家畜な日々
非現実:作

■ 〜追記調教〜7

私が起きたと同時に、アイツが姿を現した。

「おはよう、雌奴隷由紀」
「おはよう……ございます」
「ご主人様だ、何度も言わせるな」
「すいません……ご主人様」

舐め回すジットリ視線が、とても気持ち悪い。
手枷は後手なので、身体をずらして視線を避ける。
身体を固定される3つの鎖は、着けられなかったので身体は軽い。

「今日から本格的な調教だぞ?」
「……」
「お前を完璧な雌奴隷に仕立て上げる調教だ」
(これ以上、ナニを?)

もう十分。
骨折は嘘だったけど接触の罰は、十二分受けた筈。
だけどアイツは悪魔、アイツこそ人じゃなかった。

「今日から朝と寝る前、欠かさずザー○ンを飲むのが日課となる」
「……っ!」
「どうした、フェラぐらい朝飯前だろ?」

口でシテあげると巧いと絶賛される事が多く、私自身結構自信があった。
でも、こんな奴のを……なんて考えられない。

「チャックを口で開けてみろ」

やらなければ終わらないし、暴力も待っているに違いない。
…… ……フェラくらいなら……さっさと終らそう。

「……はぃ」

ズボン越しでも解る位、アイツのモノは勃起していた。
このままで歯を使うと、噛んでしまいかねない。
仕方ないので、チャックの枝部分を鼻で上げる。
ズボン越しから生暖かい感触がした。
そのまま鼻で枝部分を固定したまま一気に顎を上げて、下唇に枝部分を落とした。
そして、歯で咥え直して私はチャックを引き降ろそうとする。

「待て」
「……ぃ」
「私のぺ○スを扱う時は命令がない限り、必ず上目遣いでこちらを見ながらだ」

アイツのニヤケ顔を何の感情も抱かずに見上げて、
チャックを歯で降ろした。

ヌウルゥッン

「……っぅ!?」

開いた瞬間、飛び出たあいつのアソコ。
息を呑み、慌てて目を逸らした。

「口使いは随分と慣れているな、流石は雌奴隷と云った所か?。」
「あ……す、すいません」
「褒めてやっているんだ、そういう時は素直にありがとうございますと言え」
「あ、ありがとうございます……ご主人様」

危うくまた、ご主人様を付け忘れる所だった。
いきなりアイツの両手に顔を抑えられると、ぺ○スがズイッと迫ってきた。

「うくぅっ!」
「どうした?」

口とぺ○スの距離は、唇を突き出せば当たる位。
でも、それよりも…… ……。
(凄い臭い……何コノ生臭さ)
アイツもそれを意識しているのだろう。
こんな物を口でスルなんて……。

「挨拶を教えてやる」
「……ぇ」
「と、その前にだ……」
「……?」

顔から手が離れ、一瞬でも長らえた事に安堵する。
ぺ○スを丸出しにしたままで、袋の中を模索しだしたアイツ。

手にした物は、レポート用紙。
中身が問題だった。

「いやゃぁぁっ!?」

見たくない物だった、後手のまま腰を折って地に伏せる。

一番上は「雌奴隷由紀自己紹介」と書かれている。
内容は、昨日の昼に色々質問されて回答したのが、極太マジックで綴られている。
お尻のシワの数まで、きっちりと……。
一番後ろには、四つ這いのまま拘束された私の写真が2枚。
淫猥なレポート用紙を壁に貼り付けた。

「これでいい、続けようか」

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