家畜な日々
非現実:作

■ 〜雌奴隷仕上がり〜4

ぎぃ…… ……。
扉が開き、姿を見せたのは……。
見覚えある顔だった。

「繭っっっ!?」

大野 繭。
私が勤める会社に入社して、1年足らずで辞めた後輩だった。
私には無い、可愛らしい仕草と放っておけないタイプの、愛くるしい子だった。
その子を、私は鬱陶しく思っていた。
黒いブラとショーツを身に。
袖と前の合わせ目には、大胆なフリルが付いているブラウスを、ボタンを合わさずに肩で着ていた。
胸とお尻のボリュームのむっちりな肉体に、目を引かれる私であった。
表情は…… ……目が据わっており、口は小さく笑みを浮かべていた。
その全身全霊に…… ……恐怖した。

「ぇえっ……繭? ……ま…ゆ?」
「そうよぉ、由紀先輩ぃ?」

楽しそうに笑う大野繭、今まで見せた事の無い残忍な笑顔だった。

…… ……その瞬間、脳裏に過ぎった。

さまざまな事が。

「どうもぉ〜〜〜、由紀先輩♪、お久しぶりぃ」
「……あ」
「こんな状況でも、お元気にされてて……繭、安心しましたぁ〜〜〜」
「ちょ……繭っ!?」
「ウフフフ、繭……かぁ、懐かしいですぅ」
「ぁ、いや……その、繭…ちゃ…ん?」
「無駄ですぅ」
「……!?」


「だって…… ……これからは私の雌豚由紀なのでしょう?」
「…そ……そんぁ……わ、わぁし…」
「うふふふふっ、ふっふっふっふっふう、ふふふふっふふふ!」

残忍な零れ笑み。
面白い姦具を見つけた〜〜、という恐ろしい笑み。

「入社して……散々虐めてくれましたねぇ?」
「……ぁ」
「私ぃぃぃ〜〜〜、あの事は絶対忘れませんよぉ」
「あ、あの……あの事はっ!!」

突然、乳首に繋がったシルバーチェーンを引っ張られた。
伸びる乳首、必死に痛みに堪えるが如く身体を浮かせる。

「〜〜〜〜んぅ、ぉぁっか!!」
「んふぅ〜〜〜いい声っ、もっともっとこれからも良い声で鳴いてぇねぇ〜〜、雌豚由紀?」
「ンんぅ〜〜〜〜、んぁっはぁあかっぁ」
「喘いでばかりでは、駄目でしょ雌豚由紀ぃぃ?。
もっともっと、もっとあの……高飛車な……。
堕ち尽くしたセ・ン・パ・イ……を見せてぇっ!?。」
「ぅぅ……ぅぁっぁ、ああああぁぁぁ〜〜」

会社で私より脚光を浴びた「大野繭」に、散々虐めを尽くした私…… ……それを呪った。
私は、何て酷い事をしたのだろうか……。

思えば…… ……。
トイレで全裸に剥き何度も嫌がる繭を、何度も何度もイカせ続けたり……。
四つ這いで私の足指を舐めさせて、気に入らなければ何度も濡れタオルで背中やお尻、胸や局部を叩いたり。

相手は……私を……私に、報復をしようとしている。
私は家畜……新たなご主人様は……。

「さぁ雌豚由紀?、私が味わった地獄……見せてあげる♪」

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