家畜な日々
非現実:作

■ 〜追記調教〜14

「それにしても、随分と臭うようになったな?」
「……」
「鏡を見ろっ!」
「……ぅ」

リードを引っ張られて、呻きながらも鏡の中の私を見た。
酷い姿だった。

毎日トリートメントを欠かさなかった髪はボサボサに乱れ、1日3回のスキンケアで美肌を自慢していた顔は、汚れきっている。
シワやシミだらけの黄ばんだブラウスは、とてもシルクとは思えない。
フェラした時に零れ落ちたザーメンで、至る所が白くカピカピに目立つ、黒のタイトミニ。

「生ゴミみたいなこの臭い、解るか?」
「……」

首を横に振る。
事実、そんな臭いだったとは知らなかった。

「鼻が麻痺してるんだろうなぁ。」
「……」
「お前から、全て臭っているんだぞ、云わば雌奴隷由紀の体臭だ」
「……ぅぅ」
「雌奴隷にはお似合いの香水だな?」
「……ぅ!?」
「さぁ、じっとしてろ」
「?」

いきなり汚れたブラウスと、スカートを脱がされた。
四つ這いのまま全裸にされた私は、首輪と手枷足枷という格好。
ここへ拉致された時の姿だった。
ジャラッと鎖が鳴り、リードが引かれる。
着いて行った先は、ホースだった。

「雌奴隷は、3日に一回の行水が決まりだ」
(洗ってくれるの?)
「水だけだが、汗くらいは流れ落ちるだろう」

ポンプのボタンが押された。
途端、水が自動的にホースから流れ続ける。

「雌奴隷由紀、行水の挨拶を教えてやる」
「……は、い」
「ご主人様、どうか汚れきった雌奴隷の身体を清めて下さい、だ」
「は、い」
「覚えたな、言ってみろ?」

「ご主人様……汚れきった雌…奴隷の、身体を清めて下さい……」
「忘れるなよ?」

その言葉と同時に、水が四つ這いの身体にかけられた。
それは……久々のシャワーだった。
(気持ち良い〜〜)
心が少しだけ満たされた気がした。
水が流されたまま、スポンジで身体をゴシゴシと強めに磨き直される。
一通り全身が終わった後、愛撫するような手での胸洗い。
谷間から乳房、円を描くような丁寧な手つき。
愛されていると勘違いしかねない程……。

「股を開け」

言われるがままに足を広げると、アイツの手が伸びた。
アンダーヘアを手の平で何度も擦られる。

「…ん、くぅ」

思わず声が出てしまう。
続いて、2本の指がオマ○コに突き刺さり出たり入ったりする。

「んぁ、あぁぁっ!」

信じられない事に、鼻に掛かった声だった。

「気持ちいいか?」
「んぅぅ、あァむ」

オマ○コをほじくる様に洗うアイツは満足気だった。
ただ、私は身を清めるためにされるがままだった。

…… ……いや、もう既に私は、堕ちたのかもしれない。

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