家畜な日々
非現実:作

■ 〜追記調教〜12

「そうだ、運動も雌奴隷には必要だからな……。
止まれば鞭がまってるぞ?。」
「…… …… …… …… ……」
「同じ場所ばかりを歩くんじゃないっ!」

びっしぃぃぃぃっ!!!。

「ひゃぁあああぁぁっ!!」

今度はお尻に1撃。
お尻をクネらせて引っ張られた訳でもないのに、顔を天に向けて喘ぐ。

ただ無心に、目の焦点も合わないまま……私は四つ這いで辺りをさまよい続けていた。


いい加減、両手が疲れていた。
ガクガクしている。
止まりたかった。
いや……もう…… ……限界。
先程の空気を欲する意味でなく呼吸も荒くなる。
ブラウスはぐっしょり、許容オーバーな汗が滴り落ちる。
絶えず綺麗に整えてきた眉が歪む。

「そろそろか?」
「っ!?」

アイツにはお見通しだった。
私は…… ……もぅ。

「トイレに行くか?」
「〜〜〜〜〜」
「どうした?」
「べ……べつ、別……に」

精一杯の我慢と脂汗を全身に、私は何度目かの身震いをする。
(正直、限界だった)
苦痛に顔を歪め、お尻に力を込める。

「もう出るかよ、やっとだな?」
(〜〜〜〜っん、〜〜〜ん)
「雌奴隷のひり出す姿、見せてみろ?」
「んっく……ぅう、あむっぉ!」

ゴロゴロと、お腹が派手に鳴る。
恥ずかしい…… ……。
何よりもこんな奴に聞かれるなんて……。

「っくく」
「わ、わた……私、何でも無いっ!!」
「じゃあ散歩を続けろ、鞭が待ってるぞ?」
「……ぃ」

お尻に力を入れて、気分を紛らわせるように再び無心で右手から前へと進む。
声にならない返事をして、私は再度四つ這いで歩みを続ける。
アイツは悠然と後をついて行くばかりだ。


暫く…… ……。

(お、お……お、お腹痛いっ!。)
「どうした、歩みが遅くなってるぞ?」
「ぅうっ、くぅはっぁ…… …… ……」
「出すか?」
「…… ……」

そんな事をしたら……最後の砦が決壊しそうだ。
私は人で……なくなる。
これはある意味、人生最大の勝負。
私は…… …… ……。
で、でも……でも……。

「どうした?」
「〜〜〜、〜〜〜〜ん」

ぐぅる……ぐるるるる。
派手にお腹が鳴った。
心が決壊した。

「お、おトイレ……にいか、いか……行かせてぇ」
「はっはっはっっ、はっはっはぁあ、ハハハハ」

アイツの勝利の雄叫びを聞いた。
アイツの優越感を知った。
アイツの……。

私は…… …… ……。

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