家畜な日々
非現実:作

■ 〜追記調教〜6

「これだ」

大きな漏斗が口に刺さる。
(ま、待ってよっ、ちょっとソンナっ!)
どうなるか解ってしまった。

「これが、雌奴隷由紀特製のスタミナドリンクだ」
「…ぁぉ〜〜〜ぉぉ〜〜〜」

傾けられた軽量カップから、十分に冷えたドロドロとしたものが口に流された。

「うぅっぶっ…こほっ、んぁぁうぅぶぶぅ」
「こら、零すんじゃない」

口から溢れたドロドロが顎や頬から流れ落ちて、汗ばんだブラウスやタイトスカートを汚す。

「どうだ、うまいだろう?」
「っかぁ……んぐんぐ、んんぱぁ!」
「中身は豆乳とパンクズ、野菜ジュースと塩だ」
「ぅむ、ぅむ〜〜んぐぅんぁ」

出来れば服は汚したくない。
必死で飲もうとするが、如何せんアイツの注ぎ方が滅茶苦茶だった。

「ん、ゴボゴボゴボッ、んぶぁ〜〜〜」

空気すら入らないくらい大量の注ぎ込みに、半分以上をブラウスへと吐き出してしまった。

「しょうがないやつだ……」
「はぁ、はぁはぁ〜〜はぁ……はぅ」

注ぎが止まって、私はゆっくりと口の中のモノを飲んでゆく。
無くなったと同時に、口一杯に注ぎ込む。

それを噴水みたいに、半分を撒き散らして半分を飲み干す。
5回くらい続いただろうか……。
私のお腹は重くなっていた。

「もういいか?」
「〜〜〜〜ぃ〜〜〜〜ぃ」

まともに喋れない状態で、必死に声をはる。
アイツは、口枷と、それぞれの鎖を解いてくれた…… ……。
拘束が解かれ、倒れ込む私。

「あっはぁ〜〜〜はぁ〜〜ひう……ふぅ」
「ご馳走様は、どうした?」
「……ぅ」

必死に身体を起こして、私は口にした。

「ごち、ご馳走様でした……ご、ご主人様」
「こんな風な餌が嫌なら、これからは普通に食えるようになれよ?」
「……は……ぃ」

身に染みた……。
逆らう事も遠慮する事も、地獄だという事を。

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