家畜な日々
非現実:作

■ 〜雌奴隷仕上がり〜1

もう、既に……コワレテイタ。
あの日を境に、雌奴隷の完成に自ら身を投じた。
自ら好んで、調教を繰り返し受けた。
丁度46日目(らしい)……完全にコワレタ。

「雌奴隷由紀おめでとう……雌奴隷として完成した」
「あぁ〜、ありがとうございますぅご主人様ぁ」

土下座をしてお礼を言うと、ご主人様が頭を撫でてくれた。
スンッと、鼻に掛かった甘い吐息で甘える私。

「最後の仕上げだよ、雌奴隷由紀」
「ぁぃ」
「ココとココと、ココに仕上げのピアスをリングピアスをしてやろう」
「ぁぁっぁ!」

常に突起している両乳首と、大陰茎を指差した。
それすらも被虐の期待で一杯になる。

「見ろティファニーのリングだ、お前の好きだろう?」
「あっはぁぁ〜、ティファニー好きぃ」
「くくく、そうだろうよ、今からお前の身体に大好きなティファニーを埋めてやる」
「ぁ、いぃ〜〜」
   ・
   ・
   ・
「うぅぅぅんっ!」

もう何をされても感じてしまう、この身体と脳。
たっぷりと消毒液を含んだガーゼが、両乳首を捏ね繰り回された。

「覚悟はいいな、これを着けられた時点でお前は、人間ではなく奴隷でもなくなる」
「ぁいい、由紀は……由紀はぁ、堕ちますぅ」
「よぉし最後の仕上げだ、我慢しろっ!!」

ニードルにティファニーリングを装着した、ご主人様と視線がぶつかる。
私の覚悟を待ってくれているのだろう。

(なん、て……優しいの?)
私は嬉しくなり、躊躇無く「はい」と答えた。
…… ……ニードルが躊躇いも無く一気に左の乳首を貫いた。
耳たぶとは違う強烈な痛みと、溢れる血潮。
頭がクラクラして意識が飛びかけたと同時に、ニードルが乳首を貫通して引き抜かれた。
ニードルが引き抜かれた時点で、代わりにティファニーリングが乳を貫かれる。
そして、ご主人様の手でリングが繋がられた。

「あ…あああ……あぁ…」
「痛みに麻痺しているうちに、次やるぞ」
「ぅあ……あっぁ、あ……ああ…あ」
「動くなよっ!!」
「ぁいっ!!」

欲しいとばかりに、右胸を突き出してみせると…… ……。
すぐさま右の乳首も貫かれて、ティファニーを着けられた。
脳髄にくる痛みに堪えながらも、私はじっと耐える。
キラキラと光る銀色のリングが、両乳首にぶらさっがっている。
まだ穴が不自然な状態で、揺れる度にジンジンとするが、人間でも奴隷でもなくなった事を自覚する感覚だった。
そんな、両乳首の飾りが不思議と可愛く思えた。
痛みで麻痺しているが、それさえも快楽。
突起し続ける乳首は、リングをもたげてさぞ自慢げに揺らしていた。

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