許しをねだる幼子のようにその哀願はいじらしく…剛史に射精感さえ与えるほどであった。
「あっ…はぁぁぁ…お父さん…いきます…」
「んくっ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁはぁ…」
「んっ…んん…くぅ…」
「うっ、くぅぅぅぅぅぅ……うう…ぅぅぅ…くぅぅ」
腹を大きく脈動させながら上り詰めていく少女…。
こんな可憐な少女が…と思わせるほどの凄まじいいきかたであった。
バイブを腿で締めながらビクンビクンと体を踊らせ、いつまでも唸っている少女…。
剛史はその爛れた近親相姦の許されざる背徳に、淫らに震える。
そして硬直した亀頭は、先から淫ら液をしたたり落として少女の頬を叩いていた。
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